アイキャッチ画像出典：Amazon
カーサイドタープとは、車と連結させることで簡単に設営できるタープのことで、車内の空間を使うことができるため居住スペースが広がるキャンプ道具です。車中泊はもちろんのこと、デイキャンプやオートキャンプでも使う方が増えているおすすめアイテムです。
カーサイドタープにも様々な種類がたくさんあります。何を選べばいいか悩むのではないでしょうか？
そんな方のために、おすすめのカーサイドタープをご紹介いたします。
カーサイドタープの魅力
出典:amazon
コンパクトで持ち運びがしやすい
カーサイドタープは、通常のタープ以上に軽量化されているタイプがほとんどで、持ち運びが非常に楽です。
キャンプとなると、つい荷物が多くなってしまいがちで、キャンプサイトまで荷物を運ぶのも一苦労なんてこともありますが、カーサイドタープは軽く、車に取り付けるだけなので、キャンプサイトまで運ぶ手間もありません！
設営がしやすい
通常のタープは、設営自体に時間がかかってしまい、料理などのキャンプ自体を楽しむ時間が確保できないなんてこともあります。しかし、カーサイドタープであれば、タープの片側を車に接続するだけなので、設置場所を選ばなくても、簡単に素早く設営することが出来ます。急な天候の変化があっても素早く、簡単に取り外しが、取り付けが可能なのもカーサイドタープのメリットです。
車内のスペースを有効活用できる
カーサイドタープを車に取りつけ、トランクスペースをキャンプスペースに取り込むことで、車の中もキャンプ空間にすることができます。
トランクスペースを寛ぎの空間とすることで、より快適なキャンプライフを愉しむ事ができます。カーサイドタープは、ハイエースなどの大型の車にも取り付けられるので、キャンプの幅が広がる事間違いなしです！
カーサイドタープの下で焚き火や料理を愉しみ、夜は車中泊なんて使い方も出来ます。その場合はテント設営の手間も省けるので、キャンプを楽しむ時間をより増やすことが可能になります。
カーサイドタープの種類
張り方がアレンジできる「ヘキサタープ」
出典：Amazon
ヘキサとは六角形を意味するヘキサゴンからきています。タープ自体の形が六角形をしており、様々な形に用途に合わせて自由自在に変形させる事ができます。
キャンプ上級者であれば、六角形タープ1つでテントを作れるほど自在に好みの形に設営する事が出来ます。カーサイドタープとしてヘキサタープを使用する用途は、日除け、雨よけがメインとなります。頭上にタープを貼るだけなので、自然を眺めながらキャンプを愉しむ事が出来ます。
ただし、横からの雨などはタープ内に入ってくる事があるので、雨の日の使用には向いていません。ヘキサタイプは、ポールを使用することで自立しますので、カーサイドタープとしての使用以外にも様々な使い方が出来るのも特徴の一つです。
慣れてくれば、設営方法によってテントのような形の設営も可能なので、テントを持って行かずともこのカーサイドタープ1つでキャンプを楽しめるようになるかもしれません。
こちらはカーサイドタープ専用のものではなく、通常のヘキサタープでも張り方次第で活用ができるのでおすすめです。
プライベート空間を作れる「カーサイドシェルター」
出典：Amazon
カーサイドタープの王道と言ってもいいタープが「カーサイドシェルター」です。カーサイドタープでありながら、一見通常のテントのような形をしています。車のスペースを最大限に活用しながら、テントが併設されているといったイメージです。
カーサイドシェルターは全方位がタープで覆われているタイプもあり、横からの雨や風を防ぐ事が出来ますので、全天候に向いているカーサイドタープです。冬のキャンプでも風を凌げるので、快適にキャンプを愉しむことが出来ます。
タープ内には、メッシュの小窓がついているタイプがほとんどなので、タープの中から自然を愉しむことも出来ます。タープの中では、調理をすることはもちん。暖かい日にはコットなどを設営して宿泊なんてことも出来ちゃいます！適度な大きさのリビングスペースを確保する時にもこのカーサイドシェルターが向いています。
安くて簡単な「リアゲートタイプ」
出典：Amazon
上述したヘキサタープ、カーサイドシェルターより比較的安い価格で購入ができるタープが「リアゲートタイプ」になります。
