虫除けアロマのおすすめ8選!効果や注意点などを徹底解説
アロマオイル(精油)を使った虫よけを手作り調合したいという方におすすめのアロマをご紹介します。
蚊だけでなく、ゴキブリやダニに効くアロマがあったら嬉しいと思いませんか?
おすすめのアロマの成分や効果、注意点も解説します。
市販のスプレーよりも体に優しいものを好む方にはピッタリの内容をお届けします。
アロマで虫除けができる?
虫を追い払う効果を昆虫忌避(きひ)効果と言います。
最も忌避効果が高いといわれているのは「シトロネラール」という成分と言われています。
これは一部のアロマオイル(精油)に含まれており、 蚊、ブユ、ダニに有効な成分なのです。
他にもアロマオイルにはメントールなど、虫に効果的な成分が含まれているものがあります。
その為、アロマでも虫よけができるのです。
ちなみに、レモングラスやシトロネラは古くから蚊除けとして使われています。そしてその効果は科学的にきちんと証明されているのでご安心ください。
※参考:公益社団法人日本アロマ環境協会「アロマの蚊に対する忌避作用」(PR TIMES)
虫除けアロマの成分と効果について
アロマを使った虫よけスプレーは無水エタノール、精製水、そしてアロマオイル(精油)を混ぜて作ることが出来ます。
つまり、ディートが含まれていません。
一般的に売られている虫除けスプレーには、ディートが含まれています。
日本国内で流通するディートを含む医薬品などについて、これまで厚生労働省は、「薬事法にもとづく副作用報告はない」として「販売停止等の措置を講ずるだけの科学的根拠はない」と発表しています。
しかし、まれに人体への影響がある可能性があるため、12歳未満の子供への使用を制限しています。
※参考:厚生労働省「ディートを含有する医薬品及び医薬部外品に関する安全対策について」「「虫よけ剤ー子供への使用についてー」について(要望)」
また、ディートを含む虫よけスプレーは特有の香りがあり苦手な方もいらっしゃいますよね。
そんな方々にアロマオイルは植物由来の成分の優しい香りを楽しみながら虫よけが出来るので人気があります。
また、虫よけに有効なアロマオイルの中にはリラックス効果や殺菌効果、美肌効果があるものもありますので、思わぬ嬉しい効果が期待できることもあります。
虫除けアロマの注意点
虫除けアロマは、一般的にディートほど忌避効果が持続しません。
市販の虫よけスプレーよりも頻度を上げて使用する必要があります。
また、虫が多くなる夏は日焼け止めを塗る機会が多くなります。
虫除けと一緒に日焼け止めを使用する場合は、日焼け止めを先に塗ってから虫よけスプレーをすると良いでしょう。
そしてほとんどが天然成分であっても、アロマオイルは100%の精油です。
目や口に入れたり、直接吸い込むことのないように気を付けましょう。
赤ちゃんのには刺激が強い場合がありますので、皮膚につかないように洋服や帽子の上から吹きかけてから着用させてあげると良いでしょう。
おすすめの虫除けアロマ8選
ハッカ
メーカー:健栄製薬
内容量:20ml
虫よけ種類:蜂、蚊 アブ、ゴキブリ 等
メントールが主成分のハッカ油。スーッとするこの香りが虫は嫌いで忌避効果があります。
また、虫よけ効果だけでなく、高い消臭効果、殺菌効果、そしてリラックス効果があります。
たくさんの効果が期待できるので、1本あれば1年中、万能に使えますね。
ユーカリ
メーカー:MAYJAM
内容量:10ml
虫よけ種類:ダニ、蚊 等
ユーカリにはシネオールという成分があり、駆虫および殺虫効果があります。
また、強力な殺菌作用や抗ウイルス、抗炎症、解熱の作用があるので、風邪やインフルエンザの予防対策として、アロマディフューザーやアロマポットを使って家の中に香りを漂わせる使い方がおすすめです。
レモングラス
メーカー:アンプティレヴ
内容量:10ml
虫よけ種類:蚊、ゴキブリ、ダニ 等
レモングラスはハーブで、料理に使われることもあるでしょう。
シトラール、シトロネラール、ゲラニオール、リナロールなどの香りの成分が含まれており、昆虫忌避作用があります。
ゴキブリが嫌う香りですが、柑橘系さわやかな香りです。
ストレス解消にも良い香りなので精油が1本あれば一石二鳥ですね。
シトロネラ
メーカー:インセントアロマテラピー
内容量:10ml
虫よけ種類:蚊、ブユ、ダニ、ノミ 等
ゲラニオール、シトロネロール、シトロネラールなどの成分に忌避効果があります。
レモンのような柑橘系のサッパリとした香りにエキゾチックな甘みのあるような個性的な香りが人気です。
ペパーミント
メーカー:Poven
内容量:10ml
虫よけ種類:蚊、ブユ、蜂、ゴキブリ、アリ 等
皆様ご存じのメントールのスーッとする成分に忌避効果があります。
万能薬と言われるほど効能が多く、とても有能ではありますが摂取しすぎると胃痛などを引き起こす可能性がありますのでご注意ください。
ティートリー
メーカー:OZYBIR
内容量:10ml
虫よけ種類:ハエ 蚊 等
ペパーミントよりも少し強めの香りが特徴です。
あのディートよりもティートリーの方が虫よけ効果が高いということがわかっています。
※参考:National Library of Medicin
アロマのプロはティートリーの精油を薬箱入れているというウワサもありますので使い方次第でこちらも万能薬として使えそうですね。
ローズマリー
メーカー:Poven
内容量:10ml
虫よけ種類:蚊、ハエ、アブラムシ、ダニ、ノミ 等
カンファ―という成分が含まれており、忌避効果が得られます。
ハーブとして料理に使われることの方が知れ渡っていますが、精油は強壮作用が期待できますし、女性に嬉しい効能がたくさんありますのでおすすめです。
ラベンダー
メーカー:CJDUA
内容量:10ml
虫よけ種類:蚊・ゴキブリ・蛾 等
アロマの王道と言えばラベンダーでしょう。
用途や効能が広いため「万能の香り」として人気が高い香りです。
神経のバランスの乱れや心身の病の予防に愛されている香りなので、就寝前にディフィーザーなどで取り入れると良いでしょう。
まとめ
虫除けアロマにはたくさんの種類があることをご理解いただけましたでしょうか。
アウトドアだけでなく、身近にもたくさん虫は存在しますので日常でも虫よけにアロマの効果を体感できそうですね。
虫よけ以外にもメリットがたくさんありますので、日頃からアロマの香りを取り入れてみてはいかがでしょうか。