着火剤の代わりとなるアイテム20選!【火起こしをもっと簡単に】
着火剤と言えば、キャンプやバーベキューに欠かすことのできないアイテムです。
しかし、いざバーベキューという時になって「着火剤が無い!」という事もありますよね。
こちらの記事ではそんな時に役立つ、着火剤の代わりになる物をご紹介します。
身近な物から自然で手に入る物まで幅広くご紹介しますので、ぜひお役立てください。
着火剤がない場合はどうする?
これからバーベキュー、という時になって着火剤が無いことに気が付くのはキャンプ初心者から上級者まで多くの人にとってのアウトドアあるあるです。
近くのお店まで着火剤を買いに行くのも1つの方法ですが、着火剤の代わりになる物を知っておけばその場で代用することもできます。
着火剤の役割を果たす代用品15選
割り箸
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バーベキューにおいて、非常に高い確率で持っている道具が割り箸です。
木で作られた割り箸は、着火剤の代わりとして使用できます。
特に一膳ずつ紙の袋に入った箸であれば、紙に着火してから割り箸に火を移していくとスムーズに火が大きくなるためおすすめです。
麻紐
サバイバルを行う人や、登山家には定番の着火剤が麻紐です。
縒ってある紐をほぐし、より細いふわふわした紐の状態にすれば非常に簡単に火が点きます。
簡単に火が点く一方で短時間で火が消えてしまうため、麻紐のみで薪や炭に火を移すことは難しいでしょう。
割り箸など、他のアイテムとの併用をおすすめします。
新聞紙
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新聞紙も、食材や包丁などの調理器具を包むなど、バーベキューの際に持っている事の多い代用品です。
新聞紙が乾いていれば非常に簡単に火が点きます。
少しづつちぎって丸めたものをキャンプファイヤーのやぐらのように組み合わせると、空気の通り道ができ燃えやすいのでおすすめです。
ただ、燃えかすは風で飛ばされやすいため周りの人に迷惑がかからないよう気を付けましょう。
キッチンペーパー&食用オイル
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調理用にキッチンペーパーを持っていた場合、食用オイルと組み合わせると非常に便利な着火剤となります。
使い方は非常に簡単で、適度なサイズにちぎって丸めたキッチンペーパーに食用オイルをしみ込ませて着火するだけです。
着火のしやすさも火の消えにくさも併せ持つ、素晴らしい着火剤の代わりとなります。
段ボール
身近な道具の中では、段ボールもまた着火剤の代わりとして優秀です。
乾いていれば簡単に火が点きますし、大きめにカットした段ボールに火が点けば大きな炎となります。
まずは小さくちぎった段ボールに着火し、そこから少しずつ大きな段ボールに火を移していく方法がおすすめです。
牛乳パック
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意外かもしれませんが、水気を切った牛乳パックも着火剤の代わりとしておすすめです。
牛乳パックの内側の面は、パラフィンワックスでコーティングされているため非常によく燃えます。
使い捨てのまな板としても使用できるので、バーベキューやキャンプの際に持っておけば重宝する事間違いなしです。
ガムテープ
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テントやその他のアウトドア用品の補修用として、キャンプで持っているケースが多い代用品がガムテープです。
粘着部分が特に燃えやすく、優しく丸めて使えば立派な着火剤となります。
一方で火が長持ちしなかったり、燃焼の際のにおいが気になったりといった所が難点です。
みかんの皮
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シーンは限られますが、乾燥させておけばみかんの皮も実は着火剤の代わりになります。
連泊などで1日目に食べたみかんの皮を乾燥させ、2日目に着火剤の代わりとして使えば着火剤もゴミも減らせて一石二鳥です。
柑橘類の香りは虫よけにもなるため、みかんの皮とアウトドアとの相性は良いと言えます。
ポテトチップス
食べるためのものなので燃やすのは気が引けますが、緊急時にはポテトチップスも着火剤の代わりとして使えます。
ポテトチップスに限らず、脂質を多く含むスナック菓子であれば代用可能です。
薄い形状のものの方がより燃えます。
小枝や葉っぱ
現地で調達できる着火剤として手頃なのが小枝や葉っぱです。
キャンプ場であればほぼ間違いなく手に入りますね。
着火しやすいのは乾燥した小枝や葉っぱで、パキッと音を立てて折れれば乾燥した状態です。
逆に湿っている場合はしなるばかりで中々折れません。
生きている木を折るのはマナー違反であるうえ水分が多く着火しにくいので、乾いた場所に落ちている小枝や葉っぱを探しましょう。
松ぼっくり
