登山グローブおすすめ16選! ワークマンのグローブや防水グローブなど【夏・冬】
トレッキングや登山など、アウトドアを安全に楽しむときに用意したいのが「トレッキンググローブ」と呼ばれる登山用の手袋です。
登山グローブは、登山のときに手をケガや寒さから守ってくれたり、雨や雪で手が濡れないようにしてくれたりする必須アイテム。
たくさんの種類があるなかで、お気に入りのグローブを見つけたいですよね。
そこで今回は、夏・冬用のおすすめ登山グローブを計16個ご紹介します!
登山グローブの役割
登山グローブを使う主なメリットは下記の3つです。
けが予防
登山では足場が悪い場所を歩行することがあり、岩場や木の枝を掴んで体を支えるシーンも多いです。
登山グローブは、岩や木を掴んだときの思わぬ手のケガから守ってくれます。
また、汗で手がすべって、ハシゴやクサリを掴み損ねてしまう危険性も軽減してくれるでしょう。
手の保温
登山グローブは手の保温もしてくれます。
山は標高が高くなるほど気温も下がるので、手がかじかんで安全に山を登れなくなり、冬山の場合は凍傷のリスクもあります。
例えば、夏場であっても富士山のような高山に挑戦する場合は、寒さ対策として登山グローブを用意した方が安心です。
登山時の防寒対策として、登山グローブは必須のアイテムです。
手の防水
登山グローブは手の防水のためにも役立ちます。
山の天気は変化が激しく、急に雨がふり出すことも多いです。
そんな雨天時の登山で一番危険なのは、肌や衣類が雨に濡れることで起こる低体温症。
低体温症を放っておくと、最悪の場合は死につながってしまう病気です。
突然の雨で手が濡れてしまうと体温が奪われてしまい、低体温症の発症リスクが高まります。
防水性の高いグローブを用意しておけば、いざというときも安心です。
登山グローブの選び方
登山グローブは種類が多くて、どれを選べばいいか迷ってしまう人も多いですよね。
こちらでは登山グローブの選び方を3つにわけて紹介します。
季節に合わせて選ぶ
登山グローブは、季節に合わせて選ぶのも有効です。
使う季節によって下記の3つに大きくわけられます。
- 春・秋
- 夏
- 冬
春・秋の雪のない低山でグローブを使用する場合は、保温性と操作性に優れた中厚手のものが便利です。
標高によっては春や秋でも雪が降っている場合もあるので、保温性や防水性に優れた冬用のグローブを用意するといいでしょう。
夏は気温が高くなり汗をかきやすいため、通気性の良い指先部分の生地がないグローブがおすすめです。
また、インナーグローブと呼ばれる、薄手で操作性に優れたグローブを単体で着用するのもいいでしょう。
冬は気温が低くなり、場所によっては降雪の可能性もあります。
冬の登山時は、保温性や防水性に優れた厚手のグローブを選びましょう。
機能性で選ぶ
登山グローブは機能性で選ぶことも重要です。
グローブの機能にはどのようなものがあるのか気になりますよね。
タイプ別のグローブを5つにまとめました。
- インナーグローブ
- オーバーグローブ
- フィンガーレスグローブ
- レイングローブ
- インサレーショングローブ
インナーグローブは薄手のものが多く、季節によっては単体でも使用できます。
細かな作業もグローブを外さずに行えるのがメリットです。
寒さを感じたり、雨が降り出したら防水グローブと併用して使います。
オーバーグローブは手袋を重ね付けしたさいに、最も外側に装着するグローブのことです。
防水性や防風性があり、5本指タイプやミトンタイプなどがあります。
フィンガーレスグローブは指先部分の生地がないグローブです。
指先が出ているので、スマホの操作や細かな作業のしやすさが魅力。
防寒・防風性能は劣るので、夏場や暖かいシーズンでの使用に適しています。
レイングローブはその名のとおり、防水性に優れているグローブのことです。
冬場は防寒用のグローブとしても活用できるので、ひとつ用意しておくと重宝します。
防水性に加えてグローブ内のムレを軽減してくれる、「防水透湿性」にすぐれたタイプもあります。
インサレーショングローブは内側に中綿の入った防寒性に優れたグローブです。
注意点は、他のグローブと重ね付けできないことと、厚手なので細かな作業には向きません。
雪山など冬の登山を快適に楽しみたい方には必須のアイテムです。
スマホ対応のものを選ぶ
スマホ操作特化型のグローブも便利でおすすめです。
グローブを外さなくてもスマホを操作できるので、肌寒い冬場の登山ではとくに重宝します。
例えば、指先の寒さを感じずに山のキレイな景色をスマホで撮ったり、GPS機能を使ったりすることができます。