リアゲートタイプもカーサイドシェルター同様、全方位をタープで覆いますが、シェルタータイプと比べるとサイズが小さいのが一般的です。その分設営が簡単で、タープに付いている吸盤を車に取りつけて、ワンタッチで完成する種類などもあります。
一般的な使用用途としては、タープの中で過ごすというよりかは、一時的に着替えをする場合や、一時的に雨、風を凌ぐ時に使用します。車の中では着替えがしづらい。なんてこともありますので、そうした時にリアゲードタイプのタープがあれば、人目を気にすることなく広々としたスペースで着替えをする事が出来ます。
ロール型で設営簡単「カーサイドオーニング」
出典:Amazon
車の横からロール型で伸ばすことができるのが、カーサイドオーニングです。片側は車に事前に取り付けて置けるので、伸ばしてポールを立てるだけと、もっとも簡単に設営ができるカーサイドタープです。
一方一般的な形のカーサイドオーニングには、側面がないため雨天時や風の強い日などには使えず、また日差しもこれまでのタープタイプと比較して防ぎづらいデメリットもあります。
カーサイドタープの選び方
種類で選ぶ
先ほどご紹介した4種類のタイプ（ヘキサタープ、カーサイドシェルター、リアゲートタイプ、カーサイドオーニング）をカーサイドタープ利用時の目的に応じて選びましょう。
設営の簡単さを重視したいのか、居住性を重視したいのかによって選ぶカーサイドタープが変わってきます。
車のサイズで選ぶ
カーサイドタープの種類やサイズは様々で、大きい物ではハイエースなどの大型車用から軽自動車用までサイズが異なります。
サイズが合っていないと、隙間から雨が侵入してきたり、設営がうまく出来ず、途中で倒れてしまう危険性もありますので、カーサイドタープを選ぶ時には、お持ちの車に合ったサイズを選ぶようにしましょう。
耐水圧で選ぶ
カーサイドタープを選ぶにおいて、耐水性もチェックしましょう。あまりに耐水性が低い場合、タープから雨が染み込み、せっかくのキャンプが台無しになってしまうこともあります。耐水性が高くなるに比例して、価格も高くなっていきますが、快適なキャンプ生活を愉しみたいのであれば、一定以上の耐水性は確保しましょう。
一般的に強い雨にも耐えうる耐水圧は、1500mm以上とされていますので、タープを選ぶ時のひとつの基準として購入を検討して下さい。
収納性で選ぶ
カーサイドタープの中には、非常にコンパクトに持ち運びが楽な商品もあります。
せっかく便利なカーサイドタープでも荷物が嵩張ってしまっては、元も子もありませんので、収納時の大きさなども購入の際の目安としていただくことをおすすめします。
おすすめカーサイドタープ15選
ヘキサタープおすすめ6選
DOD(ディーオーディー) ヘーキサタープ(ポリコットン製ヘキサタープ)
サイズ：W420×D420cm
重量：3.0kg
収納サイズ:W55×D14×H14cm
ポリコットン生地なので、タープ下での調理にも安心して使用できます。遮光性も高いので、夏でもタープ下では涼しく過ごすことができます。
テンマクデザイン ムササビウイング13ft.TC “焚き火”version
サイズ：390×380/240(幅)cm
重量：2.1kg
ムササビウィングというだけあって、ムササビが手を広げた時の形にそっくりです。形が独特ですが、非常に設営がしやすく、周囲を目を釘付けにすること間違いなしです！ソロでの車中泊キャンプにぴったりです。
スノーピーク(snow peak) タープ /R HDタープ “シールド”・ヘキサ Pro セット
サイズ：D280cm×W240cm
重量：9.5kg
少々重いですが、抜群の安定感と耐水圧3000mmという、怖いもの無しのタープです。曲線によって風の影響を受けにくくなっているので、立てやすいのも特徴です。
ロゴス(LOGOS) neos LCドームFitヘキサタープ 4443-AI 71805053
サイズ：440×430×230cm
収納サイズ:67×13×16cm
重量：4.2kg
タープの片側がラウンド状にカットされているので、車へ取り付ける際、無駄な隙間を作らず、車にフィットする形となっています。
