【総まとめ】キャンプの心臓「キッチン」の必要アイテム!レイアウトのコツもご紹介
キャンプするならよりおしゃれでより使いやすいレイアウトを目指したいのがキッチンまわり。キャンプのときキッチンを見て「いまいち利便性が悪い」「なんかおしゃれじゃない」そう感じていませんか?
今回の記事は使ってほしいキッチンの便利アイテムやレイアウトのコツをご紹介、「自分も同じ!」という方はぜひ最後まで読んでみてくださいね。
キッチンはキャンプの心臓
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キャンプを快適に過ごすには利便性の高いアイテムと動線を考えたレイアウトが要となります。その快適に過ごすためのポイントがもっとも必要とされるのがキッチンまわり。
キャンプの心臓と表現してみましたが、使いやすくおしゃれなキッチンはサイト全体の使い勝手や見た目の印象を左右する重要なポイントなんです。
キャンプで必須のキッチンツール
極端に言えばキャンプで必須のキッチンツールなんてものはありません。ですが、あったら格段に調理が楽になるものはいくつか存在します。
大きなキッチンテーブルやラックはソロには向かないし、ロースタイルかハイスタイルによって必要なアイテムも変わってきます。自分のキャンプスタイルに合わして商品を選択してくださいね。
キッチンテーブル
キャンプにおけるキッチンテーブルの利点は調理スペースと食事スペースを分けられることです。ひとつのテーブルだけでは調理が進むにつれ物が乱雑になっていき、使おうとしたものが行方不明になることもしばしば。
そんな使いにくさとイライラを解消してくれるのがキッチンテーブルなんです。
Coleman(コールマン)オールインワンキッチンテーブル
使用時サイズ:(約)149×55.5×170~190(高さ)cm/テーブル(約)80×54×80(高さ)cm
収納時サイズ:(約)80×11×28(高さ)cm
重量:(約)6.7kg
材質:アルミニウム(フレーム)/メラミン加工合板(天板)/スチール(シェルフ)
耐荷重:テーブル(約)30kg/シェルフ(約)25kg
キッチンテーブルに必要とされる機能が詰まった良アイテム。ランタンスタンド付きで収納スペースも多く、ツーバーナーが置ける場所は横のスペースと高さが合うように設計されています。
調理器具を吊り下げるハンガーまで備える多機能キッチンテーブルです。組み立ては簡単で収納もコンパクト、持ち運びがしやすい専用の収納ケースが付いています。
ラック
出典:amazon.co.jp
小物が多くなってしまうのが調理用品、そのまま置いていてはスペースも阻害するし整理もうまくできません。そんなときに有効活用したいのがラック、これを上手に利用することで利便性が急上昇します。
段数が多いのを使うか、台数自体を増やすのかと使い方にセンスを問われるアイテムです。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)CSクラシックス 木製3段MOVEラック<600>
使用時サイズ:60×30×57~64(高さ)cm
収納時サイズ:60×40×9(厚さ)cm
重量:(約)3.8kg
材質:天然木(構造部材)/オイルステイン(表面加工)
キャンプの収納と言って真っ先に思いつくのがこのタイプのラックではないでしょうか。さらに使いやすくするためDIYする方も多い収納の定番アイテムです。
紹介するのはすっきりと物を収納でき、サイトをおしゃれに見せてくれるキャプテンスタッグの木製ラック。組み立て、収納も簡単で2段階で高さ調整ができるすぐれものです。
ほかにも段数違いや幅違いのモデルがあるので自分の使い方に合わせて選んでみてください。
キッチンツールスタンド
スペースを効率的に使うには縦の空間をうまく使うのがミソ、吊り下げ式やラックなど大きな場所を必要としないツールスタンドを利用するのもひとつの手です。
ソロキャンプだとこういった省スペースで使えるアイテムが利用しやすいでしょう。
Chocople キッチンツールスタンド
本体サイズ:15.4×45(高さ)cm
材質:ステンレス
紹介するのはキッチンツールを6つ吊るせる省スペース仕様のスタンド。材質はステンレスで錆びにくくキャンプ向きです。
軸を中心に360度回転するので、使いたいツールもサッと取れる使い勝手のよいアイテムとなります。
キッチンバサミ
包丁よりも気軽で安全に素材を切れるのがキッチンバサミ、あるのとないので調理スピードも変わってきます。特に調理がちょっと苦手な方とか、とにかく楽をしたい方とかにおすすめです。
関孫六 鍛造オールステンレスカーブキッチン鋏
本体サイズ:7.3×22×1.2(高さ)cm
材質:ステンレス刃物鋼
このアイテムのおすすめポイントはカーブ形状であること、刃先が食材の下に入りやすくしっかりキャッチします。まな板の上だけでなくボールの中、フライパンの上などでも使えるのが魅力です。
刃先には細かなギザギザが入っており、食材の滑りを軽減します。継ぎ目のない本体は2つに分解でき清掃も簡単、便利かつ衛生的に使えるキッチンバサミです。
キッチンペーパー
出典:amazon.co.jp
キャンプで面倒なことのひとつが洗い物、キッチンペーパーで拭き取って帰ってから洗うという方も多いです。使ったあとは焚き火に投げ入れておしまい、ゴミも増えない便利アイテム。
おすすめのキッチンペーパーを紹介するところですが、今回は趣向を変えておしゃれなキッチンペーパーケースをおすすめします。
BALLISTICS(バリスティクス)MILITARY KITCHEN PAPER CASE
本体サイズ:直径13×25cm
