登山におすすめのコンデジ6選!手軽に登山中の風景を美しい写真に納めよう!
「コンデジ」とは「コンパクトデジタルカメラ」の略称です。
コンパクトデジタルカメラとは、小型でフィルムの代わりにデジタル技術を用いて撮影する電子機器になります。
コンデジは、スマートフォンのカメラよりも高品質な写真が撮れることが多く持ち運びがしやすいため、登山や旅行に最適です。
この記事では、コンデジはどんなカメラや一眼レフ・ミラーレス一眼との違い、魅力や選び方について解説し、おすすめの商品をご紹介します。
コンデジはどんなカメラ?
「コンデジ」とは「コンパクトデジタルカメラ」の略称のことで、ズームができる商品やスマホよりも高画質なところが特徴的です。
また、軽いだけでなく細かい設定もできるため、持ち運びやすさと表現の幅にこだわりたい方に向いています。
コンデジを発売している主な企業は、以下のとおりです。
- SONY(ソニー)
- Panasonic(パナソニック)
- FUJIFILM(フジフィルム)
- OLYMPUS(オリンパス)
- RICOH(リコー)
- KODAK(コダック)
- Nikon(ニコン)
これらの企業は、高性能の商品だけでなく、登山に向いているコンデジも発売しています。
一眼レフ・ミラーレス一眼との違い
ここからは、コンデジと一眼レフ・ミラーレス一眼との違いについて、それぞれのメリット・デメリットを挙げて解説します。
- コンデジのメリット:持ち運びと使い方が簡単簡単で、オートモードが充実
- コンデジのデメリット:センサーサイズが小さく、画質が一眼レフやミラーレスに劣ることがある
- デジタル一眼レフカメラのメリット:大きなセンサーによる高画質や交換レンズが使えるため、多様な撮影が可能なうえ、光学ファインダーによる正確な構図確認も可能
- デジタル一眼レフカメラのデメリット:大きくて重く、初心者には操作が複雑なことがある
- ミラーレス一眼のメリット:一眼レフ並みの画質があり、電子ファインダーで撮影前に画像が確認できる
- ミラーレス一眼のデメリット:バッテリーの持ちが一眼レフより短いことがあり、光学ファインダーがない
このように、それぞれメリット・デメリットがありますが、まずは自分がどのようにデジカメを使いたいかを把握することが大切です。
初心者におすすめの一眼レフカメラについては、こちらの記事も参考にしてください!
初心者向けの一眼レフおすすめ10選!安いカメラや女性におすすめのカメラなど!
コンデジの魅力
ここからは、コンデジの魅力について解説していきます。
コンパクトで持ち運びやすい
コンデジは小型で軽量なのが最大の特徴で、バッグやポケットに入れて持ち運べ、いつでもどこでも手軽に撮影ができます。
そのため、旅行やイベント、日常の瞬間を逃さずにキャッチするために最適です。
特に、スマートフォン以上の画質を求める方や、撮影にこだわりたいけど大きな一眼レフを持ち歩くのは難しい場合にコンデジは重宝されています。
手軽に画質良く写真撮影ができる
コンデジは、スマートフォンのカメラよりも大きなセンサーを搭載していることが多く、高画質な写真が撮影可能です。
また、多くのコンデジにはオートモードが充実しているため、簡単な操作でプロ並みの写真が撮れます。
一般的に、スマートフォンのカメラよりも高品質なレンズを使用しているため、クリアな画像を得ることが可能です。
手ブレ補正機能が搭載されているモデルが多く、手ブレによる画像のぼやけを防ぎます。
光学ズームも充実しているため、遠くの被写体も高画質で撮影することもできます。
比較的安価に購入できる
コンデジは、多機能かつ高画質ながら、デジタル一眼レフカメラ(DSLR)やミラーレス一眼と比べて安価に購入できます。
初心者やライトユーザーには、手軽に使えて、価格も手頃なコンデジが最適です。
手軽な価格設定のおかげで、新しいモデルが出るたびに買い替えやすく、常に最新の技術を享受することができます。
コンデジ用のアクセサリー(ケース、SDカードなど)も安価で手に入るため、トータルコストも低いです。
登山に持っていくコンデジの選び方
ここからは、登山に持っていくコンデジの選び方について解説していきます。
焦点距離とF値で選ぶ
コンデジの選び方の1つ目は、「焦点距離とF値で選ぶ」です。
「焦点距離」とは、レンズの中心である主点から撮像素子に結像するまでの距離のことです。
- 広角レンズ(18~24mm):風景や広範囲の撮影に最適
- 標準レンズ(35~50mm):日常の撮影やポートレートに適している
