高級アウトドアナイフおすすめ12選!キャンプで活躍すること間違いなし!
アウトドアナイフは、料理や焚火、ブッシュクラフトなど、使い道の幅広いギアのひとつです。
せっかく選ぶなら、長く愛用できるようなナイフを購入してみてはいかがですか?
今回は、おすすめの高級アウトドアナイフ12選をご紹介します。
ナイフによって、刃の形状や用途が異なり、実際のキャンプを想像するとワクワクしてきそうです!
ぜひ、これからのナイフ選びの参考にしてみてください。
高級アウトドアナイフの魅力
安全性が高い
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高級アウトドアナイフは、より良い素材を使用した、機能性が高く安全なグリップが特徴です。
手に合うようにデザインされたハンドルは、握りやすく滑りにくい設計になっています。また、重心の位置も考えてデザインされているので、作業している際もバランスを崩しにくく怪我につながりづらくなっています。
こうした安全性が高いところは、キャンパーにとって嬉しいポイントのひとつです。
長い間使用できる
長く愛用できるのも、高級アウトドアナイフならでは。
定期的にメンテナンスをすれば、愛用のナイフを長く使い続けられます。
刃を研いで切れ味を保ったり、使い割った後は湿気に注意したりと、その都度気にかけることで、刃のサビを防げます。
また、サビにくく耐久性の高い素材を使用したナイフもあり、メンテナンスに時間をかけたくない方におすすめです。
木や鹿の角などをグリップに使用しているナイフもあり、自然の素材を使用しているグリップは使えば使うほど自分の手になじんできます。
人と被りにくく、自分に合ったナイフに育てられるところも魅力的です。
アウトドアナイフのメンテナンスに必需となるシャープナーに関してはこちらの記事をご覧ください。
ナイフのシャープナーおすすめ10選!砥石との違いを徹底解説
高級アウトドアナイフの選び方
ナイフの種類で選ぶ
アウトドアに適しているナイフは大きく分けて3種類あり、用途に合わせて使い分けるのがおすすめです。
- シースナイフ
- フォールディングナイフ
- ツールナイフ
シースナイフは、専用ケースなどの鞘に収納するナイフです。
大きな刃とハンドルが一体化しているため、丈夫な作りが特徴です。
薪を割るバトニングやフェザースティックの作成、ブッシュクラフトなど、ハードな作業に適しています。
また、鞘が水分を吸わないので、刃がサビにくい点も魅力的です。
フォールディングナイフは、刃をハンドルに折りたたんで収納できるナイフです。
コンパクトな状態で持ち運べるので使い勝手の良いところが特徴です。
構造上の耐久性はシースナイフに劣りますが、刃をロックして使用できるので、お子様の初めてのナイフにもぴったりです。
食材を切りやすいので、料理などの細かい作業に適しています。
ツールナイフは、アーミーナイフや万能ナイフとも呼ばれ、ナイフ以外の機能も兼ね備えているのが特徴です。
はさみやヤスリ、缶切りや栓抜きなど、1本で何役もこなす優れものです。
フォールディングナイフよりもコンパクトにしたい方や、荷物を増やしたくない方に適しています。
刃の形状で選ぶ
参照:鍛冶屋トヨクニ
刃の形状は主に3種類あります。
- クリップポイント
- ドロップポイント
- ユーティリティ
ポイントとは刃の先端部分のことです。
クリップポイントは、刃の先端に近づくにつれて鋭くなっているのが特徴です。
アウトドアやハンティングに用いられることが多く、切ったり突いたりすることに長けています。
ドロップポイントは、刃の先端がやや下がっているのが特徴です。
切ることや皮を剥ぐことに向いた形状で、小型のものは果物の皮むきなどにも適しています。
刃先は厚みがあり、ハードな作業にも適しています。
ユーティリティは、多用途で使用できる形状のナイフです。
癖のない形状なので、ブッシュクラフトから料理まで多岐にわたって使用できます。
素材で選ぶ
参照:FEDECA公式サイト
アウトドアナイフの刃の素材は2種類あります。
- ステンレス
- カーボン
ステンレスの特徴は、耐久性が高く手入れが簡単なところです。
水気による劣化に強く、サビにくいところは嬉しいポイントです。
軽量で耐摩耗性に優れており、刃を研ぐ頻度が少なく、カーボンと比較すると切れ味は劣りますが、メンテナンスが簡単なのでどんな方にもおすすめです。
カーボンの特徴は、切れ味の良さです。
優れた切れ味を求めるなら、カーボンを使用したナイフがおすすめです。
切れ味が良い分、摩耗が早いため、定期的なメンテナンスが必要になります。
水気に弱く、サビやすいところが弱点です。
ロック方式をチェック
フォールディングナイフを安全に使用するために備えられた機能が、ロック機構です。
- ロックバック
- ライナーロック
ロックバック方式は、刃を開いたときに自動的にロックがかかります。
ハンドルの背の部分にロックの解除ボタンが付いており、このボタンを押しながら刃開閉します。
