×
手ぶらキャンプをおしゃれに簡単に体験するならCampify(キャンピファイ)

炭火でしか味わえないものを体感しよう。炭火で作るキャンプ飯のレシピ10選

キャンプの一番大きな楽しみは、なんといっても皆で集まり味わう食事の時間でしょう。BBQ台や焚火などを使い、キャンプならではのアイテムで美味しい食事が手軽に楽しめます。特に炭火で調理した料理は、炭による遠赤効果でさらに美味しさが増し格別です。ここでは炭火で作る美味しいキャンプ飯を10選紹介します。

炭火の良さとは?

では、炭火を使って料理を作るとなぜ美味しさが増すのでしょうか。炭火を使って食材を調理する大きな利点は、炭火が発する遠赤外線によるものとされています。

火元になる炭に含まれるミネラル等の成分が、炭火独自の輻射熱によって赤外線を発しながら加熱を行う事で食材に浸透し、さらに炭火の効能である外は高温・中はじっくり熱が通ることで外側はパリパリ・内部はふっくらジューシーに仕上がり、ガスや木材を使った調理では得られない美味しさを引き出すことができるのです。

炭火で作るキャンプ飯のレシピ10選

ここからは、炭火で作る絶品キャンプ飯のレシピを10選、紹介して行きましょう。

①キャンプ飯 炭火焼き(純白のビアンカ)


参照;Cookpad公式

作り方
1:お肉を常温に戻し、塩・コショウします
2:炭火が安定したら焼き網を乗せ余熱したら、お肉を乗せて焼きます
3:脂が落ちると炭火が燃えてお肉が焼けすぎたり、黒くなるので、BBQシートまたはクッキングシートを活用して焼きます
4:食べやすい大きさに切って、ローズマリーを添えて完成です

【材料】
豚ロース (今回は純白のビアンカを使用):350g
塩・コショウ:適量
BBQシートまたはクッキングシート:1枚

キャンプ用に最高の焼肉を今回は新潟ブランド豚肉・純白のビアンカを使用し、炭火で最高の美味しさに焼き上げたキャンプメニューです。ポイントはBBQの燃料に炭を使い、炭火ならではの効果でお肉の旨味を100%引き出す焼き方が重要です。焼け過ぎや黒くなるのを防止するため、BBQシートかクッキングシートを活用して焼き上げると上手に火が通ります。味付けはシンプルに塩・コショウのみがポイントです。

②豚肉のアウトドア巻き


参照:Cookpad公式

作り方
1:豚バラ肉を2枚広げ中に3~4cm程に切ったアスパラガスを巻いていきます
2:その際に乾燥したパセリ、ローズマリー、ハーブなどお好みの香草を内側にかけ、岩塩で味を整えます
3:最後に豚バラ肉がばらけない様タコ糸で簡単に巻き全体に火が通ったら完成です

【材料】
豚バラ肉:8枚
乾燥パセリ:一つまみ
乾燥ハーブ:一つまみ
乾燥ローズマリー:一つまみ
岩塩:適量
アスパラガス:3本

脂身の多い豚肉を炭火の力で丁度良く脂落としができ、肉の旨味をしっかりと閉じ込めたシンプルなキャンプ飯です。コツはお好みの香草をバランスよく使い、お肉全体に香草の香りをしっかり付けて、炭火は遠火で遠赤効果を十分生かして中まで十分に火を通します。香草と肉汁の旨味だけで焼き上げ、仕上げに岩塩のみで味を整えます。最後に豚バラがバラけないようにタコ糸で巻きます。

③キャンプでぷりぷりホタテの炭火香草焼


参照:Cookpad公式

作り方
1:オリーブオイル、塩、胡椒、微塵切りにしたニンニク、パセリ、オレガノを入れるて混ぜる
2:ホタテを焼く。ホタテは平べったいほうを下にして焼く。開いた時に殻に身が残る
3:ホタテの殻が開いたら、上側の殻を外して1をスプーンで適量かける。
ホタテに火が通ったら完成です