- 望遠レンズ(70mm以上):遠くの被写体や細部を捉えるのに便利
「F値」が小さいほど明るいレンズ(大口径レンズ)であることを示します。
- 低いF値(f/1.8~f/2.8):より多くの光を取り込めるため、暗い場所での撮影や背景をぼかしたいときに有利
- 高いF値(f/5.6~f/16):深い被写界深度が得られるため、風景やグループ写真に適している
これらのポイントを考慮して、自分の撮影スタイルに合ったコンデジを見つけてください。
防水や防塵機能がついていると良い
コンデジの選び方の2つ目は、「防水や防塵機能がついていると良い」です。
- 防水機能:少量の水滴や雨にも耐えられるモデルで、アウトドアや雨の日の撮影に便利
- 防塵機能:砂浜や砂漠など埃が多い場所でも安心して使用でき、内部への異物の侵入が防がれコンデジの寿命が延びる
これらのポイントを考慮して、防水・防塵性能が自分のニーズに合ったコンデジを選びましょう。
重量で選ぶ
コンデジの選び方の3つ目は、「重量で選ぶ」です。
- 軽量モデル:長時間持ち歩いても疲れにくく、荷物を減らしたい旅行にとって便利
- 重いモデル:より重いカメラは手ブレが少なく安定して撮影でき、丈夫な構造を持つことが多い
これらのポイントを考慮して、自分の撮影スタイルや用途に合った重量のコンデジを選んでください。
価格で選ぶ
コンデジの選び方の4つ目は、「価格で選ぶ」です。
- 予算を設定する:自分の予算内で最適なモデルを探し、高性能なオプションも検討する余裕があるかどうかを確認
- コストパフォーマンス:機能と価格のバランスを考え、同じ価格帯で複数のモデルを比較検討する
- 追加費用:バッテリー・メモリーカード・ケースなどの追加アクセサリーの費用も考慮し、将来的なメンテナンスやアップグレードの費用も念頭に置く
- ブランドと評判:信頼できるブランドや評判の良いモデルを選ぶと、アフターサービスやサポートが充実していることが多い
これらのポイントを考慮して、自分にぴったりの価格帯のコンデジを見つけましょう!
登山におすすめのコンデジ6選
ここからは、登山におすすめのコンデジをご紹介します。
おすすめの高級コンデジのについては、こちらの記事も参考にしてください!
高級コンデジのおすすめ8選!コンパクトで軽いのにプロ並みの写真が手軽に撮れる!
【SONY(ソニー株式会社)】デジタルスチルカメラ Cyber-shot RX0 II(DSC-RX0M2)
サイズ:-
重量:117g(本体のみ)
防水:10m
防塵:あり
耐衝撃:2m
耐寒:-
焦点距離:24㎜
F値:F4.0
光学ズーム:1倍
有効画素数:1530万画素
このコンデジは、アクティブなライフスタイルや旅行、アウトドアシーンでの使用に適しています。
高感度・低ノイズ・ワイドダイナミックレンジを実現する有効画素数約1530万のメモリー一体1.0型積層型Exmor RS(エクスモア アールエス)CMOSイメージセンサーを搭載。
高解像でゆがみの少ない広角24mmツァイス テッサー Tレンズにより、高コントラストでシャープな静止画や動画の撮影が可能です。
また、進化した画像処理「エンジンBIONZ X(ビオンズ エックス)」により、従来比約1.8倍の高速処理性能を可能にすることで、顔・瞳検出の速度や精度を向上させ4K動画の本体内記録にも対応。
加えて、進化した画像処理アルゴリズムにより、解像感と低ノイズを両立しています。
【KODAKKodak(コダック合同会社)】PIXPRO WPZ2
サイズ:約103.2×66.7×52.4mm
重量:約176g(本体のみ)
防水:15m
防塵:あり
耐衝撃:2m
耐寒:-
焦点距離:4.9mm(Wide)~19.6mm(Tele)
F値:F3.0(Wide)~F6.6(Tele)
光学ズーム:4倍
有効画素数:約1600万画素
この商品は、水深約15mまでの水圧や地上高約2mからの落下衝撃に耐えられます。
海水浴や雨天時の野外など、水に濡れても強い衝撃が加わっても安心して使え、防塵機能はIP6Xに対応。
多数のシーンモードと1080pフルハイビジョンも可能で動画撮影もでき、Wi-Fi接続可能(iOS/Androidデバイス)のため、ソーシャルメディアでの共有もできます。
その他、工事現場などで必要となるCALSモードを搭載しているため、国土交通省などが推奨する画像サイズ(約120万画素、1280×960ピクセル)での撮影が可能です。
