SOTOランタン全4種をカンタン解説!Hinotoからプラチナランタンまで!
アイキャッチ画像参照:SOTO
「キャンプデビューに伴い、ランタンの使い方を知っておきたい」
「SOTOランタンのそれぞれにはどんな違いがあるの?」
という疑問を抱えている貴方の悩みを解決できる内容となっています。
SOTOのランタンは光を照らすだけでなく、アウトドアシーンで「あったらいいな!」というプラスαの機能を持ったものがあるのです。
そこで、今回の記事前半では「SOTOランタン全4種」「マントル対応タイプのガスランタンの使い方」を解説し、記事後半ではキャンプ泊で欠かせない「おすすめ消耗&追加アイテム5選」を紹介します。
この記事を読み終えることで、SOTOランタン購入時の参考になるはずですよ。
SOTO(新富士バーナー)とは
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SOTOは、新富士バーナー株式会社が生産しているアウトドア製品のブランド名で1992年に誕生しました。
製造工程の全てを日本国内で行うメイドインジャパン。高品質で確かな技術力で数々の賞を受賞し日本国内だけでなく世界からも注目を浴びています。
カセットガスを燃料にした燃焼器具を中心に、工業用・アウトドア用ともにユーザーから人気を獲得しています。
SOTOランタン全4種
SOTOランタンは次の4種類があります。それぞれ比較しながら詳しく見ていきましょう。
- Hinoto(ひのと) SOD-260
- 虫の寄りにくいランタン ST-233
- レギュレーターランタン ST-260
- プラチナランタン SOD-250
①キャンドル風ガスランタン「Hinoto(ひのと) SOD-260」
サイズ:幅3.8cm×奥行3.8cm×高さ15.6cm
重量:237g
素材:アルミ、ガラス、真鍮、ステンレス、EVA樹脂
自動点火装置:なし
スタイリッシュなデザインとコンパクトサイズが魅力のランタンです。
本体は、充てん式タンクもしくはOD缶に直接取り付けての使用が可能。充てんは、CB・OD缶・ライターガスから可能で燃料を選ばないのが特徴。
キャンドルのような揺らぎの炎は、ディナーの雰囲気を引き立てるだけでなく間接照明としてもおすすめ。
また、ON・OFFの切り替えや炎サイズ調節は器具栓つまみをクルクル回すだけなのでランタン初心者も操作しやすいですよ。
後述するHinoto(ひのと)収納ケースを使うとスマートに持ち運びができ、いつでもサッと使うことができます。
スタイリッシュデザインのランタンが欲しい人におすすめです。
②虫対策ランタン「虫の寄りにくいランタン ST-233」
サイズ:直径13.6cm×高さ37.5cm(使用時)・直径13.6cm×高さ22.5cm(収納時)
重量:1.3kg
素材:樹脂(本体ケース)、耐熱ガラス(ハーフスクリーンカラーホヤ)、スチール(耐熱塗装)(ヘッドカバー)、ステンレスPAT.P(燃焼塔・フレーム)
自動点火装置:あり(圧電点火方式)
ネーミングの通り、虫が寄りにくい工夫が施されたランタン。
虫が苦手とする波長の長いオレンジ発光の「ハーフストライプホヤ」、防虫効果があり市販の蚊取マットを装着できる「蚊トリリフレクター」を搭載し、BBQ後の家族団欒の会話や星空鑑賞において虫を気にすることなく楽しめます。
また、テントの中を照らすのに十分な明るさを持っており、テント内で読書したいときも最適。
似たようなランタンに「ユニフレームフォールディングガスランタンUL-X」がありますが、虫の寄りにくさを考慮する場合は、こちらのランタンが良いでしょう。
虫を気にせずにアウトドアを楽しみたいと考えている場合は要チェックですよ。
③安定&微調整可の光量を誇る「レギュレーターランタン ST-260」
サイズ:幅10cm×奥行13cm×高さ15cm、幅6.5cm×奥行10.5cm×高さ15cm(収納時)
重量:247g
素材:ステンレス(メッシュホヤ・燃焼塔・器具栓つまみ)、樹脂(ボンベホルダー・点火スイッチ)
自動点火装置:あり
冬のアウトドアや登山において活躍するランタンです。
早朝や山の山頂付近といった気温が低い場所でも長時間明るさを維持する「マイクロレギュレーター」を搭載。
安全面もしっかり配慮しているのも着目ポイント。本体が転倒してもすぐに大きな赤い火炎(生ガス)が燃え上がりにくい構造。お子さんと一緒にアウトドアする際も安心です。
また、メッシュタイプのホヤで、移動中の振動などで壊れる心配がないのも嬉しいですね。
登山や冬のアウトドアで安定した明かりが欲しい人、お子さんと一緒にアウトドアをよくする人におすすめです。
④コンパクトかつ衝撃に強い「プラチナランタン SOD-250」
サイズ:幅7.7cm×奥行6.5cm×高さ11cm
重量:210g
素材:プラチナ(発光体)、ステンレス(ヘッドガード・リフレクター・器具栓つまみ)、樹脂(点火ボタン・空気調整レバー)
