アルコールストーブ

アルコールストーブのおすすめ8選!構造や燃料、使い方まとめ

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今回紹介するアルコールストーブは荷物を少なくしたい人におすすめな商品です。携帯用のコンロとして最適なサイズになっています。アルコールストーブならではのメリットやデメリットを理解した上で購入の検討をしてみてください。

アルコールストーブとは

アルコールストーブ

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アルコールストーブとはその名の通り、アルコールを燃料とするアウトドアギアの1つです。ガス缶などを利用したバーナーなどと比べると燃料費が安く、外気温の影響を受けにくいので氷点下での着火も可能です。

アルコールストーブの構造

構造

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アルコールストーブの構造はとてもシンプルなものとなっています。基本的には燃料を入れるタンク、底部分、燃料を吸い上げるウィック、火口の炎孔部を設けた上部の4つからできています。メーカーによってはその他に五徳や風よけなどの付属品が付いています。

ガスバーナーとの違い

ガス

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アルコールストーブとシンプルバーナーとの最大の違いはサイズ感にあります。アルコールストーブの方が小さく、持ち運びに適していますが、火力はシングルバーナーの方が上です。アルコールストーブは料理には不向きですが、氷点下でも簡単に着火することができるので寒い季節には防寒グッズとして重宝します。

アルコールストーブの魅力・メリット

魅力

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アルコールストーブの魅力は何と言ってもその軽量さ、メンテナンスの簡単さ、コスパの良さにあります。

軽量かつコンパクト

軽い

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アルコールストーブはミニマルスタイルにマッチした軽量かつコンパクトなストーブとなっています。小さく収納することができ、かさばらずに持ち運ぶ事ができます。公共交通機関を利用してのキャンプや徒歩、ツーリングなどで荷物を少なくしたい人におすすめなアウトドアギアです。

メンテナンスが簡単

メンテナンス

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アルコールストーブは構造がとてもシンプルなので特にこれといったメンテナンスは必要ありません。基本的には使用後に分解し布などで拭くだけで問題ありません。素材によっては錆びてしまう可能性があるので素材に合ったメンテナンスをしましょう。

燃料のコスパも高い

燃料

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アルコールストーブの燃料となるアルコールはシングルバーナーやコンロなどで使用するガス缶やガソリンなどよりもコストが低い傾向にあります。また、アルコール系の燃料は燃焼効率が高く、煙が出にくいといったメリットもあります。

火力不足や調整が難しいなどデメリットも存在する

デメリット

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アルコールストーブは多くのメリットが存在しますが、デメリットも当然あります。まずガスストーブに比べて火力が低い点が挙げられます。そのため、火力の調整が難しく、強風の日には適しません。本格的な料理ではなくお湯を沸かしたり、シンプルな焼料理などの短時間の使用に向いています。

アルコールストーブに使う燃料と価格

コスパ

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アルコールストーブの燃料には主にアルコールがメインとなっており、エタノール系とメタノール系に分かれます。それぞれの燃料はガス缶やガソリンよりも燃料費が安い傾向にあります。他のアウトドアギアにお金を使いたい方はここで節約するのも1つの方法です。

アルコールストーブの選び方

選ぶ

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アルコールストーブには様々な違いがあり、重視ポイントによって選び方が変わります。

素材で選ぶ

素材

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アルコールストーブの素材にはアルミやステンレス、チタン、真鍮などが用いられています。アルミは安価で軽いですが、他の素材と比べると耐久性があまり高くありません。耐久性や耐摩耗性が高い素材がいい場合はチタンやステンレスがおすすめです。見た目のおしゃれさや経年変化を楽しみたいのであれば真鍮がおすすめです。

燃焼口の構造で選ぶ

燃焼口

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燃焼口とは炎が出る部分のことを言います。燃焼口の違いによって燃焼効率や燃焼時間、火力、炎の安定性などが変わってきます。アルコールストーブは火力の調節ができませんが、一部のメーカーでは燃焼口を改良することで火力の調節を可能にしました。このようにシンプルな造りのアルコールストーブですが、燃焼口の形状によって火力や使いやすさが大きく変わります。

サイズで選ぶ

サイズ

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アルコールストーブは軽量かつコンパクトを売りにしているアウトドアギアですが、様々なサイズがあります。超コンパクトなソロ用から3~4名で使える大きめのファミリー用などがあります。持ち運ぶ際や用途を参考に適したサイズを選びましょう。

アルコールストーブの使い方

使い方

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燃料を投入する

燃料投入

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まずはアルコールストーブについているタンクに燃料を注ぎます。商品によって注ぐ量は異なりますが、きちんとメーカー推奨量を注ぎましょう。少なすぎると燃焼効率が悪くなったり、不完全燃焼を起こしてしまう可能性があります。逆に多すぎるとウィックが燃料を吸いきれず、溢れてしまい別の場所に引火してしまう危険性があります。使用する前には取り扱い説明書をしっかりと読みましょう。

火の付け方

火つける

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適量の燃料をタンクに注いだらウィックにしっかりとアルコールを染み込ませ、着火します。着火の際はマッチやライター、チャッカマンなど、何を用いても問題ありません。アルコールストーブの燃料は引火しやすいので着火する際は周りに燃えやすいものがないか、燃料が漏れていないかをしっかり確認しましょう。チャッカマンのような先の長いものは着火の際に火傷する可能性が低いのでおすすめです。

