登山中に汗びっしょり！汗対策の登山用インナーと臭いを防ぐ便利グッズをご紹介！

登山をしていると、大量の汗でインナーがびっしょりしたという経験をした人も多いでしょう。登山中の大量の汗は、不快感や嫌な臭いの原因になる場合も少なくありません。
この記事では、なぜ登山中に汗がびしょびしょになるのか、どのような対策ができるのかを解説します。登山中の汗をどうにかしたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

登山中に汗がびしょびしょになる原因

登山中の汗は、肌にべたつき、体を冷やし、嫌な臭いの原因になります。なぜ登山で汗がびしょびしょになってしまうのか、次の３つの原因を紹介します。

• オーバーペースで歩いている
• 厚着しすぎている
• 汗をかきやすい体質

それぞれを詳しく見ていきましょう。

オーバーペースで歩いている

登山中に汗がびしょびしょになる原因の1つは、オーバーペースで歩いていることが挙げられます。
登山では自分のペースが分からなかったり、他の登山者と競争心を抱いてしまい、普段よりも速く歩く人が少なくありません。

普段よりも速い速度で歩くと、体は普段よりも熱を生産します。体内の熱を放散するために、体はより多くの汗をかくようになります。

無理せず、自分の体力に合わせたペースで登ることを意識してみましょう。

厚着しすぎている

登山中の厚着が、汗を引き起こすケースもあります。登山中に厚着しすぎると、発汗による熱の放出をできなくなります。

例えばフリースやダウンジャケットを余分に着ていると、熱がこもり過ぎて汗びっしょりになるのです。登山中は防寒着で体を冷やさないよう注意が必要ですが、汗がこもらないように着脱しやすい服装を選ぶことをおすすめします。

汗をかきやすい体質

普段から汗をかきやすい体質の人は、登山中も汗がびしょびしょになることが多いです。汗をかきやすい人は基礎代謝が高く、運動中に大量の汗をかきやすい傾向にあります。

登山は全身を使う長時間運動であり、汗をかきやすい活動です。普段から汗をかきやすい人は、登山での汗対策を入念に行うようにしましょう。

登山中の汗の対策方法

ここからは、登山中の汗の対策方法を３つ紹介します。

• メッシュ素材の服を着る
• 歩行ペースを一定に保つ
• 深呼吸をする

登山中に汗をかきやすい人や快適に登山したい人は、参考にしてみてください。

メッシュ素材の服を着る

おすすめの汗対策の1つ目は、メッシュ素材の服を着ることです。メッシュ素材は通気性が高く、汗を素早く蒸発してくれます。

例えば、綿素材のインナーは汗を吸収しやすいが乾きにくいため、登山中にすぐに重くなり、体が冷えやすくなります。一方でメッシュ素材のインナーは水分を外に逃がしてくれるため、汗がびしょびしょになる心配はいりません。

登山用の服を選ぶ際は、メッシュ素材のものを選ぶことをおすすめします。

歩行ペースを一定に保つ

おすすめの汗対策の2つ目は、歩くペースを一定に保つことです。歩行ペースが一定であると、体温調節が効率的に行われ、無駄に汗をかく機会も少なくなります。

汗が多い人は最初から無理に早歩きをせず、自分のペースで登ることを意識してみてください。自分の体力や体調に合わせてペースを調整するようにしましょう。

深呼吸をする

おすすめの汗対策の3つ目は、深呼吸をすることです。深呼吸には、交感神経の働きを抑えて、発汗を収める効果が期待できます。

登山中の急な登り坂の手前や休憩時に、深呼吸を意識的に行うと、嫌な汗を抑えられるでしょう。また「汗をかかないようにしよう」と強く思うと、交感神経が刺激されて逆効果です。

