カートンドッグ!楽しい!美味しい!キャンプ飯を作ってみよう
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キャンプ場でちょっと遅くまで飲んだ次の日、早朝からガッツリ火を起こしての朝食作りはしんどいこともありますよね。
そこで、子供でもチャッカマンですぐに火つけができる、乾いた牛乳パックを使った簡単お手軽おいしい料理「カートンドック」の作り方と、牛乳パック燃料によるカスタム料理を紹介します。
カートンドッグとは?
牛乳パックを燃料として作るホットドッグ。
アウトドア料理なのに炭や薪、ガス等を一切使わずにできるアイデア料理です。
準備は基本的にパンに具をはさむだけ。
火をつけるとき以外は危険が少ないので、小さな子どもと一緒に楽しく簡単かつ安全に準備できるのが一番のメリットです。
火をつけたら揺らめく炎を眺めて、牛乳パックが燃え尽きるまでスローな時間を楽しみましょう。
カートンドッグに必要な材料・道具
- 必要な材料 -
◆ホットドッグ用パン・ロールパン
◆ウィンナー
◆キャベツ
◆ケチャップ
◆マスタード(粒マスタードで風味UP)
◆チーズ(とろけると良い)
◆玉ねぎ(レッドオニオンならおしゃれ度アップ)
◆トマト
- 必要な道具 -
◆BBQコンロ or 焚き火台
◆乾いた切り開いていない牛乳パック
◆アルミホイル
◆軍手・皮手袋・トング(火傷対策に)
カートンドッグの作り方
出典:GIFMAGAZINE
1:具材を切る
基本的なパン、ウインナー以外は何があってもなくてもOK。
おすすめはトマトとオニオンスライス。
ホットトマトがジューシィに、玉ねぎは火を入れることで甘みが引き立ちます。
葉野菜は火を通すことを考えるとキャベツがベターです。レタスより常温で日持ちしますし、他のアウトドア料理に使いまわしやすいです。
出典:Louis Hansel @shotsoflouis on Unsplash
2:パンに切れ目をいれる
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二つに切断されてしまわない程度に大きめの切り込みを入れます。
具材が多くなりがちなので、しっかり開くように切れ目は大きめ。
どうせアルミホイルに包んで牛乳パックに入れるのでパッカリ開いていても問題ありません。
3:具材をはさむ
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葉野菜ととろけるチーズを奥に、そのあとオニオン・トマト・ウィンナーの順で。
特にチーズは溶けるとアルミホイルにくっついてしまうので、ホイルに触らないよう奥にセットしましょう。
市販のウィンナーは基本的にボイル・燻煙されていますが、生ソーセージという火が入っていない状態のものも販売されています。
生ソーセージを牛乳パック燃料で調理する際は火入れが不十分になる可能性がありますので注意してください。
4:アルミホイルで包む
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アルミホイルに穴やすき間があると焦げてしまいますので、ゆるく2重に巻きます。
ゆるく巻くことで空気の層ができて、パンも野菜もふんわり蒸し焼きになります。
きつく巻くとべっとりしてしまうので注意!
お子さんと一緒に作る際は、包みにすき間がないか確認してあげてください。
5:牛乳パックに入れる
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アルミホイルで包んだホットドックのもとを牛乳パックに入れます。
ロールパンのように小さいものは2つ入れてもOK。
この時、牛乳パックがしっかり乾いているか確認してください。
乾燥が足りないと、焼き上がる前に火が消えてしまします。
6:パックを斜めに立てかけて火をつける
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斜めに立てかけることで満遍なく熱が伝わり、しっかり口を開くことで火が消えにくくなります。
牛乳パックの内側はポリエチレンでコーティングされているため、ゆっくり燃え尽きていきます。
どうしても火が消えてしまう場合はパックの下側に切り込みを入れることで煙突効果により気流が生まれ、火が消えにくくなります。
唯一、火を扱う工程ですのでお子さんとの作業は十分お気を付けください。
あとは燃え尽きて火が消えるまでしばしのコーヒーブレイクです。
7:お好みの調味料でトッピング
出典:pixabay
牛乳パックが燃え尽きて火が消えたら、アルミホイルを開いてケチャップ・粒マスタード等でトッピングします。
焼きあがりは当然高温となっていますので、皮グローブやトングを使用して注意してください。
火傷でせっかくの楽しいキャンプを台無しにしないで下さいね。
さあ、まだ寝ているみんなを起こして美味しい朝食を楽しみましょう。
8:いろんな工夫ができそうですよ
以上がカートンドックの基本的な作り方です。
しかし、牛乳パックがゆっくり燃えるのを利用して、アレンジ次第で簡単朝食メニューのレパートリーはまだまだ増やせそうです。
ホットドック用のパンだけでなく食パンでももちろんできます。
溶き卵・砂糖・牛乳を混ぜたものを食パンに沁みこませて作るフレンチトーストは絶品です。
トルティーヤ生地を使ってブリトー、タコスも作れます。
自宅でアルミホイルに包んでから持っていけば、最強の手間なし簡単朝食になります。
まとめ
出典: Phil Coffman on Unsplash
かつてのキャンプは不便を楽しむものであり、コレができないのなら行くべきでないという意見もありました。
しかし、現在のキャンプ事情はグランピングであったり、高規格キャンプ場も数多く開業しており、不便を楽しむキャンパーも、快適に大自然を満喫したいキャンパーも一緒に楽しめる環境です。
おしゃれで簡単なキャンプ道具も多くありますし、お金をかけなくても世界中のキャンパーの素晴らしいアイデアがインターネット上にはゴロゴロ転がっています。
ちょっとの工夫でキャンプライフをもっと充実させていきましょう。