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手斧の読み方【ちょうな?ておの?】

手斧の読み方【ちょうな?ておの?】

手斧は、大工道具やキャンプ道具として知られる、手で持つ斧です。
ではこの手斧は「ちょうな」と読むのでしょうか?それとも「ておの」と読むのでしょうか?
この記事では読み方だけでなく、手斧の歴史や使われ方についても解説します。

手斧の読み方

手斧は「ちょうな」とも、「ておの」ともどちらで読んでも正しいです。
ただ、一般的には手斧=ちょうなという読み方が多いようです。

手斧は訓読みでておのと読むことが簡単にできますが、
ちょうなと読むのは、難しいですよね。あらかじめちょうなと読むことを知っていないと読むことができないかと思います。
(手をちょう、斧をなとは読みませんよね。)

こういう熟語を、熟字訓と呼び、手斧という熟語単位でちょうなという訓読みを与えたものです。
他にも有名なものに五月雨(さみだれ)、一昨日(おととい)などがあります。

手斧(ちょうな、ておの)とは?

ハスクバーナの手斧

出典:ハスクバーナ(husqvarna)公式手斧ページ

手斧とは、読んで字のごとく手で持つことができる斧のことです。

大工道具としての手斧(ちょうな、ておの)

日本では古くから、大工道具として用いられ林業に役立ってきました。
しかし、上の画像のような形とは少し異なり、以下の画像のような形だったようです。

手斧かつてのイメージ

出典:大工道具の話

使い方としては木を荒削りするのに使われたり、
かつてノコギリがなかった頃には、手斧で木々を割り裂いた後に、カンナで平らに仕上げていたようです。

しかし、最近では大工道具としての手斧を見ることは少なくなり、先程の画像のようなキャンプ用の手斧(ハンドアックス)として見るようになりました。

キャンプ道具としての手斧(ちょうな、ておの)

キャンプでの使い方は、焚き火の焚きつけ用の細い薪を作るために、太い薪を割る用途で手斧が使われます。
様々なサイズの手斧がありますが、多くは30-40cmくらいで片手で使えるようなサイズです。

また柄の部分が木製のものだけでなく、滑りにくいようにゴム製になっている手斧も多くあります。
(木製の柄の手斧は滑りにくい手袋をして使うことが多いです。)

キャンプ用の手斧(ハンドアックス)の使い方やおすすめは以下の記事をどうぞ!

ちょうなは、釿・錛と表記されることもある

大工道具としてのちょうなは、釿・錛と表記されることもあり、手斧と書くときと同じ道具を指します。
また、訛ってチョンナと発音されることもあります。

【まとめ】手斧の読み方【ちょうな?ておの?】

手斧は「ちょうな」「ておの」のどちらも正解でした。
是非この機会に学んで、手斧について話す際は自信を持って話せるようにしましょう。

 
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