ウェーダーのおすすめ12選!種類や選び方を知って釣りの幅を広げよう!
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「釣りシーンでウェーダーは必要?」
「自分に合うウェーダーが知りたい」
「使うときどんな点に気をつければいい?」
「ブランドや種類がたくさんでオススメが知りたい」
釣りにウェーダーを取り入れたいと考えている方の悩みや疑問を解決できる内容となっています。
ウェーダーを着用することで、石と石の間に隠れた魚などとの距離を縮めたり釣果を高めることができます。海に限らず、渓流や川などでも釣りを楽しみたいと考えている方は持っておいて損はない釣りアイテムです。
今回の記事前半では、ウェーダーの種類・具体的な選び方・使用時の注意点を踏まえながら、どのようなアイテムなのか解説。後半では、数あるブランドから、おすすめのウェーダーを紹介します。
この記事を読み終えることで、あなたに最適なウェーダーの選び方が明確になり、快適な釣りを楽しめるはずです。
ウェーダーとは?
参照:楽天市場
ウェーダーとは、水中に入っても濡れないよう設計された胴長タイプのウェアのことです。
高い防水性をもつので、水中に直接入って釣りを楽しめるのが特徴。
釣り逃して岩陰に隠れた魚を再度狙う場合や、川岸からだとギリギリ届かない場所を泳いでいる魚を釣り上げたいときに便利です。
釣り初心者にも手に取りやすい価格帯や便利な機能性を備えたモデルが多くラインナップしています。
釣りの快適性を高めるウェーダーは、釣り好きの方をはじめ、趣味で釣りをはじめたい人はぜひ用意しておきたい一点です。
ウェーダーがあると釣りの幅が広がる
釣竿やクーラーボックスなどと比べると、ウェーダーは全ての釣り人に必ず必要というわけではありません。
ただウェーダーは濡れずに水中をスムーズに移動できるので、森の中での渓流釣りやサーフフィッシングなど釣りの幅が広がります。
狙いの魚との距離を縮められるメリットもあるので、接近が難しいポイントを攻める事ができる、立ち位置のバリエーションが増えます。
ウェーダーの種類
ウェーダーには主に3つの形状があります。
それぞれの特徴・メリット・デメリットが異なるので、普段の釣りスタイルや目的の釣りスポットの水深などの状況にあわせてどのウェーダーが適しているのか確認しておきましょう。
チェストハイウェーダー
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チェストハイウェーダーは、渓流から海までさまざまな場所でウェーディングしたい人におすすめです。
胸元まで覆う長い丈が特徴で、水深が腰まで来る比較的深い場所での釣りに対応します。
波飛沫が内部に侵入するのをブロックする役割も持っているので、海釣りも楽しめるのがメリットです。
一方チェストハイウェーダーは、他のウェーダーより丈が長いため、熱気がこもり蒸れやすく、着脱が面倒なのが難点。
どのウェーダーがいいのか悩んでいる人は、チェストハイからはじめてるのがおすすめです。
ウエストハイウェーダー
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渓流やバス釣りをメインに楽しみたい方は、ウエストハイウェーダーがおすすめです。
チェストハイウェーダーとヒップウェーダーの中間的な丈感で腰あたりまで覆い、水深が太もも付近まで来る場所での釣りに対応します。
圧迫感が少なく蒸れにくいので、水中移動しやすいがメリットです。魚の数や釣り上げたい魚の移動に応じて釣りスポットを頻繁に変えたいときに適しています。
普段履いているボトムスと同じ感覚で着用できる反面、腰より上までくる水飛沫は防げないので、海風の強い日や潮の満ち引きにより水位が変動する海釣りには不向きです。
気軽に釣りを楽しみたい人はチェックしてみてください。
ヒップウェーダー
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ヒップウェーダーは、長靴のようにして履けるのが特徴で膝あたりまでの水深での釣りをする方におすすめです。
左右が独立しているので、簡単に着脱できるのがメリット。潮干狩り中に砂が誤ってなかに入ってしまった場合に、サッと脱いで靴下等に付着した砂を落とせます。
価格も手頃なモノが多いので、サブのウェーダーとしてもおすすめです。
ウェーダーの選び方
