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グランドシート

【必需品】グランドシートの選び方とおすすめ9選

IC参照:Coleman公式

キャンプの主役といえばテントですが、実はテントの下に敷くグランドシートも大事なんです!以下では、なぜグランドシートが必要なのか、その理由と実際に選ぶときの選び方、おすすめ9選を紹介したいと思います。この記事を読んで自分に合ったグランドシートを見つけてみてください。

グランドシートはなぜ必要?

グランドシートとは

 

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グランドシートとは、その名の通り、テントなどを設営する際に地面に敷くシートのことです。別名フットプリントとも言います。

グランドシートは、ただテントの底面が直接地面に触れる事を避けるためだけに使用するのであれば、ブルーシートでも十分なのですが、はっきりした青や水色はテントなど他のキャンプギアから浮いてしまう可能性が高いため、あまりおすすめ致しません。

どうしてもグランドシートを入手する時間やタイミングがない、選びきれない場合にブルーシートを使用されるのであれば、全ての部分が隠れるように使い方を工夫されるといいかと思います。

テントの底を保護できる

グランドシートを使用する1番の目的は、テントの底面が直接地面と接触しないようにすることです。せっかく買ったテントなので、大事に長く使うためにも底面の保護には気をつけましょう。

芝のサイトであっても、湿っているとテントの底面が濡れてしまいテント内に染み込んできます。また、直接地面に触れないようにすることで劣化を防ぐことができます。細かい砂や砂利のサイトではテントの底面が破れてしまう可能性がありますので、グランドシートの使用は必須です。

地面の土や砂によってテントの底面が汚れた場合に、テント自体を丸洗いすることは難しく、濡れ雑巾などで拭きとらないといけなくなります。このようにテントの底面が汚れることも、グランドシートを使用することにより防ぐことができます。

浸水を防ぐことができる

rain
参照:Unsplash

テントの下にグランドシートを使用することにより、浸水防止が可能です。雨の日のキャンプはもちろんですが、冬であれば、雪中キャンプをする際に、テントの下の雪が必ず溶けて染み込んできます。

また、湖近くのサイトや河原のサイトでは地面が湿っていることがあります。このような場合には、裏面に<防水機能のあるグランドシートを使用することにより、地面からテント内への浸水を防ぐことができます。

汎用性が高い

 

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近年、いわゆるドーム型のテントに加えて、リビングを備えたツールームテントやシェルターのようなフロアレスのテントがよく使われるようになっております。

ツールームテントでは寝室となるインナーテントの下にグランドシートを使用していただきますが、リビングとなるスペースにもグランドシートを使用し、その上にマットやラグを敷いて直接座るお座敷スタイルで寛がれる方も多いです。

また、シェルターのフロアとしてグランドシートを使用される方も多くいらっしゃいます。このような使い方の他にも、設営・撤収時に荷物置きとしてグランドシートを使うことによって、ギアが濡れたり汚れたりすることを防ぎ、撤収の時間短縮になります。

グランドシートの選び方

グランドシートはサイズで選ぶ

 

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先ほどもご紹介したように、グランドシートは、基本的にテントの底を保護するための使い方が多いです。テント自体にグランドシートが付属して販売されている場合や、別売りですが純性のグランドシートが製造されている場合は、そちらを選ばれると間違いないと思います。

しかしながら、純正品が製造されていなかったり、やや高価であるため手が出ないこともあるかと思います。そんな場合は、ご使用になるテントの縦横の長さを確認し、他社製品などでテントの底面のサイズに合うグラントシートを代替品として使用するといった方法もあります。

こちらの具体例は、おすすめのグランドシートの方で後程ご紹介いたします。また、人気のあるゼインアーツのゼクーMなどは、グランドシートを自作された方がオークションサイトで販売されていたりします。

そちらで購入することに抵抗のある方は、参考にして自作されてもいいかと思います。その他には、tent-mark design(テンマクデザイン)から発売されている、ソロキャンパー御用達のサーカスtcやパンダtcといったワンポールテントの場合、フロアの形とポールの配置を考慮したグランドシートを使用する必要があります。

こちらは純正品のほうがおすすめですが、後程ご紹介しますように全く別のアウトドアメーカーからサイズがぴったりのグランドシートが販売されていたりします。

純正品、自作もいいですが、そのような観点からお持ちのテントにシンデレラフィットするグランドシートを探す方法もあるかと思います。

ただはみ出さないように注意しすぎて小さすぎるグランドシートを使用しますと、テントの底面をカバーしきれず、本来の目的が果たせないこともございます。

またテントの底面と同サイズもしくは大きいサイズを選ぶと、グランドシートに雨が溜まって、テントフロアの中に水が侵入する原因になります。

大きすぎず、かといって小さすぎないようにご使用になるテントの底面のサイズときちんと比較してグランドシートを選ばれることをおすすめ致します。

グランドシートは素材で選ぶ


参照:Unsplash

グランドシートに用いられる素材は大きく分けて合成樹脂と化学繊維の2種類となります。まずそれぞれの特徴についてご紹介します。

合成樹脂:ブルーシートなどは主にポリエチレンを主成分とする合成樹脂でできています。化学繊維に比べて安価ですが水は通しません。化学繊維と比較するとやや耐久性に劣ります。
化学繊維:化学繊維に防水処理加工をされているので、防水性能が合成樹脂より高い。タープとしても使用可能。耐水圧と素材の詳細を確認する必要があります。