【材料】
殻付きホタテ(生食用):5枚
オリーブオイル:100ml
塩・コショウ:適量
ニンニク:1欠片
パセリ・オレガノ:適量

キャンプ飯では肉と共に欠かせない食材が海鮮物で、今回は新鮮な生食用ホタテを贅沢に使用し、洋風にアレンジしました。コツはオリーブオイルと香草を利かせたソース作りで、ニンニクでパンチを利かせます。ホタテは殻ごと炭火で焼き、平べったい方を下にして殻が開いたら上の殻を外してソースを回しかけ、ホタテの身に十分火が通ったら食べごろです。

④炭火で作るチリコンカン


参照:Cookpad公式

作り方
1:鍋にオリーブ油を引いて、ニンニクを(弱火で)炒める
2:ニンニクから香りが立ってきたら、牛挽肉を加え(弱火で)炒める
3:肉に火が通ったら、カットトマト・好みの豆・オニオンペースト・コンソメ(顆粒)・チリペッパーを加え(弱火で)煮込む
4:火が通ったら、塩で味を調整し、とろけるチーズを乗せて蓋をし、仕上げ、完成です

【材料】
オリーブ油:大さじ1
刻みニンニク:大さじ1
牛挽肉:100g
カットトマト:1パック(200g)
レッドキドニー・ガルバンゾ(豆):適量
オニオンペースト:1パック
チリペッパー:小さじ2
塩:適量
とろけるチーズ:お好みで

カウボーイ料理が由来の古典的なキャンプ飯で、通常ダッチオーブンで調理しますが、中華鍋でも十分調理できます。ポイントは炭火の量を調節して遠火の弱火で調理する事が重要です。日が強いと挽肉やトマトペーストが焦げ付いたりしますので、火加減に注意しながら調理するのが上手に仕上げるコツです。好みでとろけるチーズをかけるとコクが増します。

⑤ローズマリーBBQチキン


参照:Cookpad公式

作り方
1:十分な火力を得るために炭火をしっかりとおこします。チムニスターター等があると便利です
2:網にサラダ油を油ハケで塗り込み。両面にしっかりと、塩と粗挽きブラックペッパーで味付け。皮から強火(炭を重ねる)で焼きます
3:皮側が焼けたら中火に移動し、野菜を投入!ピーマンは切らずにそのままで・油ハケで丁寧に油をぬって完成です

【材料】
鳥もも肉:2枚
ピーマン・赤ピーマン:各2個
タマネギ:1個
塩・ブラックペッパー:適量
ローズマリー・ワケギ:適量
サラダ油・塗りこみ用油ハケ:各1

お肉の中で美味しくしかもヘルシーと人気の高い鶏肉を使用、特に柔らかく旨味の強いもも肉をカリッとジューシーに焼き上げたキャンプ飯です。ポイントは炭火を強めにして鶏肉の皮目をパリっと焼き上げる事と、ローズマリーを効果的に使って香りの演出を忘れずに。川が焼けたら中火に移して野菜を投入するとバランスよく火が通ります。仕上げにつやを出すためサラダ油を塗り込むと良いです。

⑥キャンプダッチでポトフ


参照:Cookpad公式

作り方
1:炭火を起こして、ダッチオーブンをプレヒート(よく温める)します
2:オリーブオイルをひいて、塩をふってラップし一晩おいた豚肉を入れ、全面に焼き色を付ける
3:ニンジンとジャガイモを入れ、水を半分加える
4:炭を蓋の上にも乗せて、煮込む
5:キャベツ、タマネギ、残りの水とブイヨンを加えて、さらに煮込む
6:1時間程度煮込み、途中水分がなくなってきたら、水を追加する
7:最後に豚肉を手頃な大きさにほぐして、完成です

