キャンプでも活躍する機能性の高いマウンテンパーカーは、今やキャンプのみならずファッションの定番アイテムとして街でも着ている人をたくさん見かけますよね。薄手でライトなものから防寒着として使えるハードなものまで、そのデザインも様々です。
今回は街着としてもアウトドアウェアとしても万能なマウンテンパーカーについて、おすすめウェアなどはもちろん、購入前に押さえておきたい、今さら聞けないマウンテンパーカーの基本的な情報もご紹介します！紹介するウェアは何枚持っていてもよさそうな手軽な価格帯のものから、本格的なアウトドアシーンでも使える本格的なものまで揃えました。新作ウェアもありますので、マウンテンパーカーにこだわりを持っている方も必見ですよ。
マウンテンパーカーってどんな服？
そもそも、キャンプやアウトドアで着るウェアは種類が多すぎて、マウンテンパーカーがどんな服なのか明確に知らずして着ている方も多いかと思います。「キャンプに行ったら色んな人が着ていたから」「デザインが気に入ったから」「安かったから」などの理由で購入するのももちろん良いですが、せっかくの機能性の高いマウンテンパーカーですので、その本来の性能を知っていた方がお得ですよね。
マウンテンパーカーはフードが付いているジャケットのことで、主に登山やキャンプなど野外で着用することを目的として作られているアウタージャケットになります。名前にもあるように「山で着用するもの」として、登山での寒暖差や突然の雨にも耐えられるような高い機能性が特徴ですので、その使い勝手の良さがキャンプなどの登山以外のアウトドアでも注目されました。今ではもっとライトに日常で羽織れるウェアにもなりましたね。
かなりざっくりとはしていますが、マウンテンパーカーのイメージとしてはフードが付いていて、アウトドアでも着られるアウタージャケットだと思っておいてください。
マウンテンパーカーの特徴
マウンテンパーカーがどんな服かなんとなくイメージがついたところで、具体的な特徴をお伝えしますね。
・アウトドアシーンを意識した機能性
先ほどお伝えした通り、マウンテンパーカーはアウトドアに適した性能があるジャケットです。登山などの過酷な状況下でも快適に着用できることを第一に考えられているので、保温性や速乾性、気温の変化や雨や風などの天候の変化に対応できるような機能が備得られています。例えば袖口にはマジックテープがついていて、着る人の身体にフィットするようになっていたり、ドローコードなどでサイズ調整が可能になっています。温度調整ができるようにと、脇下などにファスナーが付いているものもあります。
もちろん、そのような過酷な状況下に対応する高機能なマウンテンパーカーはとても高額になってきます。人の命を守るという点で考えると当然ですが…日常では使わない機能もありますよね。今ではもっと気軽に、ファッションの一部として楽しめるようなライトなマウンテンパーカーもたくさんあります。お値段はグッと安くなりますが、防水や撥水加工といった機能が備わっているものもたくさんありますので、ご自身のライフスタイル、キャンプスタイルに合わせてたくさんの機能面からぴったりなウェアを選んでくださいね。
・街でも着られるデザイン性
出典：geostyle_offixial_instagram
山でも着られるウェアですから、生地が固くてごわつく着心地や、派手なデザインに着膨れしているかのような形かと思ってしまいますが、実際にはそんなことはありませんよ。街でも着られるような落ち着いた色味のものはもちろん、とてもスリムでスタイリッシュに着こなせるおしゃれなデザインが多くあるのもマウンテンパーカーの特徴です。デザイン性を高めつつ、機能面では防水、撥水加工が施されていて突然の雨にも対応できますし、キャンプで少し肌寒くなりそうな場合はコンパクトに畳んでザックに入れておけるなど使い勝手のいいウェアになっています。どんなコーディネートに合いそうな落ち着いた色味以外にも、マウンテンパーカー特有の明るい色味をあえてコーディネートの差し色として使っている人も多くいますね。
最近ではたくさんのマウンテンパーカーがアウトドアブランド以外でも出ていますし、ファッションアイテムの1つとして何枚か購入し、着回しを楽しむこともできますよ。
金額別、おすすめマウンテンパーカー10選
ここからは、キャンプでも使える機能性もファッション性も高いマウンテンパーカーを厳選してご紹介します！金額別にご紹介しますので、予算と照らし合わせながらお気に入りのウェアを探してみてください。人気のウェアもありますので、品切れ前にゲットしましょう！
【～2万円前後で購入したい！】