FIELDOOR（フィールドア）ヘキサ タープ T/C 難燃性ポリコットン 【カーキ】4～6人用
サイズ：440cm×470cm
収納サイズ:75cm×17cm×17cm
重量：1.3kg
耐火性はもちろん、撥水性と防カビ加工をしているので、長年使用したいとお考えの方におすすめのタープとなっています。
コールマン(Coleman) タープ XPヘキサタープ
サイズ：460×435×高さ230cm
収納サイズ:18×74cm
重量：7.6kg
使用するポールはクロスポールなので、ロープ1本で簡単に設営が出来ます。設営が簡単なのが特徴です。
カーサイドシェルタータイプおすすめ5選
小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) カーサイドタープ AL
サイズ：250×170×220cm
重量：2.5kg
収納サイズ:58×12×12cm
車両本体に取り付けることも可能ですが、リアゲートを跳ね上げた部分に取り付けることも可能です。コンパクトで軽く、設営が楽な点がこの商品のメリットです。
ogawa(オガワ) テント シェルター型 カーサイドシェルター
収納サイズ：約68×18×18cm
対象の車輛サイズ：車高170cm～200cm
重量：4.2kg
全方位覆う事ができるカーサイドタープです。耐水圧が1800mmあり、強い雨にも耐えられる点がおすすめです。
FIELDOOR（フィールドア）カーサイドタープ
サイズ：250cm×350cm
収納サイズ:55cm×13cm×13cm
重量：2.2kg
耐水圧が1500mmあり、強い雨にも耐えれるにも関わらず、価格が1万円を切るというコストパフォーマンスに優れたタープです。
KingCamp（キングキャンプ）タープ テント
サイズ：315×215cm
収納サイズ:66×20×20cm
重量：6.2kg
上部のみを覆うタイプのカーサイドタープです。サイドとリアゲート両方への取り付けが可能です。
軽自動車からミニバンまで様々なサイズの車に取り付ける事が出来るので、購入に迷った時はこちらを購入いただくことをおすすめします。
カナディアンイースト(Canadian East) アウトドア キャンプ テント シェルター
サイズ：トップ幅175cm×底部幅285cm×高さ210cm×奥行247cm
収納サイズ:68×18×18cm
重量：3.5kg
非常に軽量でコンパクトなのに、耐水圧が1800mmとかなりの強雨でも耐える事が出来る性能があるのが特徴です。
リアゲードタイプおすすめ3選
ロゴス(LOGOS) neos ミニバンリビング-AI
サイズ：140×140×170cm
重量：2.5kg
収納サイズ:67×11×11cm
吸盤をドアに取り付けるだけで簡単に設営が完了します。収納サイズもコンパクトです。
iBeamed リアゲートタープ 更衣室 リビング タープ 日除けに かぶせ型
サイズ：天井幅140cm、天井奥行170cm、壁高180cm
重量：1.4kg
高さが180cmありかなりのスペースを確保できるので、着替えする時も何の不自由なく着替えていただく事が出来ます。
Levolva (レヴォルヴァ) 汎用リヤゲートタープ
サイズ：130×130×185cm
ワゴンやミニバンや軽ワンボックスなど幅広い車種に対応しています。吸盤とベルトで簡単に設営できます！
おすすめカーサイドオーニング
DANCHEL 4WD 車用サイドオーニング
サイズ：1.5m×1.5m〜2.5m×3m
重量：11 Kg（2×2）
サイズ展開が豊富なので、お持ちの車のサイズに併せてサイズ選びできておすすめのカーサイドオーニングです。車自体にセッティングするタイプなので、キャンプ当日の設営が特に簡単なモデルです。
まとめ
今回ご紹介させていただきましたカーサイドタープ。軽量でコンパクト、機能的なタープと車を連結させるだけで、いつものキャンプをより特別なものにしてくれます。
カーサイドタープを購入される際は、サイズ、形、耐水圧などの機能面を重視しましょう。カーサイドタープは、軽自動車、ミニバン、SUVまで多岐にわたるサイズが用意されています。ご自身の車にあったサイズを選んでくださいね。
カーサイドタープを使って、いつもと違うキャンプをお楽しみ下さい！
関連記事