それぞれに利点がありますが、複数を所持し使い方を工夫することが望ましいかと思います。1枚で可能な限りまかないたい場合には、素材が化学繊維のグランドシートが多用途かつ長く使うことができますのでおすすめです。

グランドシートは防水性能で選ぶ

グランドシートの防水性能についてですが、先ほどご紹介した素材が合成樹脂の場合はまったく水を通しません。化学繊維の場合は素材の詳細を確認することに加えて、耐水圧をご確認頂けるといいかと思います。

耐水圧とは、テントやタープを選ぶ際に耳にすることが多いと思いますが、簡単に言うとグランドシートに水が染み込もうとする際に、どれぐらいの水が溜まっても浸水しないかを表す目安となる数値です。

耐水圧〇〇mmとの表示は、1cmあたりの何mmまで水が溜まっても大丈夫かというように理解できます。グランドシートをそのままタープとしても使用したいとお考えの方は、非常に大事なチェックポイントかと思います。

グランドシートのおすすめ9選

Coleman(コールマン) マルチグランドシート300

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コールマン(Coleman)
¥10,800 (2024/11/22 14:04:07時点 Amazon調べ-詳細)

サイズ:使用時/約280×280cm、収納時/約35×25cm
重量:約1.1kg
材質:210Dポリエステルオックス
耐水圧:約2000mm
付属品:メッシュ収納ケース

1番最初にご紹介するのが、老舗アウトドアメーカーから販売されているこちらのグランドシートです。

カラーバリエーション豊富な定番のテントであるタフワイドドーム300シリーズにピッタリのサイズで、他メーカーから出ているドーム型のテント( スノーピークのアメニティードームL)にもシンデレラフィットです。横幅はピッタリで、非常にコストパフォーマンスに優れた商品かと思います。

dod(ディーオーディー)グランドシート 2人用 / 5人用

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DOD(ディーオーディー)
¥2,636 (2024/11/23 04:35:36時点 Amazon調べ-詳細)

カラー:グレー
サイズ:2人用(約)W190×D120cm、5人用(約)W280×D220cm
適合モデル※:詳しくはdodのページをご参照ください
収納サイズ:2人用(約)W41×D15cm×H6cm、5人用(約)W37×D12cm×H12cm
重量:2人用(約)350g、5人用(約)800g
材質:210Dポリエステル(PUコーティング)
付属品:キャリーバッグ

サイズ展開が豊富で、もちろん機能性にも長けているグランドシートがこちらです。dodの各種テントに加えて、他のアウトドアメーカーのテントに適したサイズがあるのも魅力です。

2人用は、モンベルのクロノスⅡ型、コールマンのツーリングドームst、少し小さいですがスノーピークのアメニティードームSにも使用できます。5人用はノルディスクのレイサ6、4人用インナーにシンデレラフィットのサイズです。

oregonian camper(オレゴニアンキャンパー)WPグランドシートL Coyote コヨーテ

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オレゴニアンキャンパー
¥4,703 (2024/11/22 14:04:08時点 Amazon調べ-詳細)

サイズ:210×140cm
素材:100%POLYESTER(ポリエステル)、裏面:PVCコーティング(防水)

裏面に防水加工が施されたグランドシートです。非常にシンプルな無地のデザインとカラーリングで、インナーテントの下に敷くグランドシート本来の使い方に加えて、お花見、ピクニックや運動会、ちょっとした公園遊びのお供として、様々なアウトドアシーンのレジャーシートとしての使いうことができます。

今回ご紹介したLサイズ以外にも、1〜2人程で使えるSサイズ3~4人対応のMサイズと3サイズが展開されています。今回ご紹介したLサイズはスノーピークのアメニティードームSにシンデレラフィットで、少しだけ短いですが、コールマンのツーリングドームlxにも適しているサイズです。

Snowpeak(スノーピーク)ランドロック グランドシート TP6701

created by Rinker
スノーピーク(snow peak)
¥13,200 (2024/11/22 14:04:09時点 Amazon調べ-詳細)

サイズ:345×215cm
重量:1kg
材質:210Dポリエステルオックス、PUコーティング
耐水圧:1800mmミニマム

大きさ、形状からなかなか代用品が見つからないのがこちらの商品です。オンラインストアよりもamazonでは安値で販売されていることもあり、専用のグランドシートは機能面、デザインなどすべてにおいて間違いがありません。

ランドロックは、テント自体も高価で長く使えるため、インナーテントを長期的に保護するという観点から考えると、自作よりこちらのグランドシートのコストパフォーマンスに軍配が上がるかと思います。

