【おしゃれキャンパー必見】ベルテントでおしゃれにキャンプを楽しもう
グランピング施設でよく見かけるベルテント、おしゃれな見た目で特別感も感じられますよね。でも見た目だけよくてファミリーキャンプには向かないんじゃないかと思っていませんか?
この記事はベルテントが持っている性能や、高級感だけじゃない数ある魅力をじっくりお伝えする内容となっています。もちろん家族向けのおすすめのベルテントも紹介していますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
ベルテントって?
ベルテントとはサイドウォール(壁面)を持ったワンポールテントのことです。見た目どおりベルの形をした形状は北半球で使われた伝統的なテントを模していて、モンゴルのゲル(移動式住居)を彷彿とさせます。
グランピングブームと共に注目されだしたベルテント、設営は簡単で広い室内や季節を問わず使える点など魅力は盛り沢山です。多数のキャンパーが憧れてやまない最上級のおしゃれ感漂う素敵なテントとなります。
ベルテントの魅力5選
たくさんあるベルテントの魅力を5つに分けてご紹介、そのひとつひとつをくわしく解説していきますね。
漂う高級感
参照:Amazon
ベルテントに高級感を感じる理由は広いスペースを贅沢に使えることやコットン生地が生むシンプルな風合いと洗練された雰囲気などによります。
ホテルの客室で使用するような大型のインテリアや絨毯などを使用しラグジュアリーな空間を作ることも可能です。グランピング施設によく採用されているイメージが、さらに高級感を上積みすることにつながっています。
グランピングに最適
グランピングに必要な要素として豪華で快適な居住性を維持しつつアウトドア感覚を味わえること、通気性がよく四季を通じて宿泊を楽しめることなどが考えられます。
そのほかにも冷暖房器具や家具を設置しやすい、人の出入りがしやすいなどの条件が必要でそれらを満たすベルテントはグランピングにうってつけの宿泊施設となるのです。
レイアウトが自由
円錐の形と立ち上がったサイドウォールのおかげで通常のテントに見られる壁際のデッドスペースがなく、広い空間を最大限に生かすレイアウトが可能です。
テントの種類によってはフロアマットも自由にアレンジすることができ、日本人になじみのある土間スタイルも簡単に再現できます。入り口が大きいので大型の家具も搬入でき通常のテントでは不可能なレイアウトもOKです。
オールシーズン対応
ベルテントの素材に多いコットン、ポリコットンは丈夫かつ通気性に優れています。ポリコットンはポリエステルとコットンの混紡素材で、ほかにT/C表記のものがあります。
T/Cはポリコットンと同じ混紡素材でTはテトロン(ポリエステルの商標)となります。
コットンやポリコットンだと結露もしにくいので温度差が激しい季節でも安心してキャンプができ、夏は涼しく冬は暖かい室内でオールシーズンキャンプを楽しむことが可能です。
コットン素材なら中で薪ストーブも使えちゃう
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天井が高くコットン素材のベルテントは薪ストーブと相性がよいのでベンチレーション(通気口)や煙突用の穴が標準装備されているものが多くあります。
薪ストーブを正しく設置して利用すれば冬でも暖かく快適に過ごせます。コットン素材が熱に強いために薪ストーブが使用できるのですが、換気を十分に行い一酸化炭素中毒に気を付けることが大事です。
ベルテントの気になる点
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すべての性能がよいテントはなかなか存在しません。ベルテントにも次のように気になる点がいくつかありますので注意しておいてください。
雨対策をしないと後片付けが大変
ベルテントの素材であるコットンやポリコットンは水に弱いという側面も持ちます。水を吸収したコットンは膨張するため雨漏りなどの心配はありませんが、重量がかなりのものになります。
使用後には早急にテントを乾かす必要があり、雨対策としてフライシートに防水性のあるテントを選んだり市販の撥水剤などを使ってできるだけ水をはじくようなメンテナンスを行うことです。
後片付けからは離れますがベルテントの出入口にはキャノピー(ひさし)がありません。レイアウト次第では雨が降ると移動の際や置いている荷物が濡れることになりますので、できればタープとのセットがおすすめです。
最悪かびが生える
水をはじかず吸収してしまうコットン生地は乾きづらいため、そのままにしておくとカビが生えてしまいます。
使用後はしっかり乾燥させることを心がける必要があり、場合によってはクリーニングでプロの手にお願いすることもありでしょう。
高い
高いイメージのベルテントですが、同じくらいの大きさのワンポールテントと比べるとやはり倍くらいのお値段になることが多いです。2ルームテントと比べると同価格帯ぐらいか少し高くなる傾向となります。
とはいえお求めやすいリーズナブルな値段のベルテントもありますし、魅力的な機能を考えると納得の価格設定といえるのではないでしょうか。
ペグが多い
ベルテントの仕様から通常のテントと比べてペグの本数は多くなってしまいます。テントのサイズが大きいものはペグが30本近くにもなり、仮打ちなどを含めると結構な数になりますね。
ですがペグを打ち込む本数が多い代わりにそれ以外の手順が他のテントと比べて少ないです。したがって総合的に設営の難度は低くなっていますので初心者にも安心して設営できます。
おすすめのベルテント7選
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ここからは家族4人程度でゆったりくつろげるベルテントを7つご紹介していきます。いずれも人気テントのため購入が難しい状態ですが、かなりおすすめです。