深呼吸を多めに行い、気分をリラックスして山に臨むことをおすすめします。

登山中の汗を軽減する登山用インナーおすすめ3選

ここからは、登山中の汗を軽減する登山用インナーを厳選して3つ紹介していきます。

 3Dファーストレイヤー

サイズ：SS、S、M、L、LL、3L
素材：ポリエステル、ポリプロピレン、ポリウレタン

3Dファーストレイヤーは厳しい環境下で使われることを想定した、魅力的なインナーです。外側にはポリエステル、肌面にはポリプロピレンが使われていて、吸汗性と速乾性を両立しています。大きなメッシュ編みと薄手のポリエステル生地を組み合わせた3D構造により、透ける心配が少なくなっています。

普段着ているインナーの下に身に付けると、汗が原因の冷えや不快感を抑えられるでしょう。色はクールな黒と白です。登山だけでなく、汗をかきやすい現場仕事の際にもおすすめです。

ドライナミック メッシュ

サイズ：S-M、L-XL、XXL
素材：DRYNAMIC MESH ポリプロピレン、ナイロン、ポリウレタン

ドライナミック メッシュは、年中汗の不快感から肌を守ってくれるおすすめしたい七分丈タイプのインナーです。疎水性と低熱伝導率を兼ね備えたポリプロピレンが使われているうえ、肌面に近い部分は通気性に優れたメッシュ構造になっています。その結果、肌からの汗を迅速に吸収します。

消臭糸が使われており、汗の臭いをコンプレックスに感じている人にもおすすめです。汗の冷えや臭い対策になるインナーを探している人は、一度チェックしてみてください。

コンプレッション

サイズ：M、L、XL、XXL
素材：ポリエステル、合成繊維(スパンデックス)

コンプレッションは、多機能のコンプレッションウェアです。蒸れにくく、素早く乾く素材が使われており、衣服内は爽やかに保たれ、快適な状態をキープしてくれます。運動中の汗独特の臭いも、感じにくいでしょう。

また平らな縫い目の縫製により、快適な着心地を実現しています。登山用インナー独特のゴワゴワ感が苦手な人も満足できるでしょう。コスパも優れており、汗でインナーがびちょびよになりやすい人や初心者にもおすすめです。

登山中の汗を軽減する便利グッズ3選

ここからは、登山中の汗を軽減する便利グッズを3つ紹介します。登山中の汗に悩んでいる人は、ぜひ手に取ってみてください。

汗とおる君

サイズ：横24cm×高さ43cm×厚1.8cm
素材：軟質酢酸ビニル

汗とおる君は、登山中に背中の汗が気になる人におすすめの便利グッズです。使い方は汗とおる君をリュックサックに取り付け、いつも通りに登山するだけです。

重さは100g程度で、登山中も重さが気になる心配はありません。さらに柔軟性のある素材で背中に不快感や違和感も覚えにくくなっています。汗とおる君を使うと汗で背中が冷える悩みが解消されて、より快適に過ごせるでしょう。

クールタオル

素材： ポリエステル,、ナイロン

吸水性が高く、汗をかいた後のべたべた感が気になるときに重宝する便利グッズです。水で十分に湿らせ、絞って水気を切り、振り動かすと冷たくなります。汗対策はもちろんのこと、夏場の登山の熱中症対策にも使えます。

さらに、付属のボトルに濡れたタオルを収納可能です。ボトルの蓋はフックになっており、登山用のリュックに引っ掛けて持ち運べます。

汗をかきやすい人や夏山を楽しみたい人は、持っておくと便利なアイテムです。

天然ハッカ油スプレー

サイズ：100ml

天然ハッカ油スプレーは、清涼感を覚える天然成分配合のスプレーです。さわやかな香りは、汗によるべたつきや不快な臭いをスッキリさせてくれます。気持ちをリフレッシュしたいときに、活用してみることをおすすめします。汗や暑さが、気にならなくなるでしょう。

さらに天然ハッカ油スプレーには、虫除け効果も期待できます。1つ持っていると、登山がより快適になるでしょう。

まとめ

今回は、登山中の汗について紹介しました。登山中の厚着は、汗がびしょびしょになる原因です。登山に行く前に、厚着しすぎていないのか今一度確認するとよいでしょう。

しっかりと汗対策したい人は、おすすめのインナーや便利グッズをチェックしてみてください。汗によるべたつきや臭い防止につながるでしょう。