キャンプ靴の選び方とおすすめ17選【スニーカーとの違いも解説】
キャンプにどんな靴を履いていっていますか?
普通のスニーカーやサンダルを履いている人も多いのではないでしょうか。
たしかに、綺麗に整備されたキャンプ場でキャンプをするなら普通のスニーカーやサンダルで十分です。
しかし、山の中のキャンプ場や自然が多く残されたキャンプ場でキャンプをしたり、野営をしたりするとなると、アウトドア用のキャンプ靴が必要になってきます。
そこで今回は、キャンプに適した靴の選び方とおすすめ商品をご紹介します。
長年キャンプをやっていると、靴の重要性を日に日に感じます。
私の経験も活かしながら、まずは「なぜキャンプ靴が必要なのか」からご説明していきます。
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なぜキャンプ靴が必要なのか
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普通のスニーカーやサンダルで済むなら便利ですよね。
芝生などが整備されたキャンプ場であればそれで全く問題ありません。
ですが、もっとステップアップしたくなったときが問題です。
どのような点が問題となるのかを見ていきましょう。
防水性
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普通のスニーカーの最大のネックは防水性です。
突然の雨などにより足が濡れると本当に辛く、一気に気持ちが沈みます。
焚き火ですぐに乾くかと思いきや、内側はなかなか乾いてくれません。
ですが、アウトドア用の靴は防水性に優れているため、靴の中が濡れることはなく、突然雨が降っても安心です。
ちなみにサンダルは濡れるのが前提なので、防水性は問題になりません。
汚れ
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キャンプをしていて靴が汚れないことはほとんどありません。
普段履いているスニーカーをキャンプに履いていくのはやめた方がいいでしょう。
サンダルは足自体が汚れてしまうので防汚性がありません。
キャンプ専用のスニーカーを買うなら気にする必要はありませんが、だったら高機能のアウトドア用の靴を買った方が得です。
安全性
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言わずもがなですが、サンダルは安全性に欠けます。
虫に刺されたり、石や草木で怪我をしたりするなど、肌が露出していることによるリスクは大きいです。
普通のスニーカーに関しても、街で履く平らなソールのものだと、特に濡れた岩場や木の根っこで滑るリスクが高まります。
キャンプ場までのアプローチが長い場合は要注意です。
アウトドア用の靴はソールが固くしっかりした作りになっており、グリップ力にも優れています。
結論
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普通のスニーカーとサンダルを併用すれば、コストを抑えられますし、上記の問題点は概ね解決します。
しかし、安全性に関しては少々不安が残るため、綺麗に整備されたキャンプ場以外で使うことはリスクになりえます。
アウトドア用シューズはすべての問題点をクリアしているため、1足持っているだけで十分であり、ひいてはコストと荷物の削減につながります。
高い買い物に感じるかもしれませんが、得られる利益は非常に大きく、払った金額以上の働きをしてくれます。
キャンプ靴の選び方
キャンプ靴は種類で選ぶ
アウトドアシューズには、履き口の高さによって大きく2種類に分けられます。
それぞれの特徴をつかんで、自分に合っているものはどちらなのかを判断してください。
ローカットシューズ
普通のスニーカーのように履き口がくるぶしの下にくるのがローカットシューズです。
足首が自由で重量も軽いので、非常に履き心地に優れています。
また、脱ぎ履きがしやすいことも特徴で、キャンプにぴったりだといえます。
一方で、険しい道などでは足首が固定されていないことはリスクになります。
また、履き口の高さが低いので、水辺などでは靴の中に水が入る可能性があります。
ハイカットシューズ
履き口が足首の上にあるため、足首が固定されます。
それにより、長い距離を歩いても疲れにくくなるので、アプローチの長いキャンプ場を使うときに重宝します。
また、履き口が高いことで、水や小石が靴の中に入りにくくなっています。
ファッション性が高いデザインのものも多いです。
しかし、脱ぎ履きがしにくいという欠点もあります。
キャンプ靴は防水性で選ぶ
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キャンプ用の靴に防水性は必須です。
特におすすめしたいのがゴアテックスを使用した靴です。
ゴアテックスは防水機能と透湿機能を両立させた素材なので、防水するだけでなく蒸れも防いでくれます。
アプローチが短いのであればゴアテックスは必要ないと思いますが、防水性能があるかどうかは必ずチェックしてください。
キャンプ靴のおすすめ17選
ローカットシューズ
MERRELL(メレル) ジャングルモック2.0
サイズ展開:メンズ25.0~30.0cm、レディース22.5~25.0cm
MERRELL(メレル)はキャンプや野外フェス等でよく履かれています。
その中でもこのジャングルモック2.0は、履き心地に優れているため人気を集めています。
とにかく脱ぎ履きがしやすいのでキャンプに最適です。
また、ビブラムソールを採用しており、グリップ性が非常に高くて安全です。
MERRELL(メレル) ジャングルモックゴアテックス
サイズ展開:メンズ25.0~30.0cm
ジャングルモックシリーズにゴアテックスが使用されたモデルです。
ゴアテックスによって蒸れにくくなった結果、履き心地がさらに増しています。
ただ、こちらはビブラムソールではないので注意してください。
MERRELL(メレル) カメレオン8ストーム
サイズ展開:メンズ25.0~30.0cm、レディース22.5~25.0cm
カメレオンシリーズも履いている人をよく見かけます。
ゴアテックスとビブラムソールを搭載しているため、防水透湿とグリップ力を両立させています。
また、カラーバリエーションが豊富なのも人気の一因です。
その中でも最新モデルのカメレオン8ストームは、グリップ力が増しているため非常に評判が高いです。
トレッキングにも向いているので、1足持っておいて損はないでしょう。
MERRELL(メレル) モアブ2ゴアテックス
サイズ展開:メンズ25.0~30.0cm、レディース22.5~25.0cm
モアブシリーズもゴアテックスとビブラムソールを採用しています。
しかもカメレオンシリーズより安いので手が届きやすくなっています。
無駄な部分をとにかくカットしているので軽く、長時間履いていても疲れません。
初めてのアウトドアシューズにおすすめです。
KEEN(キーン) ジャスパー
サイズ展開:メンズ25.0~30.0cm、レディース22.5~25.0cm
老若男女誰でも履きこなせるキャンプ靴です。
スエード素材なので、靴磨きをしていくことで色の深みが増し、愛着も増していきます。
カラーバリエーションが豊富で、普段履きとしても使えます。
THE NORTH FACE(ノースフェイス) ベロシティニットゴアテックス
サイズ展開:23.0~30.0cm
ニット素材なのにゴアテックス搭載、しかもビブラムソールという高機能なアウトドアシューズです。
履き口が柔らかく、脱ぎ履きのしやすさはトップクラスです。
デザインもカジュアルなので、タウンユースにも向いています。
一方で、MERRELL(メレル)の靴と比べると履き心地は少々劣ります。
Teva(テバ) アローウッドエボウォータープルーフ
サイズ展開:25.0~30.0cm
一風変わったデザインが目を引くキャンプ靴です。
ゴアテックスではありませんが、防水透湿素材を使っているため、突然雨が降っても安心です。
ニューバランス ウォーキングシューズ ゴアテックス
サイズ展開:24.0~29.0cm
防水性に優れ、雨やレジャーで濡れても全く問題なし!