【材料】
豚塊肉:400g
人参:2本
じゃがいも:3個
タマネギ:1個
キャベツ:8/1個
無添加コンソメ:1本
塩:適量
水:600ml(煮込み時間で増減)
オリーブオイル:適量

人気の煮込み料理ポトフをダッチオーブンで炭火にかけてコトコト煮込んだ、ヴォリューム感満点のキャンプ飯です。コツは炭火にあらかじめダッチオーブンを掛けて余熱をしっかり付ける事、具材を入れて煮込む際、ダッチオーブンの蓋に炭を乗せて、熱をしっかり加えるのが大事です。煮込み時間に応じて水の量を調節してスープを枯らさないように注意しましょう。

⑦焼き芋 たき火・炭火バージョン


参照:Cookpad公式

作り方
1:新聞紙で、芋をしっかり包む
2:包んだまま、水につけ、ちょっと絞る
3:さらにアルミホイルで2重につつむ
4:焼き網にのせ、15分たったらひっくり返す
5:所要時間・30~40分くらい、大きさにもよるので、30分経ったら、竹串などを刺して様子を見る
6:頃合いを見て取り出し完成です

【材料】
さつまいも:適量(他に芋なら何でも好みでOKです)
新聞紙・アルミホイル:芋のサイズに合わせた大きさで
バケツ:(水を入れて芋を冷やす時必要)

あると嬉しい、特にキャンプ女子には大人気の焼き芋を炭火でさらに美味しく仕上げます。コツは芋の表面が焦げないように、新聞紙で包んだ芋をアルミホイルで見えなくなるまでしっかり包む事、炭火の場合は焼き網を使って遠赤効果を十分に引き出し、芋の甘みを最大限に引き出しましょう。さつまいも以外にも、じゃがいも・京いも・長芋・里芋などバリエーションは豊富です。

⑧アウトドア料理:松茸の炭火焼き


参照:Cookpad公式

作り方
1:調理前に松茸の汚れを十分取っておく
2:炭火の上で網を使い乗せて炙る
3:傘の裏に汁が出てきたら焼き上がりなので、醤油とカボスの絞り汁をかけて完成です

【材料】
松茸:用意できるだけ贅沢に
醤油・カボス:適量

ただでさえ贅沢な食材の松茸をキャンプ飯で豪快に頂きます。炭火の力を借りると、本格料理店並みの美味しさに仕上がります。まず、食材の松茸自体が高級なので、予算の許す限り沢山仕入れましょう。外国産でも十分すぎるくらい美味しく炭火なら焼き上がります。焼く時は網を使って遠火でじっくり焼いていきます。仕上げに醤油とカボスで味を整えるとさらに美味です。

⑨豚肉のメダリオン


参照:Cookpad公式

作り方
1:玉ねぎの皮を剥き、アルミホイルに二重に包んで炭火や焚き火に直において、ゆっくり火を通しておく
2:豚ヒレ肉は3cmにきり、12個分を切り出し軽く塩をふる
3:ローズマリーとにんにくを、細かく刻みベーコンを広げて上にちらす
4:ローズマリーとにんにくを振った面が内側になるように②の肉を乗せて巻く
5:ベーコンの巻き終わりが隠れるようにし、3個一組で串を通す
6:5にオリーブオイルをまんべんなく回しかけ、よく熱した焼き網にのせる。こまめに返しながら両面がこんがり色づくまで焼く
7:軽く塩をふってレモンを添え、1の玉ねぎを4等分に切って添え、赤ワインビネガーをふる。肉にレモンをかけたり玉ねぎをあわせて完成です

【材料】
豚ヒレ肉:1塊
ベーコンスライス:12枚
ローズマリー:1枝分
ニンニク:1欠片
たまねぎ・レモン:適量
塩・EXバージンオリーブオイル・赤ワインビネガー:適量