➀王道アウトドアブランド 「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス) ベンチャージャケット」
●サイズ：S、M、L、XL、XXL (メンズ) S、M、L、XL(レディース)
●重量：約195g
●素材：ナイロン100％
レインウェアとしても使用を考えるなら、アウトドアの王道ブランドであるTHE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)のベンチャージャケットがおすすめです。防水透湿性のある素材を使っているのにとても肌触りが良く、着心地も抜群です。約195gととても軽くコンパクトにも収納できるので、天候が少し心配な朝にサッとザックに入れておくと安心できますね。ベーシックなデザインなのでどんなスタイルにも合わせやすいですよ。
②8色から選べる 「patagonia (パタゴニア) トレントシェルジャケット」
●サイズ：XS、S、M、L、XL、XXL (メンズ)
●重量：約128～182g
●素材：リサイクルナイロン100%
patagonia (パタゴニア)の定番ジャケットである、トレントシェルジャケットもキャンプや日常使いに1枚持っておきたいマウンテンパーカーです。お値段が手頃ですが防水性、透湿性、携行性に優れていて、少し肌寒いときに軽く羽織ることが出来ますよ。定番ジャケットですがカラーバリエーションが8色と豊富なので、人とかぶりづらいカラーを選んでみても良いですね。
③ポップなデザイン 「CHUMS(チャムス) キャンピング パーカー」
●サイズ：S、M、L、XL (メンズ) M、L(レディース)
●重量：-
●素材：コットン63% ポリエステル37％
名前の通り、キャンプにぴったりなマウンテンパーカーです。コットンとナイロンの良いとこ取りの生地、60/40クロスを使用しているので通気性や着心地が良いのに、キャンプの定番焚き火の時にも安心して着られる難燃性も兼ね備えています。20-21モデルも発売されていて、CHUMS(チャムス)らしいポップなデザインはキャンプ気分を盛り上げてくれますよ。明るめのカラーと手ごろな価格が魅力のマウンテンパーカーなので、親子やパートナーとお揃いコーデを楽しんでも良いですね。
④登山もするなら1枚は欲しい 「karrimor(カリマー) ヴェイパーフーディー」
●サイズ：S、M、L (ユニセックス)
●重量：約110g
●素材：PERTEX®EQUILIBRIUM（120D Nylon 100%）
こちらのヴェイパーフーディーは登山でも使える本格的なマウンテンパーカーです。軽量性に優れたPERTEX®EQUILIBRIUMを使用し、使い心地を考えた数々のギミックを搭載しながらも約110gという驚きの軽量さを実現していますよ。
ウェアのパターンは人間工学に基づいて考えられ、無駄のない可動域となっていてとても動きやすく、裾部分にはドローコードが付いているのでより身体にフィットするよう調整できるようになっています。すっきりとした胴回りやヘルメットの装着を想定したフードのデザインは、登山をする人なら1枚は持っておきたいマウンテンパーカーですね。
【～4万円前後で購入したい！】
➀高級感漂うデザイン 「NORRONA(ノローナ) スヴァルバール ライトウェイト ジャケット」
●サイズ：S、M、L、XL (メンズ) XS、S、M、L (レディース)
●重量：約392g(メンズ) 約330g(レディース)
●素材：69% リサイクルナイロン、31% ナイロン
北欧らしいおしゃれなデザインとビビットなカラーが人気のノルウェーのブランド、NORRONA(ノローナ)。こちらのマウンテンパーカーはリサイクルナイロンを使用していますが、ナイロン特有のテカリなどがなく、少し高級感の漂うデザインとなっています。キャンプコーデを引き締める、大人なデザインですね。軽量で着心地もよく、たくさん動くキャンプでもストレスのないマウンテンパーカーです。落ち着いたカラーなので街着として使えるのも嬉しいですね。
フードや袖口のフィット感をドローコードで調整できたり、フロントジッパーが2重になっていてベンチレーション機能を搭載していたりと機能面も充実したウェアとなっています。
②マルチに活躍する1枚 「ARC’TERYX (アークテリクス) パッカブル フルジップ ジャケット」
●サイズ：S、M、L (メンズ)
●重量：-
●素材：ナイロン100％
世界最高峰のアウトドアウェアと名高いARC’TERYX (アークテリクス)、アウトドアウェアで1枚は持ってみたい憧れのブランドですよね。無駄がそぎ落とされたディテールはとても美しく、1枚羽織るだけで全体をカッコよく決めてくれるマウンテンパーカーです。