自動点火装置:あり(圧電点火方式)
マントル(光源部分)&ホヤ(マントルを衝撃や風などから守る)要らずのランタンです。
マントルの代用となるプラチナ発光は、衝撃に弱いマントルの弱点を補填しマントルの空焼きの手間を省けます。
また、ホヤの代わりとなるリフレクターは丈夫で集光効果に優れ、収納時は燃焼部をガードしてくれます。
衝撃に強く、折り畳むと手のひらに乗るコンパクトサイズで持ち運びしやすい、長時間使用とアウトドアにピッタリなランタンです。
ガスランタンの使い方(マントル対応タイプ)
ここでは、マントル対応タイプのガスランタンの使い方について解説していきます。
点火準備
一番はじめに点火準備をします。
マントルやライター(ポケトーチ)のスペアがあるか、ガスボンベの残量がどのくらいか、ランタンとガスボンベの接続箇所が歪んでいないか点火する前に確認しておきましょう。
マントル設置&空焼き
参照:Amazon
点火準備が完了したら、マントルを設置して空焼きしていきます。
マントルの設置方法は、マントルを手で円盤状に整えるようにして燃焼塔に差し込みます。マントルはデリケートで、穴が開くと使用不可になるので設置したとき穴が開かないように気をつけましょう。
マントルから光が灯されるようになるために必要な空焼き。空焼きする際は1箇所だけでなく数箇所に着火させ、完全に灰になるまで燃やすのがポイント。
なぜなら、燃え方が中途半端だと破損の原因になり、空焼きせずにそのまま点火するとマントルが歪む原因になるためです。
もし、設置時や空焼き後の衝撃でマントルが破れたり穴が空いた場合、メーカー純正タイプをAmazonで1,000円以下で購入できるので、予備を用意しておくと安心ですよ。
一口にマントルといっても対応機種があるので、使用するランタンの型番に適したマントルを選びましょう。
ガスボンベ取り付け
参照:Amazon
ガスランタンにガスボンベなどのカートリッジを接続する際は、確実に止まるまでねじ込んでセットします。
なおセットするにあたり、メーカーによって接続部分の形状が異なるため、取扱説明書などをチェックし不明点がないか確認しておくのも大切です。
注意点として、原則ガスランタンと同じメーカーのモノを使用しましょう。
というのも、それぞれ違うメーカーのものを使うと接続できなかったり、故障に繋がり保証の対象外になってしまうためです。
点火(使用後の消火)
ランタンの器具栓つまみや燃料調整バブルを開きながら点火させていきます。
その際いきなり全開にするのではなく、はじめは「シューッ」と音がするまで徐々に開き、確認できたらバブルをさらにもう少しだけ開いて点火させるのがポイントです。
ランタンに自動点火装置が付いていれば点火ボタン1つで点火できます。自動点火装置が付いていない場合はポケトーチやライターで点火させる必要があります。
もし、はじめてランタンを使う人や楽に点火させたい場合は、自動点火装置が付いているタイプが良いでしょう。
消化は燃料バルブを閉じるだけでOK!燃料の供給がストップすることで、燃やすものがなくなり自然と消える仕組みが関係しています。
ただし、消化直後は本体が大変熱いため触らないように注意が必要です。
消化後は、本体の熱が冷めるまで待つようにしましょう。また、お子さんとアウトドアする場合は、手が届かない場所に置いておくなどの配慮もしましょう。
「ガスランタンと一緒に買いたい!」おすすめ消耗&追加アイテム5選
途中で切れた時を考え消耗品を用意しておいたり、アイテムを追加しておくとアウトドアでの楽しみや安心感がグッと高まります。そこで、ガスランタンと合わせて使いたい消耗品・追加アイテムを5つご紹介します。
SOTO(ソト)マントル 3枚入り
サイズ:15.9cm x 9.91cm x 1.5cm
重量:10g
素材:ナイロン、発光体
適応機種:ST-210 / ST-211 / ST-L210 / ST-213 / ST-220 / ST-L212 / ST-230 / ST-231 / ST-A210 / ST-233
ガスランタンを使用する際に必須アイテムであるマントル。
多くの機種に対応した純正マントルが3枚入っているので、キャンプ泊でSOTOランタンを使う場合1つ持っておくと安心です。
3枚入り1,000円以下で購入できるコスパの良さも魅力。
SOTOランタンに最適なマントルが欲しい人、幅広い機種に適合したマントルを探している人はぜひ押さえておきたいアイテムの1つです。
SOTO(ソト)パワーガス 3本パック
本体サイズ:幅20.5cm×奥行6.5cm×高さ21cm / 一本あたり:直径6.9cm×高さ19.5cm
重量:1.3kg
ガス容量:240g
お得な3本セットのSOTO純正のガスボンベです。
プロパン混入のパワーガスで、寒冷地での使用でも最後まで強い強火力を期待できます。
Amazonの口コミを覗いてみると「火力があり短時間でお湯が沸く」「氷点下の中でもしっかりと活躍してくれた」と高評価!