材質:コーデュラナイロン/600Dポリエステル
カラー:COYOTE/OD/BLACK/DAC HUNTER/WL CAMO/MULTI-CAM/MULTI-CAM BLACK/MULTI-CAM ARID/REAL TREE(ポリ)/ウルフグレー/タイガーカモコットン
市販のキッチンペーパーを収納、引き出して使えるケースです。(ロングサイズは海外製のペーパー対応)ミリタリーカラーはベルクロでワッペンを付けれるので、サイトに好みの雰囲気を出せます。
上部の取っ手は取り外し可能、側面にあるデイジーチェーンを利用して横向きに使用することもできます。
別売りの他社製品 ㈱オーエ スマートホーム ペーパーホルダーを併用すると縦置きの際、安定感が増して使い勝手が向上すると公式サイトでおすすめされています。
ナイフ
キッチンツールで必須のものはないと言いましたが、ナイフはキャンプ自体に必須のものと言えます。バトニングで使うのがメインでしょうが、当然調理向きのタイプも。
今回紹介するのはキッチンで使いやすいフォールディング仕様(折りたたみ式)のナイフです。
UNIFLAME(ユニフレーム)ギザ刃 キャンプナイフ
使用時サイズ:全長(約)22cm/刃長(約)9.5cm
収納時サイズ:(約)12cm
重量:(約)38g
材質:ステンレス刃物鋼、ABS樹脂(柄)
ユニフレームのキャンプナイフ、特徴は小型で折りたたみ仕様である点です。ソロクッカーにスタッキングでき、ほかの物と合わせてコンパクトに収納可。
刃先にあるギザギザで柔らかい食材でも、気持ちよく刃が入っていきます。刃先はロック式でなく強度も高くはないので硬い食材は苦手ですが、ギザ部分と平面部分それぞれの刃を使って幅広く対応できるおすすめのキッチンナイフです。
キッチン周りにおける注意事項
ここではキッチン周りの配置に関する注意事項を説明しておきます。基本的には使う人が作業しやすいように配置すればよいのですが、安全上の問題もあるのでしっかり理解してくださいね。
高さを揃える
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家庭でのキッチンを見ると高さが全て揃ってますよね。作業場所ごとに高さが変わるのは思った以上にストレスになります。
アウトドアメーカーで販売しているキッチンテーブルで、ツーバーナーを置く箇所が下がっているのはそのためです。そういった基本を加味して、自分が使いやすい高さ設定を探してみましょう。
火器はテントやタープの外に置く
次に配置場所についてですが、キッチンテーブルは火を扱うのでテントやタープから離すのが基本です。テント内に配置する場合は天井から遠ざけるため、ハイスタイルではなくロースタイルで使用してください。
また地面に傾斜があると思わぬ事故にもつながるので、その点も十分注意して設置する必要があります。
なるべくコンパクトに配置する
理想は最小限の移動ですべての箇所に手が届くです。流れ作業をイメージするとわかりやすくなります。
シンプルに横一列に並べるI型、自分を囲むように配置するL型など、サイトの形状に合わして効率よく配置しましょう。
おしゃれなキッチンレイアウトをご紹介!
最後にインスタグラムから素敵なキッチンレイアウトを3つ紹介します。素材や色合い、使い勝手など人によってポイントはさまざま。ぜひ参考にしてみてください。
使い勝手で変わっていくキッチンテーブル
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DOD(ディーオーディー)のテキーラキッチンレッグを使用したキッチンです。専用レッグのみの商品構成で、別で用意したプレートを差し込むことによりキッチンテーブルが完成します。
自分好みに加工した木材を使ったり、板の枚数を増やしたりと使い勝手に合わせて変化が可能な進化型キッチンです。
投稿者さんのキッチンは横一列にクーラーボックスやジャグを配置して、レッグ部分の鉄とプレートやラックの木材を調和させたおしゃれキッチンです。
シンプルで優しいキッチンテーブル
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Hilander(ハイランダー)のウッドキッチンテーブルを使ったレイアウトです。テーブルや小物の木材とクーラーボックスやコンテナの白色がマッチした、優しい印象のする素敵なキッチンに見えます。
投稿者さんは川の眺めを意識したとのこと、テントの設営と同じくキッチンから見える景色も考えると面白いレイアウトになりそうです。
ひとつの到達点自作キッチンテーブル
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よいレイアウトの一因は使い勝手がよいこと、その使い勝手を突き詰めた自作キッチンテーブルは使う人にとって最高のレイアウトと言えませんか?
自作ギアはキャンパーのあこがれ、投稿者さんのバーナー、ジャグ、コンテナ、ランタンをうまく配置したキッチンテーブルは見事としか言いようがありません。
いつかこういう素敵なキッチンテーブルを作ってみたいです。
まとめ
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キッチンに関わらずおしゃれ感を追求してしまうのがキャンプ、初心者の方だと悩むポイントは多いはずです。まずは自分の使い勝手を優先して商品や配置を考えてみてください。
そうすることで徐々に素敵なキッチンに生まれ変わっていくでしょう。最初はこの記事で紹介しているおすすめのアイテムを揃えてみて、最高なキッチンへの第一歩を踏み出してみてくださいね。