グローブを購入するさいは、「タッチパネル操作対応」かどうかもチェックしましょう。
登山グローブおすすめ8選【夏用】
今回はワークマンなどの夏用登山グローブを8つ紹介します。
下記に紹介するグローブは、値段も手頃なものが多いのでおすすめです。
匠の手 ウレタン背抜き手袋
参照:ワークマン公式
サイズ:S、M、L、LL
カラー:グレー
素材:ナイロン、ポリウレタン
ワークマンから発売されている、税込99円というハイコスパの手袋です。
手のひら部分はコーティングによってスベリ止め効果が高く、耐寒性にも優れています。
通気性が良くてムレにくいので、夏の登山時に使用するのがおすすめです。
フリックタッチグローブ
参照:ワークマン公式
サイズ:S、M、L
カラー:ネイビー
素材:ナイロン・スパンデックス、PPU(合成ゴム)
ワークマンから発売されている、税込299円のお手頃価格なグローブです。
手のひら部分のすべてがタッチパネル対応なので、手袋を外さなくてもスマホを操作できるのが魅力。
グリップ力もしっかりとあるので、登山やトレッキングで十分に活用できるでしょう。
エクストラガードフィット グローブ
参照:ワークマン公式
サイズ:M、L、LL
カラー:ブラック、ターコイズ
素材:ナイロン、ポリウレタン
収縮性の高い特殊な生地でつくられたフィット感の良いグローブです。
色はブラックとターコイズの2色から選べ、アウトドアや街なかでの使用もおすすめ。
素早くグローブを取り外せる、面ファスナー付きで脱着も便利です。
クッショングローブ
参照:ワークマン公式
サイズ:M、L、LL
カラー:グレー、オレンジ
素材:ポリエステル、ポリウレタン、合成皮革
衝撃を吸収するクッション性に優れたグローブです。
手の甲の部分はタオル地になっており、汗を拭くことが可能。
汗をかきやすい夏場の登山時に便利です。
また、手首の面ファスナーでフィット感を調節できるのもグッドポイント。
WIC.クール ライトフィンガーレスグローブ
参照:モンベル公式
サイズ:S、M、L
Women’s カラー:ブラック(BK)、ピンク(CAMEL)、グレー(SHAD)
Men’s カラー:ブラック(BK)、ブルー(IKBL)、グレー(SHAD)
素材:ウイックロン®クール[ポリエステル]
抜群の通気性と、汗をかいても乾きやすい素材で作られており、とても涼しく快適な着用感です。
指先部分の生地がないグローブなので、細かな作業が行いやすくなっています。
春・夏のハイキングや日常での日焼け対策に最適なグローブです。
クールグローブ
サイズ:S、M、L、XL
Women’s カラー:ブラック(BK)、ターコイズ(LTTQ)、ライトグレー(SV)
Men’s カラー:ブラック(BK)、ブルー(IKBL)、グレー(SHAD)
素材:ウイックロン®クール[ポリエステル] 、合成皮革
通気性もとても良く、汗をかいても乾きやすい素材で作られており、夏の炎天下でも快適なグローブです。
手のひら部分には優れたグリップ力を備える合成皮革を使用しています。
光触媒効果による消臭機能を備えているのも魅力です。
サンダーパス グローブ
参照:モンベル公式
サイズ:S、M、L、XL
Women’s カラー:グレー(GY)、レッド(TOMT)
Men’s カラー:グレー(GY)、ネイビー(IND)
素材:ドライテック®3レイヤー [表:50デニール・ナイロン・リップストップ]、合成皮革
優れた防風性と透湿性を実現した防滴仕様のグローブです。
指先にもフィットしやすい縫い方を採用するなど、着け心地のよさにこだわっています。
薄手のグローブと重ね付けすれば、オーバーグローブとしても使用可能。
ドライテック レイングローブ
参照:モンベル公式
サイズ:XS、S、M、L、XL(男女兼用)
カラー:ブラック(BK)、ネイビー(IND)、アイボリー(IV)
素材:ドライテック®3レイヤー[表:50デニール・ナイロン・リップストップ]、合成皮革
薄手のグローブと組み合わせることで、オールシーズン使用できる防水グローブ。
高い防水性にくわえて、着用中したままスマホ操作できるのが魅力です。
片手で袖口の絞り具合を調節できる「ワンハンドアジャスター」機能を搭載しています。
登山グローブおすすめ8選【冬用】
冬用グローブは種類も多くて、選ぶのが大変ですよね。
保温性はもちろん大切ですが、機能性にも優れたグローブを8つ紹介します。
ザマックスタフ&ディフェンス天然ゴム背抜き手袋
参照:ワークマン公式
サイズ:M、L、LL
カラー:クロモク
