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ベアフットシューズで正しい走り方に!おすすめ14選徹底比較

アイキャッチ画像参照:MERELL

皆さん「ベアフットシューズ」ってご存じですか?
ラン二ング好きの方には馴染みのある言葉だとは思いますが、初めて聞いた方も多いのではないでしょうか。

ベアフットシューズとは、文字通り「ベアフット(裸足)」の様な感覚で身に着け、歩き、走ったりもすることができるシューズです。
ラン二ングシューズなど、アスリート向きのトレーニングシューズではありますが、普段使いも可能です。

2010年出版のベストセラー本「BORN TO RUN 著:クリストファー・マクドゥーガル」の中で言及されたことにより、アメリカでベアフットランニングブームが始まりました。

日本でも、ナイキやニューバランス、メレルなどの有名メーカーが挙って関連商品を発売していましたが、ブームの下火と共に見かけなくなっていきました。
ですが、ここ数年、再び様々なメーカーが販売を再開し、ブーム再来の兆しが見えています。

今回は、ベアフットシューズの魅力について掘り下げていきたいと思います。

ベアフットシューズとは?


参照:NIKE

ベアフットシューズとは、前述の通り裸足の様な感覚で身に着けられるシューズ、つまり、極限までクッション性のある靴底を薄くし、地面の感触を肌で感じられるシューズの事です。
その特徴から「ミニマル(=最小限)シューズ」とも呼ばれています。

一般的なランニング用のシューズは底にクッション機能があり、足を衝撃から守ってくれたり、スムーズなランニングをサポートする様々な機能が備えられています。
これに慣れてしまうと、身体が本来持っている全身を使って走ったり歩いたりする機能が鈍くなってしまいます。

そこで、敢えて高性能の詰まった靴底を、最小限まで削ぎ落とし、負荷をかけてトレーニング効果を得ることで、身体が本来持っているパワーやバランス感覚、筋力などを取り戻す目的で造られたシューズの事です。

ベアフットシューズの効果

では、実際にベアフットシューズを履くとどんな効果があるの?という疑問を解決するべく、以下にまとめました。

怪我をしにくくなる


参照:NIKE

高性能のランニングシューズを履いていると、通常なら怪我をしてしまう様な走り方や身体への負荷に対し、足が靴の性能に守られ、痛みが出たり怪我をするまで気づかず走り続けてしまう、ということが起こります。

ところが、ベアフットシューズではダイレクトに自分の足に負荷がかかってくる為、走り方が自然と矯正されたり、これ以上は止めておいた方が良いという、身体の声、足の声が聞こえてくるのです。

効率的な走法が身に付く

ベアフットシューズ‗フォアフット走法
参照:arch-seminar.com

昨今の一般的な厚底ランニングシューズでは、踵から足を着地させ、つま先で蹴りだす「ヒールストライク方法」で走ることが最適となりますが、ベアフットシューズの場合は、底が極限まで削ぎ落されて薄い為、踵で着地すると大きな衝撃が足に伝わります。

その為、ベアフッドシューズ着用時は母指球から着地し踵を軽く着いて蹴りだす「フォアフット走法」や中央部で着地し蹴りだす「ミッドフット走法」へと変化していきます。
これにより体は自然とバランスを取り、体幹が安定し全身の負担を軽減できるという効果があります。

蒸れにくく履き心地が良い


参照:Amazon

ベアフットシューズの特徴は、軽量で極限まで底が薄い事です。
その為、どのシューズも軽い生地を使用しているので、メッシュ生地のシューズが多く、通気性に非常に優れています。

ランニングなどのトレーニング目的に使用される方が多い事や、靴下無しで裸足のまま履く事が出来るシューズもあるので、蒸れずに心地良く履けるというのは非常に嬉しいポイントです。

ベアフットシューズの注意点

ベアフットシューズにも幾つか注意しておきたい点があります。
以下ではその注意点についてまとめました。

コンクリートでは足を痛めてしまう恐れがある


参照:Amazon

ベアフットシューズの靴底は非常に薄い為、固い場所や突起物のある道では衝撃がダイレクトに伝わります。
慣れないうちは痛みを感じたり歩くのが困難に感じることがあるかもしれません。