しっかりとロックがかかるので、安全性の高い構造です。
ライナーロックは、ハンドル内にあるバネの力で刃を下支えします。
刃を開くと、ハンドル内にある板(ライナー)が中央へ寄ることで、刃の根元を支えます。
片手で刃を開閉できる使い勝手の良さがポイントです。
高級アウトドアナイフおすすめ12選
BARK RIVER KNIVESブラボー1 A2
サイズ:230mm(全長)
刃長:107mm
刃厚:5,5mm
重量:246g
素材:A2鋼(刃)、本革(シース)
ロック:なし
ブッシュクラフトや釣りなど、様々な場面で活躍する使い勝手の良いアウトドアナイフです。
アメリカ海軍偵察部隊の要請を受けて開発された「ブラボー1」を小型化しました。
本革のシース(鞘)が付いているところも本格的です。
刃にはA2鋼を採用しており、切れ味や研ぎやすさのバランスが良く、刃こぼれが少ない耐久性の高い素材なので、長く愛用できます。
高級木材や動物の角など、多くの種類からハンドルの素材を選べるので、お気に入りの1本が見つかります。
鍛冶屋トヨクニ 土佐アウトドア剣鉈120 4寸 磨
サイズ:約265mm(全長)
刃長:約120mm
刃厚:約4mm
刃幅:約28mm
重量:220g
素材:青紙二号鋼(刃)、オイルステン木鞘(シース)
ロック:なし
1946年に創業した江戸時代からの製法を受け継いだ日本の刃物メーカーのアウトドアナイフです。
ロシアで開催された、欧米諸国よりカスタムナイフメーカーが集まったナイフの切れ味を競うショーにて、2年連続大賞を受賞しています。
ブッシュクラフトやバトニング、きのこ狩りなど幅広い用途に対応しており、初心者でも安全に使えるようなツバ輪が付いています。
木製ハンドルにはグリップ力を向上する網目模様が刻まれており、使用中に滑りづらくなっています。
シースは木目を活かしたオイルステン施工で、使えば使うほど味が出ます。
VICTORINOX アウトドアマスターL
サイズ:220mm(全長)
刃長:100mm
刃厚:4,2mm
重量:220g
素材:ステンレススチール(刃)、マイカルタ(ハンドル)
ロック:なし
マルチツールナイフで有名なメーカーのラージブレードのアウトドアナイフです。
耐久性の高いステンレススチールの刃は、ドロップポイントの形が特徴です。
背の部分と付属のファイヤースターターをこすり合わせて火起こしもできます。
ハンドル下部には紐を通せる穴があり、お好みのナイフにカスタムできます。
ハンドルには、熱や水に強く、耐摩耗性にも優れた素材のマイカルタを使用。
シックでありながら武骨なキャンプにも溶け込むデザインです。
FEDECA 折畳式料理ナイフSOLO (ステンレス鋼/銀紙三号)
刃渡り:約72mm
刃厚:約2mm
重量:約49g
素材:芯材/安来鋼銀紙三号・外層/ステンレス(刃)、積層強化木(ハンドル)、真鍮ネジ(ネジ)
ロック:なし
1895年創業の歴史ある日本のメーカーです。
片手で持てるコンパクトなサイズのアウトドアナイフで、ソロキャンプや登山で活躍します。
ハンドルは6種類あり、それぞれ異なる素材を使用しているところが、おしゃれなポイントです。
また、公式オンラインストアでは名入れできるサービスがあり、自分だけの特別なナイフにカスタムできます。
アフターサポートも充実しており、購入後のナイフを研いでもらえる嬉しいサービスもあるので、お気に入りの1本を長く大切に使用できます。
BAREBONES プロビジョン コークスクリューナイフ
サイズ:243,75mm(全長)
刃長:106,48mm
刃厚:不明
重量:不明
素材:ステンレススチール(刃)
ロック:なし
刃の根元部分がのこぎり状になった、機能性の高いフォールディングナイフです。
片手で開閉できる刃のロック機構は、ライナーロック式を採用しており、家族キャンプでも安全に使用できます。
木製のハンドルなので、使うたびに手になじむ感覚を味わえます。
コンパクトでありながら、栓抜きやコルクスクリューも付いておるなど、多機能で使い勝手の良いサイズ感が魅力です。
ロープや食材のカット、ワインや瓶ビールの栓を抜けるので、アウトドアやキャンプの楽しいご飯の時間におすすめです。
永尾かね駒製作所 肥後守(ひごのかみ)特選多層鋼(特大 桐箱入)
刃厚:約4,2mm
素材:青紙(刃)、真鍮(ハンドル)
ロック:なし
明治27年の創業以来、伝統を守り続けてきた日本のメーカーのナイフです。
刃に青紙と呼ばれる耐摩耗性に優れた素材を使用しており、切れ味が長持ちするのが特徴です。
硬い鋼を柔らかい軟鉄で挟み込んだ刃は、V字型の両刃になっており、利き手を問わずに使用できます。
収納に便利なフォールディングナイフで、フェザースティック作りや料理に向いています。
使い続けると刃とハンドルを留めているカシメがゆるくなってきますが、DIYでゆるみを調整できるので長く愛用できる1本です。
BUCK #110 フォールディングハンター
サイズ:219mm(全長)、95mm(収納時)