Nordisk(ノルディスク)アスガルド12.6
使用時サイズ:400×375×250(高さ)cm
収納時サイズ:37×114cm、20×78cm(フロア)
素材:65%ポリエステル、35%コットン ポリ塩化ビニール(フロア)
重量:16kg、8.2kg(フロア)
シロクママークで有名なデンマークの老舗ブランド「ノルディスク」が手掛けるハイクラスのベルテントです。素材はコットンの風合いを生かしつつ耐水性も高めたポリエステルとの混合素材で多少の雨も安心です。
このサイズは大人6人対応ですので4人家族なら広々ゆったり使用可能、中央の高さは2.5mで背の高い大人でもかがむ必要がありません。フロアマットは別売りとなっていますのでご注意ください。
ogawa(オガワ)グロッケ12 T/C
使用時サイズ:405×265×270(高さ)cm
収納時サイズ:80×35×33cm
素材:T/C、ポリエステル210d(フライ) ポリエステル210d(グランドシート)
重量:14.7kg
T/C(テクニカルコットン)を素材とした優れた通気性とテント下部にあるベンチレーターメッシュパネルにより風通しのよい快適な居住性を実現しています。
特徴的なツートーンカラーのブラウン部分はポリエステル素材のため汚れも目立たないうえ、軽くふき取ることができお手入れ簡単です。五角形のためペグの本数が少ないのもメリットですね。
ROBENS(ローベンス)クロンダイク
使用時サイズ:390×400×270(高さ)cm
収納時サイズ:80×27cm
素材:ハイドロテックス ポリコットン (65%ポリエステル/35%コットン)
重量:16.1kg
ローベンスが独自開発したというハイドロテックス ポリコットンは通気性と耐久性に優れた素材となります。テント上部に煙突ポート(直径16cm)が標準装備されているので薪ストーブを使ってみたい方にもおすすめです。
風速168kmの耐久テストにも合格する構造は広い室内空間と相まってかなりの安心感を与えてくれます。フロアシートも付属しているのでお得感のあるテントとなります。
canvascamp(キャンバスキャンプ)シブレー400 プロテック
使用時サイズ:390×400×270(高さ)cm
収納時サイズ:80×27cm
素材:ハイドロテックス ポリコットン (65%ポリエステル/35%コットン)
重量:16.1kg
サイドウォールは巻き上げ可能、360度壁部分に採用されたメッシュドアを使えば虫の侵入を気にせずフル解放が可能です。完全防水のグラウンドシートは端に立ち上がりが施してあり水の侵入を少しも許しません。
耐水性、防カビ性、UV耐性を処理したコットン生地は丈夫で通気性も優秀です。
薪ストーブ使用時の煙突出口はモジュールストーブジャック(別売り)を使ってさまざまな形状に対応可能、最高峰のプロテックシリーズならどんな環境でも快適に過ごせます。
NEUTRAL OUTDOOR (ニュートラルアウトドア)GEテント4.0
使用時サイズ:直径400×250(高さ)cm
収納時サイズ:直径24x91cm
素材:ポリエステル68Dリップストップ PUコーティング
重量:10kg
テント生地にポリエステルを採用しているため、乾燥が早くお手入れが楽です。開閉式のメッシュ窓と天井のベンチレーションでテント内の空気循環を促進します。
メッシュ窓上部にはひさしがあるので少しの雨なら入り込む心配もありません。別売りのインナーテントを使用すれば土間を作るレイアウトも可能。
ほかのベルテントに比べて重量も軽く、見た目のゴージャス感はそのままにお求めやすい金額になっているのがおすすめポイントです。
DOD(ディーオーディー) タケノコテント2 タン
出典:amazon.co.jp
使用時サイズ:直径450×280(高さ)cm
収納時サイズ:36×36x79cm
素材:ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%、UVカット加工)
重量:23.5kg
屋根部分にポリコットン、壁部分にはポリエステルを使用して結露対策と軽量化を両立しています。全方向に大型のメッシュ窓を配置し風が吹き抜ける爽快感と出入りの自由さを確保しました。
天井とサイドのベンチレーターは内側から楽に開閉可能で、フロア部分は土間にするスペースを自由自在と便利機能も充実しています。
サイドポールを使用するので壁際の圧迫感がさらに少なく6×6mの最小スペースで設営可能なベルテントです。
CHUMS(チャムス) ブービーハウス
使用時サイズ:400×400×260(高さ)cm
素材:68Dポリエステルリップストップ(フライ)
重量:9.2kg
素材に軽量で丈夫なポリエステルを使用しているので使用後のメンテナンスが楽なベルテントです。今回紹介する中で最軽量、ベルテントの中でもトップクラスの軽さも注目ポイントとなります。
ベルテントの快適性を生かすため天井と側面部にベンチレーションを装備、最大収容人数6人のリーズナブルなテントとなります。
そして最も気になる点は見た目ですよね、ほかにはないカラフルな色で個性を出したい方におすすめです。
まとめ
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ワンポールとサイドウォールにより感じられる室内の解放感とレイアウト自由な居住性は想像以上でベルテントならではのもの。キャンパー憧れの薪ストーブも使用可能、オールシーズン対応とベルテントは魅力満載です。
あなたも自分のスタイルに合ったベルテントを使って、高級感あふれる素敵なキャンプ時間を過ごしてみませんか?