火の消し方

火消す

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アルコールストーブは消火蓋を用いて消火を行います。火を消したい時は消火蓋を被せて火を消します。蓋は火を消すだけでなく、火力調整にも用いることができます。火が消えても再燃焼する可能性があるので本体が冷めるまでは蓋は被せたままにしておきましょう。本体が冷めたら残った燃料を保存容器に戻しましょう。

おすすめのアルコールストーブ8選

EVERNEW チタンアルコールストーブ

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エバニュー(EVERNEW)
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【基本情報】
・メーカー:EVERNEW
・サイズ(cm):長さ7.8×幅4.4×高さ7.6
・素材:チタン
・燃料:アルコール
・特徴:軽量・経年変化

超軽量タイプのチタン製アルコールストーブです。超軽量ながらも火力は問題なく、使い勝手がいい商品となっています。チタン製なので使用するとチタン特有の変色が見られ、使う度に変化を楽しむ事ができます。ただし、消火蓋が付いていないのでご自身で適したものを購入する必要があります。

ZEN アルコールストーブ

【基本情報】
・メーカー:ZEN
・サイズ(cm):長さ10.5×幅10.5×高さ8
・素材:ステンレス鋼
・燃料:アルコール
・特徴:風防兼五徳・組み立て式

風に弱いアルコールストーブの悩みを克服したアルコールストーブです。特殊なメッシュ加工が施された風防兼五徳を持ちることで風の侵入を防ぎ、安定した火力を維持することができます。さらに煙突効果を生み出すので、高火力での使用が可能です。また、組み立て式なので収納時もコンパクトです。

trangia アルコールバーナー

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trangia(トランギア)
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【基本情報】
・メーカー:trangia
・サイズ(cm):長さ7.5×幅7.5×高さ4.5
・素材:真鍮
・燃料:アルコール
・特徴:高燃焼効率・火力調整可能蓋付

高い燃焼効率を誇るコンパクトなアルコールバーナーです。風や低温に強く、安定した火力で長時間の使用にも向いています。火力を調整することのできる蓋が付いているので調理などにも使用することができます。真鍮製なので耐久性が高く、経年変化を楽しむ事ができます。

IMCO アルコールストーブ

【基本情報】
・メーカー:IMCO
・サイズ(cm):長さ3.6×幅3.6×高さ4
・素材:アルミニウム
・燃料:アルコール
・特徴:超軽量・炊飯機能付き

コンパクトで軽く、持ち運びに適したアルコールストーブです。アルミを素材としているので本体の重量は22gととても軽量になっています。自動炊飯機能付きのなので、着火後はシリンダーが自動で火力調整をしてくれます。着火後は放置しておくだけで美味しいご飯が炊きあがります。様々な料理に応用可能なのでキャンプご飯の幅が広がります。

MG TRAIL 固形燃料コンロ

【基本情報】
・メーカー:MG TRAIL
・サイズ(cm):長さ7.5×幅7.5×高さ7.5
・素材:鉄
・燃料:固形燃料
・特徴:折りたたみ可能・風防付

折りたたみ可能な固形燃料タイプのミニ五徳です。鉄製なので熱伝導率が高く、すぐに使用することができます。固形燃料タイプなので燃料の追加は簡単に行う事ができます。また、固形タイプなので燃料漏れなどの心配がありません。固形燃料を外して簡易的にアルコールバーナーを入れることもできます。

Coleman アルコールバーナー&クッカーセット

【基本情報】
・メーカー:Coleman
・サイズ(cm):ー
・素材:真鍮
・燃料:アルコール
・特徴:クッカーセット付・消化蓋付き

バーナー、五徳、クッカー、燃料ボトル、キャリーケースが1つになった嬉しいセットです。これさえあればキャンプの際、調理には困りません。300mlの燃料ボトルが付いているので十分な燃料を持ち運ぶことができます。燃焼目安時間は100mlで約80分と燃焼効率も良く、使い勝手のいいアイテムとなっています。

LOGOS アルコールバーナー

【基本情報】
・メーカー:LOGOS
・サイズ(cm):長さ7.5×幅7.5×高さ5
・素材:真鍮・ステンレス
・燃料:アルコール
・特徴:高火力・経年変化

使い込むほどに味が出る真鍮製のアルコールバーナーです。手のひらに収まるほどのコンパクトなサイズながらも高い熱伝導率と高火力を誇ります。火力の調節はできないため料理にはあまり向いていませんが、短時間でお湯を沸かすことができます。少ない燃料でも高い効果を発揮するので燃料の節約にもつながります。

Esbit アルコールバーナー

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エスビット(Esbit)
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【基本情報】
・メーカー:Esbit
・サイズ(cm):長さ7.4×幅7.4×高さ4.6
・素材:真鍮
・燃料:アルコール
・特徴:火力調整蓋付・経年変化

低価格ながらも丁度いい火力と火力を調整できる消火蓋付のアルコールバーナーです。ちょっとお湯を沸かしたい時や、ご飯を温めたい時に重宝する逸品です。造りがしっかりしているので安定感があり、長く使うことができます。真鍮製なので長く使えば使うほど味が出てきます。

まとめ

いかがでしたか?メリットもデメリットもあるアルコールストーブですが、荷物を少なくしたい方やコストを少しでも削減したい方におすすめです。燃焼効率が高く、氷点下での着火も可能なので寒い時期にも適しているので防寒対策品としても活躍します。また、シングルバーナーとうまく使い分けることでより充実したキャンプライフを楽しむ事ができます。

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