刃長:95mm
刃厚:mm
重量:205g
素材:420HCステンレススチール(刃)、本革(シース)
ロック:有り(ロックバック式)
世界で最もコピーされたナイフとして有名なフォールディングナイフです。
ハンドル下部にロックバック式のブレードロック機構がついており、お子様とのキャンプでも安全に使用できます。
洗練された美しいフォルムが特徴で、中でも先端が鋭いクリップポイントの刃が魅力的です。
長く使い続ける人が多いポイントの1つが、サビにくく研ぎやすいステンレス製の刃を使用している点にあります。
木材から魚、食材など、用途を問わずに使えるアウトドアナイフです。
HELLE ディディガルガル
刃長:129mm
刃厚:3,0mm
重量:約198g
素材:ステンレススチール(刃)、本革(シース)
ロック:なし
北欧生まれの高い強度と耐久性があるアウトドアナイフです。
すべてハンドメイドで作られており、製造の過程で左右非対称のハンドルもあります。
ハンドルの端まで刃が入っているフルタング構造で、安定感のある重さを感じる使用感です。
どこか北欧のバイキングを思い起こさせるような風合いを感じるデザインがポイント。
メンテナンス用に専用の砥石も開発しているので、長く使用するために併せて購入することをおすすめします。
KA-BAR BK2 コンパニオン
サイズ:約267mm(全長)
刃長:約133mm
刃厚:約6mm
重量:約454g
素材:カーボンスチール(刃)、ザイテル(ハンドル)、ポリマー(シース)
ロック:なし
刃の長さや厚み、重量感がしっかりとあり、バトニング適しているナイフです。
こちらもフルタング構造で、高強度なので気兼ねなく使える1本です。
カーボンスチールで切れ味が良く、定期的なメンテナンスで自分好みに育てられます。
オールブラックのシンプルなデザインが、アウトドアや武骨キャンプによく合います。
ミリタリーテイストがお好きな方や、思いっきり使いたい方におすすめです。
Northern Land エアステップ
サイズ:268mm(全長)
刃長:126mm
刃厚:4mm
重量:243g
素材:ハイス鋼(刃)、ダブルブラックキャンバスマイカルタ(ハンドル)、レザー(シース)
ロック:なし
日本のカスタムナイフ職人と刃物メーカーによって生み出された、用途に合わせて握り方を変えるアウトドアナイフです。
強い力で使用する際はハンドルをしっかりと握ります。
料理やフェザースティックを作る際は、ハンドルとブレードの間にあるくぼみに人差し指を引っかけて握るなど、重心の位置を変えて使用します。
日本の段々畑をイメージしたデザインのハンドルは、一風変わって見えますが手になじむ握りやすさです。
切削工具に使用される高強度のカーボンを採用しているので、切れ味抜群のアウトドアナイフです。
VICTORINOX ワークチャンプ
高さ:29mm
長さ:111mm
幅:32mm
重量:228g
機能:21種類
ロック:有り
21種類の機能を併せ持つマルチツールナイフです。
ナイフからコルク栓抜きに缶切り、はさみやドライバーの機能も備えています。
コンパクトでありながら金属のこぎりも付いているので、簡単なブッシュクラフトにも使用できます。
同メーカーのマルチツールナイフの中ではラージサイズになりますが、他メーカーのナイフと比較してもコンパクトです。
ブッシュクラフトからキャンプ飯、万が一の事態にも対応できる機能を兼ね備えているので、荷物を軽量化したい方におすすめの1本です。
LEATHERMAN チャージ プラス TTi
サイズ:100mm(全長)
刃長:73mm
重量:252g
素材:ステンレススチール(刃)、チタン(ハンドル)、ナイロン(ケース)
機能:19種類
ロック:なし
19種類の機能を兼ね備えたフラッグシップモデルのマルチツールナイフです。
ハンドルを閉じた状態から、片手でナイフやのこぎりを取り出すことができます。
ハンドルには、軽量で強度や耐食性に優れたチタンを使用しており、長く使い続けても劣化しにくいところが魅力です。
これまでも多機能でしたが、ワイヤーカッターが追加されたことでより機能性が高くなりました。
アウトドアから日常生活の困りごとに幅広く活躍してくれる頼もしいアイテムです。
まとめ
参照:HELLE公式サイト
どのナイフも、刃やハンドルに上質な素材を使用しており、経年劣化を楽しめるところが魅力的です。
高級アウトドアナイフは、デザインが洗練されたものが多く、持っているだけでベテランキャンパーのような気分を味わえます。
お好みのキャンプスタイルや、メンテナンスの頻度に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
もちろんキャンプだけではなく、アウトドア全般におすすめです。
ぜひ長く愛用できるお気に入りの1本を探してみてください!
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