SOTO以外のガス使用による故障は無償補償の適用外になるので、原則SOTO指定のガスボンベを使うのがセオリー。
寒冷地でも高火力の出るガスボンベが欲しい人や、SOTOランタンを長く愛用していきたいと考えている場合もマントル同様に押さえておきたいアイテムの1つです。
SOTO(ソト)メッシュホヤ
サイズ:直径10.9cm×高さ10.5cm
重量:0.25kg
素材:ステンレス
適応機種:ST-210 / ST-211 / ST-L210 / ST-220 / ST-L212 / ST-230 / ST-231 / ST-A210 / ST-213 / ST-233
落としても割れない、交換用ステンレスメッシュのホヤです。
本来、ホヤはガラス製のため衝撃で壊れるリスクがありましたが、メッシュタイプであればそのリスクも皆無。
過去に車移動中や運んでるときに衝撃が加わったり、持ち運びの際に落として割ってしまった経験がある人は要チェックです。
SOTO(ソト)ランタン用収納ケース ST-2106
サイズ:幅18cm×奥行17cm×高さ29cm
重量:132g
適応機種:虫の寄りにくいランタン(ST-233)/ フォールディングランタン(ST-213)
虫の寄りにくいランタン(ST-233)とフォールディングランタン(ST-213)の収納に最適なケースです。
ファスナー上部を開き、そのまま下げることでランタンが取り出しやすい仕様。持ち運びに便利な取っ手や予備のマントルの収納ポケット付きで、使い勝手が良いのも魅力です。
重さも132gとバックパックに入れておいても負担にならないのも嬉しいですね。
虫の寄りにくいランタン、フォールディングランタン用の収納ケースを探している人におすすめです。
Hinoto(ひのと)収納ケース SOD-2601
サイズ:幅22cm×奥行6cm×高さ5.5cm
重量:約80g
素材:EVA樹脂
Hinoto(ひのと)専用の収納ケースです。
素材に軽量・耐久性・耐紫外線に優れた「EVA樹脂」を使用し、移動時の衝撃から守ってくれます。
スタビライザー・フィリアダブターなどのパーツもHinoto(ひのと)本体と一緒に収納できる仕様で、紛失するリスクやキャンプ時に持ってくるのを忘れたということを防げます。
2,000円台で購入できるコスパの良さで、万一壊れても気兼ねなく買い換えできるのも嬉しいポイント。
Hinoto(ひのと)の収納にピッタリなケースを探している人、収納ケースをお手頃価格で購入したい人におすすめのアイテムです。
ランタンの修理について
SOTOランタンの修理は、商品購入時に付属の保証書があれば無償で修理が受けられます。
無償で修理が受けられる条件は以下です。
- 購入した日から1年以内
- 不当な使い方や修理・改造、購入後の落下や輸送などで起きた故意による故障でないこと
- SOTO指定以外の燃料を使って起きた故障でないこと
ただし、保証期間内でも、有償修理になる場合があるので注意が必要です。
もし、修理対象かどうか不明な場合は、カスタマーサポートのお問い合わせフォームから質問できるので聞いてみるもの一つの手ですよ。
まとめ
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いかがでしたでしょうか?
今回はSOTOランタン4種類の解説を中心に、キャンプ時に重宝するアイテムについてご紹介しました。
今の時期は気温的にも過ごしやすく、秋の季節で紅葉のピークも相まりキャンプするのにピッタリです。
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