一般的なタウンシューズや高性能のランニングシューズに慣れている方は、まずはキャンプやアウトドアなどの機会に、土や芝生の道を歩いて、その感覚に慣れることをおすすめします。

いきなり長時間は使用してはいけない


参照:NIKE

ベアフットシューズには、クッション機能がありません。
その為、足への負荷は大きいものとなります。

通常のランニングシューズと同じ感覚で、長く走ったりスピードを出し過ぎない様に注意してください。
いつもよりゆっくりめのペースで、ランニングフォームを確かめながら走りましょう。

おすすめのベアフットシューズ14選

つづいては、おすすめのベアフットシューズをご紹介します。
まだ、試したことのない方も、既にお持ちの方も要チェックの14足です!

MERREL(メレル)VAPOR GLOVE 6

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MERRELL(メレル)
¥11,953 (2024/09/20 13:52:18時点 Amazon調べ-詳細)

ソール厚:6mm
重量:約160g

地面と足に”一体感”を与える究極の裸足感覚を実現した”0mmドロップ構造”の*ベアフットシューズ。
100%リサイクル素材を使用しており、環境に配慮したサステナブルな一足です。

ベアフットシューズを履く人の中で知らない人はいない大人気シューズです。

MERREL(メレル)ベアアクセスフレックス ニット

ソール厚:2.0cm, (ヒール高:1.5cm)
重量:600g

特徴的な履き口は、伸縮性のある糸で足を包み込むように編んだ3Dニットを使用し、靴下のようなフィット感を実現しています。
耐久性にも優れている為、ランニングやトレーニングにおすすめです。

トレーニングに使用すれば汗はつきものです。
ネットに入れる事で洗濯機で洗えることもポイント高いですね!

MERREL(メレル)ムーブグローブ

ソール厚:9.5mm
重量:230g(27cm片足)

タウンユースにも出来るシンプルなデザインで人気の1足。
アウトソールには濡れた路面などでも力強く地面に吸い付く「Vibram メガグリップ」を採用し、細かく素早い動きにも対応する力強いグリップ力が魅力です。

はだし感覚をより向上させ、効率的なトレーニングに最適な1足です。

MERREL(メレル)ヴェイパーグローブ5

ソール厚:6.5mm
重量:180g(27cm片足)

メレルのベアフットシリーズの中でも最薄のモデルです。
履き口がソックス状になっており抜群のフィット感を得られます。

また、素材にも最新のこだわりが見え、シューズ全体に地球に優しいエコロジカルな素材を使用し、サステナビリティを体現したモデルです。
自然を愛するアウトドア好きには見逃せないこだわりですね。

vibram(ビブラム )ファイブフィンガーズ V RUN

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Vibram FiveFingers(ビブラムファイブフィンガーズ)
¥23,650 (2024/09/20 13:52:20時点 Amazon調べ-詳細)

ソール厚:8.5mm(最大値)
重量:106g(サイズ38)

足袋の様な五本指シューズの先駆者、イタリアの靴底メーカーが造るベアフットシューズのランニングモデルです。
通気性に優れており指の間の生地も柔らかい為、裸足で履いても気にならない程です。

適度なクッション性もある為、初めてベアフットシューズを試す方にも使い心地の良い1足となるでしょう。

vibram(ビブラム)ファイブフィンガーズ V TREK

ソール厚:4mm(最大値)
重量:185g(サイズ43)

軽登山やハイキングにも使えるトレッキングモデルです。
厚みのあるソールで安心感たっぷり。

トレッキング好きの方には大人気でリピータ続出の1足です。
アッパー部分には保温効果・防臭効果のある素材が使用されているのも愛用者が多い理由の1つです。

New Balance(ニューバランス)メンズ MT10 ミニマス

ソール厚:2cm, (ヒール高:1.5cm)
重量:197g(サイズ26.5)

ベアフットシューズの中では、底が少し厚手のタイプでクッション性があります。
ニューバランスらしいクールなデザインは、一見普通のスニーカーと変わらないのでタウンユースにも使えます。

ウォーキングや散歩からベアフットシューズを始めたい方にはピッタリの1足です。

NIKE(ナイキ)フリー ラン NN

ソール厚:21mm
重量:約201g

ベアフットシューズ初心者の方におすすめしたいシューズです。
軽量で柔軟性に優れ、素足のような履き心地とFlyknitアッパーで自由に走る喜びを実感でき、もっと走りたくなります。

普段使いでもできるシンプルなデザインなので大人気です!

