炭を再利用できる!おすすめの火消し壺15選【代用品は?】
キャンプやアウトドアの醍醐味といえば、バーベキュー。火を囲みながら非日常を存分に楽しんだ後、炭の処理に困ったことはありませんか?
のんびり眺めながら火が消えるのを待つのもひとつですが、早く片付けたい時もしばしば。そんな時にオススメしたいのが「火消し壷」です。今回は最新版のおすすめ火消し壷をご紹介します!
火消し壺とは
火消し壷とは火がついたままの炭を入れ、フタをして放置することで火を消化できる容器のことを言います。酸素を遮断することで、安全に消化できるという仕組みです。
行程がとてもシンプルなため、炭を扱うのが初めての方にもオススメしたいアイテムのひとつです。消化した炭は火消し壷に入れたまま持ち帰ることができます。もちろん、その炭を再利用することも可能です。
昨今、見聞きする機会が増えたSDGsにも貢献できる優れものなのです。
火消し壺の魅力
参照:ニトリ公式
日本人にとって馴染み深いものは沢山ありますが、その中のひとつが火消し壺ではないでしょうか。2022年の今現在でもラブコールが耐えない、そんな火消し壷の魅力に迫っていきましょう!
水なしで火を消せる
参照:CAINZ公式
炭を消化する際、水につけて消化するという方法があります。ですが、炭を一気に入れると急激に沸騰し、細かな炭が飛び散る恐れもあります。
水での消化方法は使用方法によっては危険性があります。一方、火消し壷は炭を入れ、フタをし、放置するだけで安心かつ安全に消化が可能です。
炭を再利用できる
消化した炭をそのまま再利用できるのも、火消し壷を活用するメリットのひとつです。一度使用した炭は火がつきやすいため、新しい炭に混ぜて使うことで格段に早く着火できます。
時短なうえ、地球にもお財布にも優しいのが大きな魅力ではないでしょうか。
火消し壺の選び方
参照:LOGOS公式
扱い易さやサイズなど、火消し壺を選ぶ際に重視したい項目は様々です。ここでは火消し壺を選ぶ際のポイントを4つお伝えしていきます。
- 素材で選ぶ
- サイズで選ぶ
- 持ち運びのしやすさで選ぶ
- 火起こし機能の有無で選ぶ
素材で選ぶ
参照:コーナン公式
多くの火消し壺はアルミやスチール、ステンレスが主に採用されています。比較的軽く、耐久性にも優れていますが、表面が高温になるので注意が必要です。
金属製の他に、コロンとしたフォルムが愛らしい陶器製があります。近年ではガラス繊維が採用された袋タイプも人気です。
サイズで選ぶ
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製品によって大きさは様々。容量が大きく異なるため、購入する際に必ずチェックが必要です。大きいサイズであれば、多くの炭を消化できるというメリットがあります。
一方、小さいサイズであれば容量も少なくなりますが、荷物のコンパクト化を図れます。
持ち運びのしやすさで選ぶ
参照:Qualz公式
持ち運ぶ際、フタが密閉できるかどうかも重要になります。密閉されていれば、車での移動中などに火消し壷が倒れてしまっても「中身が全部こぼれた!」なんて事にはなりません。
また、取っ手の形状も様々なので、色々試して自分のスタイルに合ったものを見極めるのも楽しいですね。
火起こし機能の有無で選ぶ
火のついた炭を消化するだけでなく、火起こし機能も備わった便利なタイプもあります。炭を入れ、着火剤に火をつけて放置するだけで簡単に火起こしが可能。
火起こしに時間がかかってしまうという方には是非、注目してもらいたい機能のひとつです。
おすすめの火消し壺15選
それでは最後に、定番アイテムから最新のスタイリッシュなものまで、多種多様な火消し壺15品をご紹介します!