キャプテンスタッグ  グランドシート 収納バッグ付き 210×130 cm用

対応サイズ:(約)テントフロアサイズ210×130cm用
製品サイズ:(約)198×119cm
材質:ポリエチレン

素材には非常に丈夫で防水性に優れたポリエチレンシートを使用しています収納・持ち運びに便利な収納バッグも付属品として付いております。

スノーピークのアメニティードームSに適したサイズで、少し折り返せばコールマンのツーリングドームstに、少し短いですがツーリングドームlxにも使用することができます。

いずれにしても、こちらのメーカーも老舗アウトドアメーカーであり、機能面には全く心配がないため、非常におすすめなグランドシートです。

GEERTOP グランドシート (210×70/90/140/180/260 cm)

使用時サイズ、重量、収納時サイズ70×210cm、90g、15x10x4cm
90×210cm、120g、15x10x4cm
140×210cm、190g、20x12x7cm
180×210cm、240g、20x12x7cm
260×210cm、360g、 23x12x7cm
素材:20D片面シリコンコーティング、360Tナイロン生地
耐水圧:8000MM

収納時にはバックパックに入るサイズになり、非常に軽くコンパクトなのでソロキャンプのグランドシートに適しています。防水能力が高く、丸洗いももちろん可能です。また、日差しが強い場合や臨時の雨除けのタープとしての使い方も可能です。

ご紹介したようにサイズ展開が多様で、他のアウトドアメーカーのグランドシートとして使用可能です。70×210cmもしくは90×210cmのサイズを選べば、モンベルのクロノスⅠ型やクロノスⅡ型、コールマンのツーリングドームstに使用可能です。

140×210cmのサイズであれば、スノーピークのアメニティードームSにピッタリです。180×210cmサイズであれば、コールマンのツーリングドームlxにピッタリです。

260×210cmサイズは、ノルディスクのレイサ6、4人用インナーテントにピッタリです。非常に安価で高品質なので、代用品としておすすめなグランドシートです。

LOGOS(ロゴス)ぴったりグランドシート

created by Rinker
ロゴス(LOGOS)
¥1,600 (2024/11/22 14:04:10時点 Amazon調べ-詳細)

サイズ: 200 (約)幅192×奥行192cm,270  (約)幅262×奥行262cm,300  (約)幅292×奥行292cm
梱包サイズ:(200) 36x26x3cm; 440 g  (270) 35×24×8cm;860g、(300)35.8x 20.6×6.6cm; 1.08Kg
主素材:PEラミネートクロス

PEラミネートクロスが地面からの浸水や湿気をきっちり遮断してくれるため非常に快適に過ごせる上に、テント底の耐久性も向上します。200サイズは、折り返して使用すれば、コールマンのツーリングドームst ツーリングドームlxに使用可能です。

270サイズは、スノーピークのアメニティードームM、300サイズは同じくスノーピークのアメニティードームLにぴったりのサイズです。

ibeamed (アイビームド)五角形多目的グランドシート

サイズ:1辺270cmの五角形
重量:約1.8kg
素材:PU210Dオックスフォード生地
附属品:収納用の巾着袋。

テンマクデザインのサーカスtcにぴったりのサイズでその他にも色々なアウトドアメーカーの5角形テントのグランドシートとしても使用することが可能です。

正規品のほうがおすすめではありますが、昨今のアウトドアブームで正規品が手に入りにくく、テンマクデザインのサーカスtcの専用グランドシート以外と比較しますとそこまで見劣りしません。

大判なので余分を折り畳んで様々なテントのグランドシートとするという使い方も可能です。比較的厚みがあり、遮熱性と突起への耐性も有り、背面には防水コーティングが施されているため、防水性・防汚性共に優れた商品かと思います。

ユタカ #3000ODグリーンシート (180×270cm、270×360㎝、360×540cm)

created by Rinker
ユタカメイク(Yutakamake)
¥2,799 (2024/11/22 14:04:11時点 Amazon調べ-詳細)

サイズ:180×270cm、重量0.8㎏、ハトメ数(個):10
サイズ:270×360㎝、重量1.5㎏、ハトメ数(個):14
サイズ:360×540㎝、重量3.0㎏、ハトメ数(個):20
以下共通
素材:シート:ポリエチレン(PE)、ハトメ:ポリエチレン(PE)(内径:12mm)
カラー:オリーブドラブグリーン
耐久期間:約6カ月~1年
引張強度:縦683N/5cm、横600N/5cm
引裂強度:縦140N、横90N
厚さ(mm):0.22
ハトメピッチ(cm):90

山間部や緑地地帯で使用の際に周囲の景観にあうカラーリングのシートで、今回は自作用のシートとしてご紹介しています。

180×270cmはテンマクデザインのパンダtc(240×105cm)、270×360cmはスノーピークのランドロック、360×540cmはゼインアーツのゼクーmの自作に使用することができるサイズかと思います。

これよりも大きなサイズもございますが、値段が少し高くなり、自作の手間や商品の質、耐久性などを考慮すると、正規品のコストパフォーマンスに劣るかと思います。

まとめ

今回ご紹介したグランドシートは、キャンプをするうえで必需品と言っても過言ではないと思います。今回の記事が皆様がグランドシートを選ばれる際に少しでも参考になることができれば、幸いです。

 
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