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虫除けにはハッカ油!簡単虫除け方法をご紹介!

アイキャッチ画像参照:北見ハッカ通商 オンラインショップ

キャンプしたり、川遊びしたり…。いよいよ本格的なアウトドアシーズンが始まる季節。
屋外で思い切り楽しみたいですよね。

でも、そんな外でのアクティビティで気になるのが、虫刺され。蚊が寄ってきて鬱陶しい!かゆくて全然楽しめない!

なんてことにならないよう、きちんと対策しておきたいですね。そこで今回は、虫除けにオススメな「ハッカ油」についてご紹介します!

ハッカ油は虫除け性能抜群!

虫除け、殺菌、除菌、消臭、リラックス効果など、さまざまな用途に使われているハッカ油。中でも、虫除けに効くとアウトドア愛好家の間では話題になっています。そんなハッカ油について、まず知っておくべきことをご紹介します!

ハッカ油とは

ハッカ油
参照:Amazon

ハッカと言われても、ピンと来ない人が多いかもしれませんが、英語では「ミント」。ハッカソウというミントの葉を乾燥させ、エッセンスを抽出して作られた植物油です。

ハッカ油の主成分は、メントール。この香りを嫌う虫が多いことから、虫除け・防虫アイテムとして愛用されているんです。

ハッカ油を虫除けとして使うメリット

安心して使用できる

ハッカ油は、天然素材から作られた自然派オイル。きちんと薄めれば肌に直接使っても問題なく、子どもにも安心して使用できます。

外での活動時間が長ければ長いほど、虫除けスプレーは何度も使いたいものですよね。化学製品を肌に何度も使用するのはちょっと…という方も、これなら安心です。

香りに清潔感がある

ハッカ油は、メントール系のスッキリとした香り。虫除けスプレーのきつい匂いが気になるという方は多いと思いますが、心配無用です。爽やかな香りで、蒸し暑い夏にはリフレッシュにもなります。

コスパがいい

虫除けスプレーや防虫剤に使うハッカ油の量は、ほんの数滴。低価格で購入できる上、アイテムも大量に作ることができるのでコスパ最高です。

キャンプの虫除けについてはこちらをチェック!
キャンプの虫除け対策と最強おすすめグッズをご紹介【徹底解説!】

簡単!ハッカ油の虫除けスプレーの作り方

スプレー

そんな魅力たくさんなハッカ油。メリットについて分かったところで、今日から使える虫除けスプレーを早速作ってみましょう。作り方はとっても簡単。いずれも安価ですぐ手に入る物ばかりなので誰でも手軽に作れちゃいますよ。

【用意するもの】
ハッカ油:5〜10滴
水:90ml(精製水でも水道水でもOK)
無水エタノール:10ml
スプレーボトル

スプレーボトルは100円ショップなどの安価なもので問題ありませんが、素材には少し注意が必要。ハッカ油とエタノールにはポリエチレンを変形させてしまう恐れがあります。ポリエチレン製以外か、アルコール対応のものを選びましょう。

不安な場合はガラス製のボトルを選べば安心です◎
香水用のアトマイザーなら、小さくて持ち運びにも便利ですよ。

ハッカ油は、ドラッグストアでもインターネットでも簡単に手に入ります。メーカーによりますが、20ml入った物で500円弱ほど。これ1本で大量に作れちゃうのでコスパは確かに最高ですね!

水は精製水、水道水のどちらでも構いませんが、匂いが気になる場合は精製水を選びましょう。水道水にはカルキの匂いもあるため、ハッカ油の香りが弱くなってしまい、効果が少し落ちてしまうことも。精製水なら無臭なのでその心配はありません。

【作り方】
1. 無水エタノール10mlをスプレー容器に入れ、ハッカ油を垂らす。
2. 匂いを確認しながら、刺激が強すぎない程度に抑えましょう。
3. 混ざり合ったところで水90mlを足し、よく混ぜる。
4. 完成!!

ご覧の通り、作り方はいたってシンプルです。

作る際に注意する点は、材料を入れる順番。ハッカ油と水はうまく混ざらないため、先にエタノールと混ぜておくのがポイントです。ここを間違えてしまうとハッカ油が他の素材ときちんと混ざず、油分と水で分離してしまうことも。

好みや用途に合わせて、ハッカ油の入れる量は調整できます。匂いや刺激がきつくなりすぎないよう、ハッカ油は少しずつ足すと良いですよ。ご自分の肌、お子さんの肌、網戸や玄関に吹きかける防虫として、など使うシーンに合わせて作るのもGOOD。

簡単!ハッカ油の置き型タイプ防虫剤の作り方!

ハッカ油は、スプレータイプだけでなく置き型の防虫剤も作ることができます。虫が入ってきそうな場所に置くだけで、簡単に虫除け対策が可能!

さらにハッカ油には脱臭効果もあるため、気になる匂いを消したり、ミントの香りで家の中を爽やかに保ったりと、相乗効果も期待できます。除湿効果もあることから、クローゼットに入れれば虫と湿気どちらも対策可!

