
焚き火の必須テクニック「バトニング」を解説!コツや注意点、おすすめナイフ10選を紹介
「バトニング」をご存知でしょうか?キャンプで美しい焚き火をつくるには、薪割りが欠かせません。
その中でも「バトニング」は、キャンパーならぜひ覚えておきたいテクニックです。今回は、「バトニング」について特集します。
キャンパーは必ず覚えたい技術「バトニング」

バトニングとは、ナイフの背を木の棒(バトン)で叩いて薪を割る技術のこと。キャンプ初心者の方は、聞いたことがないかもしれません。
バトニングは、斧やノコギリを使わずとも、手軽に細い薪や焚き付けを作れるのが魅力。そのため、キャンパーとしては必ず覚えたい技術と言われています。
特に、雨で湿った薪の表面を割って中の乾いた部分を取り出すと、火がつきやすくなります。初心者でも安全に扱えるように、ぜひ正しい姿勢とナイフの選び方を身につけておきましょう。
バトニングのやり方とコツ
ここでは、バトニングのやり方とコツを以下の項目に分けてご紹介します。
- 薪を安定させられる平らな場所で薪を固定
- 刃の当て方
- バトンで叩き薪を割る
- 焚火に必要な薪の量と太さについて
薪を安定させられる平らな場所で薪を固定

まずは、安全に作業できる安定した地面を選びましょう。石の上や不安定な場所だと、ナイフが滑ってケガの原因になります。 薪を立てるときは、平らな切り株や硬い地面の上に置き、しっかりと安定させるのがコツです。
刃の当て方

ナイフの刃を薪の割りたい部分にまっすぐ当てます。斜めに入れると刃が食い込みづらく、まっすぐに割れません。 刃を薪の中心にしっかり押し当て、できるだけ垂直に入れることを意識してください。
バトンで叩き薪を割る

次に、もう一本の木の棒(バトン)を使って、ナイフの背をコンコンと叩きます。 力任せに叩くよりも、リズミカルに一定の力で叩く方がスムーズに割れるので、試してみてください。
刃が半分ほど入ったら、今度は刃先側を軽く叩き、薪全体を裂くように進めましょう。
焚火に必要な薪の量と太さについて