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キャンパーの間で有名な着火剤の代用品が松ぼっくりです。
油を多く含み、着火してすぐに大きな炎ができます。
着火剤の代わりとして使えるのは乾燥してカサの開いた松ぼっくりです。
カサの閉じた松ぼっくりは湿っているので使用を見送りましょう。
また松ぼっくりから出た煤はバーベキューコンロなどにこびりつきやすいので、気になる場合は別の代用品を探す方がおすすめです。
杉の葉
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杉の葉も着火剤の代わりとして有名です。こちらも乾いたものを選ぶ必要があります。
手に持った時にちょっとした風でも飛ばされそうなくらい軽いものが乾燥した葉で、重量を感じるようであれば湿っている葉です。
短時間で燃え尽きてしまうため、ある程度の量を集めてから着火するようにしましょう。
白樺の樹皮
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白樺の樹皮も着火剤の代わりにする事ができます。こちらも天然の着火剤として有名ですね。
寒冷地でも成長できる白樺は寒さに耐えられるよう幹の外側に樹脂が集まるため、樹皮には着火しやすい特徴があります。
さらに樹皮は殺菌作用も持つため、はがれた皮は分解されにくく地面に残っている場合が多いです。
生きている木から皮を取る行為は勿論マナー違反。地面に落ちているものを採取するにとどめておきましょう。
フェザースティック
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着火剤が無いけど薪はある、といった状況ではフェザースティックを作るのも方法のひとつです。
ナイフなどを用いて薪の端の方を薄く削っていき、鳥の羽のような状態にします。
薄く削った部分には着火しやすいため、まずはそこへ着火。そこから薪本体へと徐々に火が移っていきます。
エコココロゴス
サイズ:7.5×3.5cm
重量:150g
着火剤が不要な炭という便利なアイテムも販売されています。LOGOS(ロゴス)のエコココロゴスという商品は、マッチなどから直接着火できる炭です。
着火後は数十分ほど持つため、単体での使用は勿論、他の炭へ火を移すことも十分に可能です。
手作りの着火剤を用意しよう
ワセリンコットン
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【作り方】
①ワセリンを湯煎で溶かす
②溶かしたワセリンにコットンボールを浸す
③コットンボールを取り出し冷ます
ワセリンコットンは、シンプルな手順で作れる手作りの着火剤です。
材料はワセリンとコットンボールの2つだけで、準備もシンプルな着火剤と言えます。
着火のし易さ・火の燃焼時間の両方とも優れており、市販の着火剤に引けを取らない性能です。
更に1つ1つが小さいため携行性も良く、あらゆるキャンプ・バーベキューにもって行けます。
紙薪
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【作り方】
①新聞紙をちぎり、水を入れたバケツなどに入れ濡らす
②手で掬った新聞紙をラップの芯などの筒に当てながら絞りくっつける
③芯を抜き取り、乾燥させる
こちらの紙薪は警視庁警備部災害対策課のTwitterアカウントでも紹介されている、信頼性の高い手作り着火剤です。
単に新聞紙を燃やしただけであれば燃え尽きるのも早いですが、ひと手間加えた紙薪であれば着火しやすさも燃焼時間も十分な性能になります。
材料は新聞紙だけなので非常に軽く、保存も効くためキャンプやバーベキュー、災害時など活躍するシーンは非常に幅広いです。
炭布(チャークロス)
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【作り方】
①蓋のあるスチール缶に木綿布を詰め込む
②ペグや太い釘などで蓋に穴をあける
③缶ごと焚き火に入れ、煙が出なくなるまで加熱する
④ペグや釘で蓋の穴に栓をし、缶を焚き火から取り出す
⑤十分に冷めたら缶から取り出す
焚き火を用いて作る、アウトドア感の強い本格的な燃料がこちらの炭布(チャークロス)です。
正体は炭化した綿の布であり、ちょっとした火で着火し長い時間燃焼します。
炭布は炎を上げるような燃え方ではなく、炭同様にじんわりと赤くなりながら熱を放つような燃え方をします。
もし炎を上げたいのであれば、着火した炭布の周りに別の燃料を置いておく方法がおすすめです。
まとめ
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バーベキューに必須ともいえるアイテムの着火剤ですが、忘れてしまってもわざわざ買いに行く必要はありません。
持ち物の中や自然の中、あらゆる所に着火剤の代わりは眠っているのです。
また今回ご紹介した着火剤の代わりになる物は、単体でなくそれぞれを組み合わせて使う事もできます。
着火剤を忘れてしまった時にはぜひこちらの記事を思い出し、代わりになるものでバーベキューを楽しんでくださいね。