【FUJIFILM(フジフィルム株式会社)】FinePix XP140
サイズ:109.6×71.0mm×27.8mm(※突起部含まず)
重量:約207.4g(付属バッテリー、メモリーカード含む)
防水:25m
防塵:あり
耐衝撃:1.8m
耐寒:-10℃
焦点距離:5.0~25.0mm(35mm判換算:28~140mm相当)
F値:F3.9(広角)~F4.9(望遠)
光学ズーム:5倍
有効画素数:1635万画素
このコンデジは、水深25mの防水性能・-10℃の耐寒・1.8mの耐衝撃・防塵と、4つのタフネス機能が揃っています。
「広角28mmのフジノン5倍ズームレンズ」を搭載しているため、遠近両方とも鮮明に撮影することが可能です。
また、超解像ズームとの併用で最大10倍ズームもできます。
撮影が難しい暗いシーンでも明るく、高い画質性能が得られる1635万画素の「裏面照射型CMOSセンサー」を搭載。
加えて、光学式手ブレ補正で、暗い場所やズーム撮影時でも手ブレを防ぎます。
オートで人物や夜景などの被写体を検知し設定する「アドバンストSRオートモード」や、瞳を自動的に検出してピントを合わせる「瞳AF機能」により、簡単で綺麗に撮影することができます。
【OLYMPUS(オリンパス株式会社)】コンパクトデジタルカメラ Tough TG-7
サイズ:118.2×33.1×65.5mm
重量:-
防水:15m
防塵:あり
耐衝撃:2.1m
耐寒:-10℃
焦点距離:4.5~18.0mm(25~100mm)
F値:W2.0~T4.9
光学ズーム:4倍
有効画素数 :1200万画素
防水15m・防塵・耐衝撃2.1m・耐荷重100kgf・耐低温-10℃・耐結露といったタフネスを実現したコンデジです。
土砂降りの雨の中での撮影は当然のこと、水中でも撮影することができます。
気密性が高いため砂やホコリの侵入を防ぎ、汚れを水道水で洗い流すことが可能です。
F2.0の明るく大きいレンズを採用していますが、「OM SYSTEM」のノウハウを活かすことで高い衝撃吸収性能を実現。
カメラ内部の電子基板やレンズユニットなどは、100kgfの荷重にも耐えられる内部保護構造になっています。
-10℃環境でも動作することに加え、「ダブルガラス構造」によってレンズが曇りにくくなっているため、ウィンタースポーツでも安心して使用可能です。
【RICOH(株式会社リコー)】G900Ⅱ
サイズ:118.2×65.5×33.1mm(操作部材、突起部を除く)
重量:約242g(電池、SDメモリーカード含む)
防水:20m
防塵:あり
耐衝撃:100kgf
耐寒:-10℃
焦点距離:5~25mm
F値:F3.5(W)~F5.5(T)
光学ズーム:5倍
有効画素数 :約2000万画素
このコンデジは登山用ではありませんが、さらに過酷な環境である現場用カメラです。
有効約2000万画素・光学5倍ズーム・建築や土木などのハードな現場に欠かせない防水・防塵・耐衝撃性能を備えています。
カメラ動作・USB接続・メニュー選択・内蔵メモリー再生などの項目からロックすることで、カメラの操作制限が可能です。
またSDHCタイプとSDXCタイプのSDカードにもパスワード設定ができるため、情報漏洩のリスクを軽減します。
最短約1cmまで近づいて撮影できる「マクロ機能」やリングライトを組み合わせることで、極小の被写体でも鮮明に保存することが可能です。
【movio(株式会社ナガオカ)】MWP200
サイズ:約112×65×28mm
重量:約135g
防水:3m
防塵:-
耐衝撃:-
耐寒:-
焦点距離:
F値:-
光学ズーム:-
有効画素数:500万画素
水深3m・水中1時間の連続使用が可能なコンデジのため、登山や水回りのレジャーに適している商品です。
2.7インチの大画面液晶を採用しているため、その場での画像・動画の確認がしやすくなってます。
他にも手ブレ軽減機能・セルフタイマー機能・4倍デジタルズーム撮影もできるにもかかわらず、比較的入手しやすい価格になっているため、コンデジ初心者におすすめです。
まとめ
今回は、コンデジはどんなカメラや一眼レフ・ミラーレス一眼との違い、魅力や選び方について解説し、おすすめの商品をご紹介しました。
素敵な思い出を捉えるために、コンデジは不可欠なアイテムです。
特に、登山やキャンプ、海水浴やウィンタースポーツなど、過酷な環境ではタフなコンデジが頼りになります。
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