もちろん機能面も無駄がありません。軽量かつ防水、透湿、防風性で着心地もよく、間接に沿ったパターンで動きを邪魔しない作りとなっています。パッカブル機能も搭載しているので、持ち運びにも最適ですよ。シンプルでスタイリッシュなデザインですので、キャンプなどのアウトドアだけでなく街でもおしゃれに着られる1枚です。
③素材の使い分けで快適に 「and wander(アンドワンダー) トレックジャケット2」
●サイズ：2、3、4 (メンズ) 00、0(レディース)
●重量：約460g
●素材：ナイロン 88% ポリウレタン 12%
and wander(アンドワンダー)のトレックジャケット2は、ごわつきの気になるハードなマウンテンパーカーと違い、柔らかい素材でとても着心地が良いと好評です。そのしなやかさの秘密は脇下のマチやフード部分にジャージ素材を使用していることです。ジャージ素材を使うことで蒸れも少なく、ウェアの擦れる音や雨音が減少し、快適な着心地をキープできるようになっています。ジャージ素材を使っていますが防水加工はしっかり施されていますし、背面の着丈が少し長めに作られているので、キャンプ中によくある前かがみの作業時でも腰回りが濡れませんよ。
④徹底された防水加工 「Outdoor Research(アウトドアリサーチ) フォーレイジャケット」
●サイズ：S、M、L (メンズ)
●重量：約449g
●素材：ポリエステル100%
Outdoor Research(アウトドアリサーチ)のマウンテンパーカーはシンプルなデザインですが、長時間着ていても快適な着心地の良さを実現させるための工夫が詰め込まれていますよ。例えば、生地に使われているゴアテックスパックライトは、防風性、防水透湿性の高さを保ちつつ、軽量化も図れる優秀な素材です。そのため、しっかりとした作りであるにもかかわらず、重さが約449ｇと軽量になっています。軽量だと長時間着ていてもストレスがありませんね。その他にもシームレス加工とアクアガードジッパーの採用により、防水対策もばっちり考えられています。
キャンプでも普段の生活でも、雨で楽しい気分を台無しにされたくないという方にはおすすめのマウンテンパーカーですよ。
【6万円以下で購入したい！】
➀人とは少し違うおしゃれを楽しむ 「F/CE.®(エフシーイー) イーベント クルーザージャケット」
参照：WEAR
●サイズ：M、L (メンズ)
●重量：-
●素材：ナイロン
色々なブランドとのコラボウェアなどで、おしゃれ好きから高い支持を集めるF/CE.®(エフシーイー)。こちらのクルーザージャケットはキャンプでも街着でも、他の人とは少し違ったマウンテンパーカーでおしゃれにコーディネートをきめたい方におすすめです。
余裕のある少しゆったりとしたシルエットですが、透湿性に定評のあるeVentという素材を生地に使っているため着心地は良く、厚めでしっかりとしたナイロン生地でできたこちらのウェアは3シーズン通して長く着られますよ。
背面にデザインされたナイロン素材のグログランや、どこか懐かしさのある白ステッチなど細かい部分にも小技が利いていて、おしゃれすぎるマウンテンパーカーとなっています。
②デザイン性も機能性も優秀 「KLATTERMUSEN(クレッタルムーセン) アルグロン2.0ジャケット」
●サイズ：S、M (メンズ)
●重量：約624g
●素材：3L Cutan 148g/m2 バイオマスバランスナイロン 50% ナイロン50%
スウェーデンのアウトドアブランド、KLATTERMUSEN(クレッタルムーセン)の定番モデルであるこちらのマウンテンパーカーは、細身でスタイリッシュなフォルムに斜めのフロントジッパーが、他のマウンテンパーカーとのデザインの違いを印象付けるデザインになっていますね。
生地表面の擦れる音がしないほど柔らかな作りとなっているので、着心地の良さも抜群ですよ。普段使いでサラッと着ても良いですし、アクティブに動きたい日でも考えられた身体にフィットするディテールで、ストレスを感じることなく長時間快適に着られます。
まとめ
どれを購入するか悩んでしまいそうなほど、とにかく種類の多いマウンテンパーカー。機能面はもちろん大切なことですが、一番重要なのは、気に入って長く着続けられるかどうかです！少し高額でもお気に入りの1枚を購入するもよし、お手頃な価格帯で着回し用に何着か買うのもよし、自分にぴったりのマウンテンパーカーを羽織れば、いつものキャンプもより気分が盛り上がること間違いなし。
ぜひ、お気に入りのマウンテンパーカーを見つけてくださいね！
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