NIKE(ナイキ)フリーラン フライニット

ソール厚:前足部13mm、ヒール17mm
重量:500g(サイズ)

つま先から踵まで刻み込まれたアウトソールで足裏全体で地面を掴むことが出来る構造になっています。
伸縮性のあるデザインで靴下感覚で履けるほど、足との一体感があります。屈曲性も高く、持ち運びにも便利です。

たくさんの荷物を抱えてフィットネスジムに通っている方には嬉しいポイントですね。

altra(アルトラ) VALI

ソール厚:23mm
重量:260g(サイズ27.5)

正しいランニングフォームを自然に獲得できるシューズというコンセプトの商品作りをしているアメリカのシューズメーカー。
毎日履く靴として人気のある1足なので、トレーニングというよりはウォーキングや普段履きにおすすめの1足です。

フラットな履き心地はまるで靴を履いているのを忘れてしまうかの様です。

テスラ ベアフットランニングシューズ

ソール厚:1cm, (ヒール高:1.5cm)
重量:143g

お手頃価格なので、ベアフットランニングに興味はあるけど、なかなか踏み出せない方の為の1足です!
まずは試してみない事には始まらないので、ぜひこの1足から始めてみませんか?

アジア系の足幅が広い人用に合わせたアジアンフィットモデルなので、日本人の足にはぴったりのサイズ感です。

XERO SHOES(ゼロシューズ)M’S スピードフォース

ソール厚:4.5mm
重量:164g(片足 メンズ27.0)

陸上の短距離選手だった創業者によるアメリカのブランド。
軽量で圧倒的な薄さのソールは履いた途端に裸足の感覚を味わうことができます。

飽きのこないシンプルなデザインは、トレーニング以外にも使用し易く、タウンユースとして普段着に合わせてもしっくりくるシューズです。

XERO SHOES(ゼロシューズ)M’S プリオ

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XERO SHOES(ゼロシューズ)
¥12,980 (2024/09/20 13:52:23時点 Amazon調べ-詳細)

ソール厚:5.5mm
重量:215g(片足 Men’s 27.0)

XERO SHOES社のアメリカでのベストセラーモデル。
癖のない履き心地は人を選ばず、皆に愛される1足です。

ランニング以外にもハイキングやウォーキング、フィットネスなどの様々なシーンで活躍できること間違いありません。

LUNA Sandals(ルナサンダル)オソ・フラコ ウィングドエディション

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Luna Sandals(ルナサンダル)
¥31,159 (2024/09/20 13:52:23時点 Amazon調べ-詳細)

ソール厚:ベース11mm, ラグ4mm
重量:204g(Men’s サイズ9)

ランニングで使用できるサンダルを生み出した革新的なメーカー。
トレイルランニングにも使用できる優れものです。

急な雨やぬかるんだ道などの悪天候にも対応しており、アウトドアシーンでも活躍できます。
ラン二ングやトレーニングに無縁の方、またベアフットランニング初心者の方にも初めての1足としておすすめです。

まとめ


参照:NIKE

いかがでしたでしょうか?
ラン好きの方もそうでない方も、裸足で走る感覚を味わってみたくなってきたのではないでしょうか。

これから日差しが強くなり熱くなってくる季節、なかなか長距離ランをすることが難しくなってくるかと思います。
ベアフットシューズを履いて、短時間で効率的なトレーニングに切り替える良いタイミングかもしれません。
ぜひ、今回の記事を参考に、お気に入りのベアフットシューズを探してみてください。

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こちらの記事もぜひ参考にしてみてください!
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