バトニングで割る薪は、親指〜腕の太さくらいが目安。焚き付け用の細い薪と、火持ちを良くする太めの薪をバランスよく用意します。
1〜2時間の焚き火なら、直径3〜5cmの薪を10本ほど、太めの薪を5本ほど準備しておくと安心です。
バトニングにおすすめのナイフ10選
ここからは、バトニングにおすすめのナイフをご紹介します。初心者にもおすすめのアイテムを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
MOSSY OAK アウトドアナイフ シースナイフ
・全長:22cm
・素材:ハンドル・グラスファイバー、ブレード・高炭素ステンレス鋼
握りやすさを重視したい方には、こちらのナイフがおすすめです。人間工学に基づいて設計されているため、手に馴染みやすく滑りにくいのが特徴。
耐久性もあるため、ハードに使いたい方にも最適。切れ味がよく、ストレスなく使えます。専用収納袋つきなので、持ち運び時にも安心です。リーズナブルな価格なのも魅力。
バトニングナイフ 薪割りナイフ
・全長:23.2cm
・素材:ハンドル・木材、ブレード・ステンレス鋼
ハンドルが木材で作られているのが特徴の、こちらのバトニングナイフ。本格派の方にもおすすめで、バトニングや料理など幅広いシーンで活躍します。
切れ味抜群で、持続もするため、長く愛用できるでしょう。ナイフケースがついていて、持ち運びにも安心。国内規格のブランドのため、品質を重視したい方にも最適です。
AWESOME’S ナイフ
・全長:27.5cm
・素材:ハンドル・木材、ブレード・ステンレス5CR-15鋼
耐久性を重視したい方には、こちらの商品が最適です。丈夫で重厚感があり、長く愛用できます。厚みがあるため、使い心地や安定感も抜群。バトニングのほか、調理にも使えます。
無骨なデザインに仕上がっているため、見た目にこだわりたい方にも人気です。研ぐとさらに切れ味がよくなるため、適度にお手入れして使用してください。
SWISS+TECH シースナイフ アウトドアナイフ
・全長:26.6cm
・素材:ハンドル・木材、ブレード・ステンレス鋼
SWISS+TECHは1994年にアメリカで誕生したブランド。小型工具で発展しましたが、こちらのナイフや釣り具など、アウトドアで活躍するアイテムも豊富。
技術力があるため、品質を重視したい方は、ぜひチェックしてください。こちらのナイフは、安定感抜群で切れ味もいいため、多くの人に愛用されています。
モーラナイフ コンパニオン ヘビーデューティー
・全長:22.4cm
・素材:ハンドル・TPEラバー、ブレード・ステンレス鋼
バトニングナイフを探している方は、ぜひ一度モーラナイフをチェックしてください。モーラナイフはスウェーデンの老舗ナイフブランドです。スウェーデンはアウトドア大国でもあるため、品質はばっちり。
また、デザイン性にも優れているのが特徴です。こちらの商品も、シンプルでスタイリッシュなのが魅力。コストパフォーマンスにも優れているため、最初の1本としても最適です。
Irai Utaki サバイバルナイフ
・全長:34cm
・素材:ハンドル・ウェンジウッド、ブレード・合金鋼
Irai Utakiはナイフや包丁など刃物を開発・販売しているブランドです。スタイリッシュなデザインや品質の高さに定評があり、多くのキャンパーに愛用されています。
こちらの商品はバトニング以外にもガーデニングやハンティングなど、幅広いシーンを想定して作られているのが特徴。重量があるため、叩く・割る・削るなどの作業も安定感があります。
Wolfgangs シースナイフ アウトドアナイフ
・全長:23.5cm
・素材:ハンドル・グラスファイバー、ブレード・合金鋼
Wolfgangsはドイツのメーカーです。近年ヨーロッパで人気が高くなっており、日本ではAmazonや楽天などで購入可能。ヨーロッパ製の本格的なアウトドアナイフで、切れ味や強度は抜群。
バトニングにも最適で、初心者にも扱いやすい設計です。折りたたみ可能なので、持ち運び時に場所をとらないのも魅力。両利き用なので、複数人で使用する際にも最適です。
モーラナイフ コンパニオン ステンレス
・全長:21.9cm
・素材:ハンドル・TPEラバー、ブレード・ステンレス鋼
初心者にもおすすめなのが、こちらのモーラナイフの商品。最大の特徴は、カラーバリエーションが豊富なこと。ナイフは通常、ブラックやブラウンなどのカラーがほとんど。
こちらはオレンジやグリーンなど自然に馴染むおしゃれなカラーがそろっています。コンパクトで手に馴染むため、女性のキャンパーにも愛用されています。
高儀(Takagi)KANUCHI OUTDOORフルタングナイフ
・全長:11cm
・素材:ハンドル・合板、ブレード・ステンレス刃物鋼SUS420
日本製のバトニングナイフを探している方は、こちらの商品をチェックしてください。高儀は新潟県三条市にあるメーカー。
建築用工具やDIY用品、ガーデニング用品、アウトドアグッズなど幅広い商品を開発・販売しています。確かな技術と丁寧な作りで、高い評価を得ています。こちらのナイフは、防災用としてもおすすめ。
キャプテンスタッグ アウトドアナイフ
・全長:11.5cm
・素材:ハンドル・ポリプロピレン、天然木、ブレード・ステンレス鋼
キャプテンスタッグは、新潟県三条市にある日本の老舗アウトドアメーカーです。高品質でシンプルなデザインが評価を受けており、キャンパーなら一度は手にしたいブランド。
こちらの商品は、日本人の手に合った設計で、コンパクトなので女性にも安心。ハンドル部分は天然木が使われていて、ナチュラルさも感じられるのが魅力です。
まとめ

バトニングは、焚き火を自在に操るための基本テクニックです。正しい姿勢と安全なナイフを選べば、初心者でも安心して実践できます。
ぜひ記事を参考にして、お気に入りのナイフを見つけて、火起こしの準備をもっと楽しくしてみましょう。












