【初心者必見‼】寝袋の正しいたたみ方とは?たたみ方のコツ&注意点まで紹介
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自然の中でのキャンプ泊では気持ちいい朝が迎えられそうですね。ただ、使用した寝袋がスムースに片づけられないとそれだけでせっかくの朝が台無しになってしまうかもしれません。
今回は、正しい寝袋のたたみ方について解説していきます。
寝袋の正しいたたみ方知ってる?
寝袋の正しいたたみ方をご存じでしょうか。
ポイントを2つに絞って解説します。
素材で分けてたたむ
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寝袋は使用されている素材によって正しいたたみ方で収納しないと、機能性が損なわれる可能性があります。大きく分けて寝袋の素材にはダウンと化学繊維の2種類あります。素材の特徴によってたたみ方が異なりますので、間違いのないように注意しましょう。
ダウン
ダウンは軽くて暖かいという特徴があります。多少高価ではありますが、持ち運びもしやすいことから多くのキャンパーから人気の寝袋素材です。
ダウンは、無造作に詰め込んでいくやり方が適しています。
逆にしっかりたたもうとすると、空気があちこちに逃げてしまい、結局うまく収納できません。
無造作にいれるとバランスよく空気を逃がしてくれます。
化学繊維
化学繊維はダウンに比べて価格が安く、手に入れやすい素材の寝袋です。また普通に洗えるため、手入れがしやすいという特徴があります。
化学繊維の場合はダウンと違い、きちんとたたんで収納する方法が適しています。なぜなら、化学繊維の寝袋を無造作に詰め込んでいくと繊維が切れてしまい、保温性を失う可能性があるからです。
そのためきちんとたたみ、巻いてから収納しましょう。
基本は足元から頭に向かって
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収納していく場合、足元から入れていくのが大切です。寝袋は頭のほうが大きいため、足元から入れていくと空気が溜まって抜けやすくなります。足元から詰めていくと、小さい足側に空気が溜まってきて膨れてしまいます。
ダウンの寝袋のたたみ方&コツ
それでは、ダウン素材の寝袋の具体的なたたみ方とコツについて解説していきます。
たたみ方のコツ3選
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・収納袋に隙間ができないよう、寝袋を奥に力強く押し込んでいく
・収納袋に入りにくくなってきたときは、袋を回しながら隙間を埋めるイメージで詰めていく
・持ち運び用ではなく保管専用の袋で収納、またはときどき袋から出して、羽毛がつぶれるのを防いであげる
3つのコツを参考に具体的な手順についてみていきましょう。
手順
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- 寝袋の足元から、収納袋に隙間ができないようぎゅうぎゅうに詰め込んでいく(きれいにたたんで入れることは考えなくて大丈夫)
- 収納袋がきつくなってきたら、袋を回しながら寝袋をしっかりと持って奥に押し込んでいく(袋を足で挟むと入れやすい)
- 寝袋は汗を多く吸っているので、陰干しなどで湿気をきちんと飛ばす(汚れがひどいようであれば、専用の洗剤できちんと洗い乾燥させる)
- 乾かした後は持ち運び用の収納袋で保管し続けると羽毛がつぶれてしまうので、保管専用の大きな袋に詰め替えるか、時々干して空気を含めるなどの工夫をする
ダウンの量が多くて、収納袋に入れづらい場合は、以下の作業を最初に行っておくと入れやすくなります。
- 寝袋を半分にたたむ
- さらにたたんで2つ折りにする
- 端から軽く丸めながら、手で押さえて全体の空気を抜いていく(折りたたんで収納するのではなく、あくまで全体の空気を抜くことが目的なので、折り方や丸め方は細かく気にしないで問題なし)
- ある程度空気が抜けたら、素早く広げ空気が入らないうちに詰め込んでいく
化学繊維の寝袋のたたみ方&ポイント
次に、化学繊維素材の寝袋の具体的なたたみ方とコツを解説していきます。
たたみ方のコツ3選
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・巻き始めの最初が芯となるため、力強く巻いていく
・巻いている途中、寝袋が緩まないように膝などを使い固定する
・収納袋に入れる際は、膝で挟んで行うと入れやすい
3つのコツを参考に具体的な手順についてみていきましょう。
手順
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- ファスナーは基本的には閉じて、寝袋を縦半分に折る
- さらに半分に折りたたみ、2つ折りにする
- 端から巻き始めていくが、巻き始めは芯になる部分なので、しっかりと力強く巻く(この段階で、最後収納袋にうまく収まるかどうか分かれるくらい大切)
- 巻いていく途中は、膝などを使い体重を掛けながら押し固めるように巻いていく(力が抜けてふんわりとならないように注意する)
- 巻き終わったら、袋に入れるが膝に挟んで収納すると入れやすい
- ある程度袋をかぶせたら、袋を回すように入れていくとすっぽりと収納完了
使用後の洗濯は、ダウンと異なり通常の洗剤が使えるため自宅の洗濯機できれいにできます。
- 使用後は洗濯機で丸洗いが可能
- 洗濯後は風通しの良いところで陰干しをする(乾燥機の使用はNGです)
- 乾燥は数日を要する可能性があるので、しっかりと乾かすこと
- 保管専用の大きな袋に詰め替えるか、時々干して空気を含めるなどの工夫をする
ダウン素材も化学繊維素材も、洗濯については一般的に30~50回の使用につき1度が目安と言われています。もちろん汗のかきやすい時期や汚れが目立ってきているときなどは、より短いスパンで洗濯することをおすすめします。
注意点
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ダウン素材の寝袋をしまうときに、思わずきれいにたたむ方が多いですがこれには注意しましょう。きれいに折りたたむことが良いイメージもありますが、ダウンの場合は寝袋内の空気のバランスが崩れてしまい、結果ダウン自体が偏ってしまう可能性があります。
あえて、ぐしゃぐしゃと袋に押し込んでしまうことで空気のバランスを保ち、偏りが出にくいように収納できます。
一方、化学繊維素材のときは、押し込んでしまうと寝袋の寿命を早める可能性があります。収納方法や洗濯など素材に適した方法がありますので、きちんと確認しましょう。
まとめ
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せっかく購入した寝袋も、正しいケアができるかどうかでアイテムの寿命が大きく変わってきます。たたみ方や収納方法もその1つです。素材の違いでたたみ方が異なることに驚かれるかもしれませんが、知っておくのと知らないのとでは大違いです。
また、たたみ方は、収納のしやすさにも繋がります。世話しない朝の時間を有効に使うためにも効率よく片付けは行いたいですよね。
ぜひ、本番のキャンプに行かれる前に1回は練習しておくことをおすすめします。