デザイン的にもおしゃれなので、普段使いもできます。
ウォーキングシューズのため、最適な重心運びが出来るように配置されたソールで、疲れにくい構造になっています。
MoonStar(ムーンスター) スリッポン
サイズ展開:24.5~28.0cm
靴紐がないスリッポンタイプのスニーカー。
足に非常にフィットするため、履き心地が最高です!
保温性も高いので、秋から冬にかけて活躍するでしょう。
ハイカットシューズ
Danner(ダナー) マウンテンライト
サイズ展開:メンズ24.5~29.0cm、レディース22.5~25.0cm
ハイカットシューズの定番と言えばDanner(ダナー)のマウンテンライトです。
発売から40年近く経っても色あせず、今なおマウンテンライトのファンは非常に多いです。
ゴアテックスなので雨が降っても履き心地は快適です。
高価ですが、ソールを交換すれば一生履き続けられます。
ワンランク上のキャンプ靴を使いたいという方におすすめです。
Danner(ダナー) ダナーライト
サイズ展開:メンズ25.0~28.5cm、レディース22.0~25.0cm
ダナーライトは世界で初めてゴアテックスが使われたブーツとして有名です。
靴底にはビブラムソールが採用されており、滑りやすい場所でもしっかり足元を支えてくれます。
ソールが固くて丈夫なので、探検家の高橋大輔さんも長年愛用しています。
本格的なキャンプをやっていきたい方にぴったりです。
STAR TRADING(スタートレーディング) 防水シューズ
サイズ展開:23.0~28.0cm
聞いたことがないブランドだと思いますが、ワークマンで売られている防水シューズとして有名です。
圧倒的なコスパでキャンパーや釣り人から注目を集めています。
完全防水でデザインもおしゃれ。店舗で買うと価格は1500円。
安くていいものを探している方にはダントツでおすすめしたいキャンプ靴です。
MERRELL(メレル) モアブ2ミッドゴアテックス
サイズ展開:メンズ25.0~30.0cm、レディース22.5~25.0cm
先ほどご紹介したモアブシリーズのシューズです。
MERRELL(メレル)のシューズはどれも履き心地が良いのが魅力です。
ローシューズのモデルよりも履き口が高くなっているため、足首の安定性が増し、水も入りにくくなっています。
本格的なキャンプを志向する方には、ローシューズよりもこちらのモデルがおすすめです。
KEEN(キーン) ピレニーズ
サイズ展開:メンズ25.0~30.0cm、レディース22.5~25.5cm
歴史を感じさせるようなデザインが特徴的です。
オールレザーですが比較的軽量で、そこまで負担になりません。
また、ゴアテックスではないですが防水透湿素材を使っています。
「ダナーライトほど高いのは無理だけど、ちゃんとしたキャンプ靴がほしい」という方にはおあつらえ向きな価格と品質だと思います。
L.L.Bean(エルエルビーン) ビーンブーツ
サイズ展開:メンズ25.0~27.0cm、レディース23.0~25.0cm
下部にゴムが使われており、水にめっぽう強いです。
デザインもおしゃれで、実際に街で長靴代わりに履いている人を見かけたことがあります。
日頃のメンテナンスを欠かさなければ長持ちし、使い込んでいくうちに足に馴染んできます。
caravan(キャラバン) トレッキングシューズ ゴアテックス
サイズ展開:22.5~30.0cm
軽量のため、足が疲れにくいトレッキングシューズです。
まるで長靴のような防水性を持っており、3日間雨の中歩いても全く濡れません。
ALBATRE(アルバートル) トレッキングシューズ
サイズ展開:22.5~28.5cm
コスパで選ぶならこの靴でしょう。
値段の割に軽量でフィット感も高く、履き心地がいいです。
透湿性も高く、完全防水ではないですが防水性もあります。
まとめ
キャンプ靴についての理解は深まったでしょうか?
良いキャンプ靴は、快適で豊かなキャンプライフを支えてくれます。
防水性能を第一に考え、お財布と相談しながら最高の1足を選んでください。
冬キャンプにぴったりの防寒靴については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
ワークマン(workman)の靴については、こちらの記事がおすすめです。