イタリア風串焼きBBQのメダリオンを炭火で美味しく仕上げたキャンプ飯です。本場イタリアでは子牛のヒレ肉を使いますが、今回は手軽な豚ヒレ肉を使用します。コツは具材を指す串は金串で用意し、1セットに2本刺して肉が炭火の上で勝手に回らないようにすると、ムラなくきれいに焼き上がります。火加減に注意しまんべんなく火が通るように気を配るのが大切です。

➉最高に映える、バーベキューで肉塊ステーキ


参照:Cookpad公式

作り方
1:肉叩きで肉の裏表をしっかり叩く・6cm程度の厚みがベター
2:塩と黒胡椒、好みのハーブスパイスなどを振る・表面しか味が付かないので塩はかなり多めに
3:バーベキューコンロの端に炭を集めて強火ゾーンを作り、肉の表面を焼く
4:表面が焼けたら弱火に移し、低温でじっくりと焼く
5:アルミ蓋をして高温側から熱風が来る様にしてゆっくり焼く。肉の上のアルミを触って熱いと感じるくらいの温度が目安
6:時々ひっくり返してまた蓋をする
7:焼け具合を見てローズマリーを乗せてオリーブオイルをローズマリーに掛ける
8:ローズマリーの煙が立ったら蓋をして2分ほど燻して火から下ろす
9:コンロから下ろして5分程度置き、肉汁を落ち着かせる
10:筋に沿ってブロックに切り、切り分けたブロックを肉の繊維を断ち切る方向で切り分けて完成です

【材料】
牛肩ロース:1.5kg
ハーブソルト:適量
岩塩:適量
オリーブオイル:適量
黒コショウ:適量

キャンプで最高に映えるメインディッシュとしておすすめが、豪快に肉の塊を炭火で焼いたステーキで、今回は塊のまま炭火でじっくり火を通し、焼き上がり後に切り分けます。ポイントは最初肉の表面を焼く時は強火で、焼き目が十分付いたら後は火元から離し低温でじっくり火を通します。焼き上がりの目安は、厚さ6cm程度だと約1時間程度がポイントです。

炭火を使って料理するときにあると便利なアイテム

炭火を使って調理を行う際、通常の調理アイテムとは別にあると便利なアイテムが探すと結構あります。まず焼き台としてBBQ用で良いのでコンロは必要でしょう。焚火と異なり、火種を作るのに結構コツがいるので、着火剤を用意しておくと準備が楽です。また、手掴みは手が汚れるので、炭・火バサミを準備しておくとスムーズに作業できます。また、炭火は着火した炭を動かして火力の調節を行うので、耐熱用グローブがあると炭の移動がラクにできます。

さらにアルミプレートやアルミホイルはかなり重要で、食材の上に蓋をして蒸しあげたり、具材の焦げ付きを防止できるので、用意しておきましょう。また、キャンプ調理には必須アイテムのダッチオーブン、直火OKの深鍋などは炭火を使う際、とても便利ですので活用すると良いです。

あと直火で調理する場合もありますが、炭火の魅力は遠赤効果なので、火元と食材の距離を調節して火加減のできる焼き網は必需品です。炭火の上に設置し、肉やバームクーヘンをくるくる回しながら焼けるローストスタンドといった便利なものもありますので、キャンプスタイルに応じて用意しておきましょう。

まとめ

通常の焚火を使って調理するのも楽しいですが、よりキャンプ飯を美味しく豪華に楽しみたい場合は、火元に炭火を採用するとより料理のグレードが上がってキャンプの食事が楽しくなります。炭自体が持つ燃焼することで発生する遠赤外線効果や、輻射熱によって食材がじんわり中まで火が通り、食材の旨味成分を存分に引き出します。是非、キャンプの際は食材の調理用に炭を用意して、炭火ならではの美味しいキャンプ飯にチャレンジしましょう。

 
Campify magazineと同じ運営元のFLY株式会社が運営する、設営・撤収不要の手ぶらキャンプCampify(キャンピファイ)