素材:ポリエステル、天然ゴム
柔軟性、耐寒性に優れており、最大の魅力は税込299円の値段の安さです。
引き裂きや引っかきにもある程度つよく、すべり止めを必要とする作業にもおすすめ。
登山以外のアウトドアシーンや日常の作業でも活躍してくれるでしょう。
パンダグリップ
参照:ワークマン公式
サイズ:S、M、L、LL
カラー:ホワイト×ブラック
素材:ポリエステル、合成皮革、人工皮革
グリップ力がしっかりしており、手のひらと指先部分に高性能なすべり止め素材が使われています。
すべりやすいものを掴むときに安心して使用できるのが魅力ですが、パンダ柄のデザインで面白いですね。
お子さん用にもいいかもしれません。
忍SHINOBIレンジャー クレスト甲メリヤス手袋
参照:ワークマン公式
サイズ:S、M、L、LL
カラー:ブラック
素材:ポリエステル、牛本革、人工皮革
手のひらは牛本革を使用しているので、使い込むほどに柔らかく手に馴染むグローブ。
タッチパネル対応なので、寒い季節でもグローブを着用したままスマホ操作できます。
耐摩耗性に優れているので、長く安心して使用できるでしょう。
メリノウール グローブ タッチ
参照:モンベル公式
サイズ:S、M、L(男女兼用)
カラー:ラック(BK)、ワインレッド(GARN)、ブルー(RBL)
素材:ウール67%+ポリエステル26%+アクリル4%+ポリウレタン3%
高い保温性を持つ、滑らかな肌触りのウールを使用した薄手のグローブ。
フィット感もいいので、グローブを重ね付けするさいのインナーグローブとしてもおすすめです。
グローブを着用中でも、そのままスマホ操作可能。
クリマプラス200 ミトン
参照:モンベル公式
サイズ:XS、S、M、L、XL (男女兼用)
カラー:グレー(HCH)、ネイビー(MIBL)、アイボリー(OTML)
素材:クリマプラス®200[ポリエステル]
保温性の高い中厚手のフリース素材で作られており、ストレッチ性に優れたミトンタイプのグローブ。
グローブを外さなくても指先だけを出すことができるため、細かな作業ができるので便利です。
速乾性や通気性に優れているので、蒸れにくく快適に使用できます。
クリマバリアグローブ
参照:モンベル公式
サイズ:S、M、L、XL
Women’s カラー:ブラック(BK)、アイボリー(IV)
Men’s カラー:ブラック(BK)、ブルーグリーン(DKTL)
素材:クリマバリア®[ポリエステル]
高い防風性と保温性を兼ね備えたグローブです。
表地にははっ水加工が施されているので、スキーなどのウィンタースポーツでも活躍してくれるでしょう。
グローブを装着したままスマホ操作も可能で、登山以外でも日常の幅広いシーンで使いやすいです。
パウダー ライトグローブ
サイズ:S、M、L、XL
Women’s カラー:ブラック(BK)、アイボリー(IV)
Men’s カラー:ブラック(BK)、ネイビー(NV)
素材:アウターシェル:75デニール・ポリエステル 、デュラグリップ®、インサート:防水透湿インサート
優れた防水透湿性を備えた防水グローブです。
裏地は暖かく、心地よい肌触りの特別な素材のフリース生地で作られているのも魅力です。
単体でも使用できますが、薄手のグローブと重ね付けすれば、スキーなどのアウトドアでも使えます。
アルパイングローブ
サイズ:S、M、L、XL
Women’s カラー:ブラック(BK)、ライトグレー(LGY)
Men’s カラー:ブラック(BK)、ネイビー(NV)
素材:70デニール・ストレッチ・ナイロン・ツイル 、75デニール・ポリエステル 、やぎ革[はっ水加工・ウォッシャブル加工]、インサート:ゴアテックスインサート、裏地:スーパーメリノウール[ウール85%+ポリエステル15%] 中綿:エクセロフト®
防水透湿性の高い、ゴアテックス素材を採用した防水グローブです。
中綿やウール素材にもこだわっている厚手のグローブで、降雪時の登山でも安心して使えます。
摩耗が激しい部分から縫い目をなくし、指先部分には強度に優れたやぎ皮が施されるなど、細部にこだわって作られたグローブです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
登山グローブと一口にいっても、季節や山の標高などによって使い分けが必要です。
今回の記事では、ワークマンとモンベルのグローブに焦点を当てて紹介しました。
種類が多くて決められないという悩みがある方に、この記事がお役に立てれば幸いです。
お気に入りのグローブを見つけて、安全に登山を楽しんでくださいね!