①「アウトベアー(OUTBEAR)ステンレス製火消しつぼ」
●サイズ:S 18×18×高さ17.5cm/M 22×22×高さ21cm
●重量:S 670g/M 920g
●主素材:ステンレススチール
アウトベアーの火消し壺は耐久性の高い総ステンレス製。アルミやスチール素材に比べて錆びにくいのが特徴です。
2サイズで展開されているため、用途やシーンで使い分ける事も可能。オリーブカラーの収納袋とセットになっているのも嬉しいですね。
②「キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アルスター 火消しつぼ M」
●サイズ:20.5×19.5×高さ22cm
●重量:640g
●主素材:鉄、アルスター鋼板
キャプテンスタッグの火消し壷は、底面の熱が直接地面に伝わりにくいスタンド付き。芝生の上でも使いやすいのがポイントです。
収納する際はフタを押さえるストッパーとしても機能する2way式も魅力的。同じ仕様で大容量のLサイズも展開しています。
③「ロゴス(LOGOS) ポータブル火消し壺」
●サイズ:17.5×17.5×高さ22cm
●重量:1.5kg
●主素材:アルミ
ロゴスの火消し壺は従来品よりコンパクトになって登場。フタはロック式でハンドルもついているので、持ち運びも楽々。
ロゴスのマークがポイントになったスタイリッシュな見た目なので、置いているだけで様になりますね。
④「KANEYOSHI 夏目型炭火消し 大」
●サイズ:25×25×高さ20cm
●重量:4kg
●主素材:陶器
KANEYOSHIの火消し壺は愛知県の碧南市でとれた「三河土」で作られています。手作業ならではの味わいと温かさが特徴。
レトロで愛らしい見た目から、インテリアとしての日常使いも楽しめます。計4つの豊富なサイズ展開も魅力です。
⑤「キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 和膳亭」
●サイズ:16×16×高さ13cm
●重量:1kg
●主素材:陶器
キャプテンスタッグの火消し壷は陶器製をリーズナブルに取り入れたいという方にオススメ。コンパクトなサイズ感なので、サクッと使えます。
ソロで楽しむ際は七輪と合わせて使ってみたりするのも乙。
⑥「バンドック(BUNDOK) チャコール 缶」
●サイズ:18.5×18.5×高さ27cm(取っ手は含みません)
●重量:940g
●主素材:鋼板
バンドックの火消し壷は大きめではありますが、軽量で持ち運び易さが特徴。フタには少し余裕があり、熱で膨張した場合も開閉し易いです。
無骨なキャンプスタイルにも合うので、ガンガン使い込みたい一品。
⑦「キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 火消しつぼ 火起し器セット」
●サイズ:19×19×高さ24cm
●重量:1.5kg
●主素材:亜鉛めっき鋼板 、鉄
キャプテンスタッグの火消し壷は火起こし器とセットになった嬉しい仕様。火起こし器には側面に着火口が着いているため、スムーズに着火できます。
火起こし器は火消し壷に収まり、セットしたままの火消しも可能です。
⑧「グリーンライフ 火おこし兼用火消つぼ」
●サイズ:15×15×高さ25cm
●重量:1kg
●主素材:スチール
グリーンライフの火起こし兼用火消し壺は、その名の通り1台2役。フタと底の両方に2ヶ所ずつフックが付いているため、持ち運びも安心です。
地球に優しい生活用品やキャンプギアを展開するグリーンライフの人気商品です!
⑨「アルパインデザイン(Alpine DESIGN) 火おこし&火消し壺」
●サイズ:18cm×18cm×高さ30cm
●重量:1.2kg
●主素材:鉄、亜鉛メッキ
アルパインデザインが提案する1台2役の火消し壺。本体下部についている「つまみ」を左右に動かすだけの一体型です。
火起こしの際は右に動かし、火消しの際は左に動かすだけなので操作は簡単。持ち手は本体に沿ってカーブされているので、収納も持ち運びも便利です。
⑩「ランプトップ(LAMPTOP)火消しつぼ ステンレス」
●サイズ:20×20×高さ20cm
●重量:917g
●主素材:ステンレススチール
ランプトップの火消しつぼは容器が冷めるまで待てない!という方にオススメしたい逸品。酸欠消火に加え、水での消火も可能な2way仕様です。水で消火する場合は安全を考慮しましょう。
フタの内側には本体に掛けられるフック付きといったひと工夫が嬉しいですね。
⑪「ViYoung 火消しつぼ」
●サイズ:16.5×16.5×高さ16.5cm
●重量:667g
●主素材:ステンレス
ViYoungの火消しつぼは酸欠+水消火の両方が叶う一品。コンパクトなサイズ感なため、取り扱いのし易さがポイントです。
収納袋、トング、綿手袋がセットになってお得感満載です。
⑫「クオルツ(Qualz)ステンレス炭火火消し壷」
●サイズ:20×20×18cm
●重量:830g
●主素材:ステンレス
クオルツの火消し壺は、アウトドアショップ「WILD-1」が打ち出す自信作です。1984年からアウトドアライフを発信し続けてきた同ショップがサイズ、耐久性、使い勝手を追求。
無駄のない削ぎ落とされたデザインで、スマートな火消しが叶います。
⑬「コーナン オリジナル 炭の火消しつぼ」
●サイズ:19×19×高さ27cm
●主素材:鉄
コーナンの火消し壺は1500円以下とリーズナブル。つくりやデザインはシンプルですが、なんといってもコスパの良さに感激です。
高品質を安価で提供するホームセンターは要注目です!
⑭「カインズ(CAINZ) エコ楽 火消しつぼ」
●サイズ:21×21×高さ35cm
●重量:900g
●主素材:スチール(アルミめっき)
カインズの火消しつぼは、取っ手のフォルムが特徴的。ミルク缶を彷彿とさせるデザインが魅力的です。店舗限定商品ですが、店舗での取り置きを公式サイトで申請することも可能。
⑮「Tisuokae 火消し袋」
●サイズ:16.5×8.9×高さ34.79cm
●重量:290 g
●主素材:グラスファイバー繊維(シリコン加工)
Tisuokaeの火消し袋の特筆すべき点はなんと言っても耐熱温度。火消し壺に比べ、袋タイプは耐熱温度の低さがデメリットでした。
ですが、Tisuokaeは1000度まで耐えられる火消し袋を開発!コンパクトながら火消し壷と同等のパフォーマンスを誇る火消し袋は要チェックです。
まとめ
テーブルや焚き火台に比べると、優先順位で上位にランクインしづらい火消し壺。ですが、キャンプやアウトドアで活躍必至の良き相棒になれる可能性を秘めた、ポテンシャル高めなギアなんです。
今回ご紹介した火消し壺の選び方やおすすめ15選を参考に、気になったものがあれば是非チェックしてみてください。
スマートでエコな火消し壷ライフ、はじめませんか?
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