置き型タイプも作り方はとっても簡単なので、ぜひ試してみてくださいね。

【用意するもの】
・小さめな容器
・ガーゼ
・重曹:大さじ2杯
・ハッカ油:3〜5滴

容器の大きさや、効果の強さによって量は調整しましょう。重曹100gに対して、ハッカ油10滴が目安になります。重曹なら家庭にすでにある方も多いですよね。家になくても、重曹は他の用途でも使えるので買って無駄にはなりません。

容器は、小瓶や小皿でOK!
置き型なので、オシャレなアイテムを選ぶのも良いですね。ガーゼは、容器の蓋として使います。不織布でも大丈夫です。こちらも、オシャレなものをチョイスすればインテリアも一緒に楽しめますね。

作り方
1. 容器の中に重曹を入れる
2. 上からハッカ油を垂らす
3. スプーンなどでよくかき混ぜる。
4. ガーゼや不織布などで蓋をする。
5. 完成!!

スプレーと同様、置き型タイプの防虫剤を作るのもとっても簡単です。

作り方は基本的に、容器に重曹とハッカ油を入れて蓋をする、とシンプル。虫が来そうなキッチンやトイレ、洗面所や玄関だけでなく、匂いが気になるクローゼットや靴箱、冷蔵庫の中に入れても大丈夫です。

ハッカ油は、匂いの強さに気をつけながら少しずつ入れるのがポイント。入れすぎると部屋の匂いへの影響も大きくなるので、加減しながら入れましょう。重曹が飛び散るのを防ぐため、最後に蓋をするのを忘れずに。蓋をしたら輪ゴムなどで口を止めましょう。

蚊やハエだけでなく、あのゴキブリもハッカ油の匂いを嫌うそう。今の時期、そんな害虫対策にたくさん作っておきたいですね。

ハッカ油で虫除けを作る際の注意点

スプレーや置き型タイプと、さまざまなシーンで活躍してくれるハッカ油ですが、虫除けアイテムを作る際に気を付けなければならない点がいくつかあります。ここでは、ハッカ油を使用する際の注意点をまとめました。作る前には必ずチェックしてくださいね。

赤ちゃんには注意が必要

ハッカ油は天然素材から作られていることから子どもも安心して使えるとご紹介しましたが、赤ちゃんには注意が必要です。ハッカ油の原液は、肌につけるのはもちろん、匂いだけでもかなりの刺激があります。原液は絶対に赤ちゃんに近づけないよう気をつけましょう。

また、濃度を薄めた虫除けスプレーであっても、肌や匂いに敏感な赤ちゃんに使うのは控えましょう。妊婦さんも同様、肌が敏感になっているので使用は控えてくださいね。

ペットにも注意が必要

ペットを飼っている方は、ハッカ油の使用に注意が必要です。特にネコがいるご家庭は、使用NG。ネコは、ハッカ油の成分を解毒する機能がないため、中毒作用を起こしてしまう可能性があるんです。

ハムスターなどの小動物も、ハッカ油の匂いが苦手。直接スプレーするのはもちろんNGですが、置き型タイプを誤って口に入れてしまう恐れもあるため、ペットが家にいる場合は十分注意してください。

匂いが強い

ハッカ油はメントール成分が強く、濃度を高めるほど香りがきつくなります。そのため、ミントの匂いが苦手な人には向きません。またワンプッシュでもほんのり香るので、全身にスプレーすると身体中がミントの香りで少しきつく感じることも。加減しながら使用するように気をつけましょう。

使用期限がある

砂時計

ハッカ油の虫除けスプレーや防虫剤は簡単に作れて便利ですが、使用期限があります。1度作ったものは、1週間〜10日ほどしか持ちません。時間が経つと匂いが変化し、効果も薄れてしまいます。

作る際は、1週間ほどで使用できるくらいの量に調整するのがベスト。2〜3泊のキャンプなど、屋外での活動が多ければ使用頻度も高まりそうですが、そうでなければ少なめに。

また1度吹きかけたハッカ油のスプレーは、1時間ほどで効果が薄れます。匂いが弱くなったと感じたら、再度スプレーしなければ効果は期待できないので注意してくださいね。

まとめ

いかがでしたか?
雨の日が増え、湿気とともに虫たちも増えてくる今の時期、コスパの良い虫除けグッズはどの家庭でも必須アイテムですよね。

使う際の注意点さえ守れば、ハッカ油は多くの人が安心して使える天然の虫除けアイテムです。虫刺されや害虫対策にもなるだけでなく、爽やかなミントの香りで蒸し暑さからも解放されるので、特に梅雨時や猛暑日には大活躍してくれること間違いなし!

1つ買っておけば外出用のスプレーと家の中での置き型防虫剤の両方で使えるためコスパ重視したい方は要チェックです。ぜひこの夏はハッカ油で爽やかな香りに包まれながら虫対策をしてみてくださいね。

 
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