ウェーダー選びに悩む場合は、次の4点を意識して選んでみてください。
- 素材で選ぶ
- サイズ選びのポイント
- 機能性で選ぶ
- 価格で選ぶ
それぞれ解説していきます。
素材で選ぶ
ウェーダーを選ぶ際は、どんな素材が使われているかチェックしましょう。
ウェーダーに使われている素材によって、釣りの快適性を左右するためです。
ウェーダーの素材としては「ナイロン」「ネオプレーン(クロロプレン)」「防水透湿性」の3種類があげられます。
ナイロンは、価格が安いウェーダーの多くに使われている傾向があります。しっかりとした防水性がある一方で透湿性も低いのも特徴。釣りの最中に発生する湿気がこもりなかが蒸れやすいのがデメリットです。
ネオプレーン(クロロプレン)は、生地の厚みがあり保温性に優れているのがメリットです。ウェットスーツなどに使われています。冷え込むシーズンや水温の低いフィールドでの釣りに活躍します。
防水透湿素材の特徴は、防水性と透湿性に優れていることです。ムレにくく動きやすい素材なので、長時間の釣りも快適に過ごせます。
各メーカーやブランドによっては独自開発したオリジナル生地の採用や、国内有数の繊維メーカー「東レ」の透湿素材を各製品に採用している場合もあるのでチェックしてみてください。
また、ソールの素材もあわせてチェックしましょう。
例えば「フェルトソール」は、足元のグリップ力に優れており、沢登りをするような山間の渓流などさまざまなフィールドに対応します。
「フェルトスパイクソール」は、フェルトソールにスパイクピンを打ち込むことでグリップ力を向上させ、より滑りにくくなっています。濡れた岩場などの滑りやすい場所も歩きやすいです。
溝があるゴム素材の「ラジアルソール」は、凹凸の激しい場所を歩いて移動するときに便利です。
このように季節や目的によって適した素材が異なるので、どんな素材が適しているのかチェックしてみてください。
サイズ選びのポイント
ウェーダーを選ぶときは、自分に体型に合ったサイズを選ぶのが大切です。
サイズが大きすぎると、水の抵抗を受けて水中で動きにくくなってしまい、タイトすぎると足の上げ下げしにくくなります。
もし、サイズ選びに悩む場合は、膝を曲げたり屈伸したときに窮屈に感じない、すこし緩めを目安に選んでみてください。
自分の体型や動きやすいサイズのウェーダーを選びましょう。
機能性で選ぶ
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ウェーディングに集中して臨みたいときは、ウェーダーにどんな機能を搭載しているのかチェックしましょう。
例えば「立体裁断」のウェーダーは、スムーズな水中移動をサポートします。
ポケット付きのウェーダーは、緊急連絡用の携帯や仕掛などの小物を収納しておくのに便利です。
水中での釣りを楽しむウェーディングにおいては、機能性にも着目して選んでみてください。
価格で選ぶ
ウェーダーは素材や機能性によって価格帯がさまざま。自分に見合ったモノを選ぶ必要があります。
1万円以下で買えるウェーダーは釣り初心者におすすめ。
ハイエンドモデルは、高価ではありますが、防水透湿生地を採用していたり、機能性も高いので、長く使っていきたい人におすすめです。
素材や機能性と価格のバランスを考慮して、最適なウェーダーを選んでみてください。
ウェーダーを使用する際の注意点
ウェーダーは、狙い魚との距離を縮め釣り上げる確率を高めたり、釣果の向上に役立つアイテムです。
ただし、目先の成果に囚われると思わぬトラブルに遭遇することもあります。
このトピックでは安全にウェーディングを楽しむために抑えておきたいポイントを2つご紹介します。
ウェーディングの危険性
ウェーディングは、海や川のなかに立ちこんで魚を釣り上げるため、海洋生物に刺されたり、誤って転倒して流されるなど岸で釣るときよりも危険性が伴う確率が高まります。
転倒して水が胸元以上まで届くと、ウェーダーのなかに水が一気に流入してしまって、身動きが取れなくなる危険性もあります。また下流でウェーディングする場合は、前日の雨などで上流からの急激な増水で短時間に水流量が一気に増えることもあります。
ウェーディングする前日は、天気予報で雨予報等をチェックしたり、雨雲レーダーで雨が降る時間帯や強さを確認しましょう。
海でウェーディングするときは海洋生物に気をつけましょう。
特に「アカエイ」には注意が必要。アカエイの尾びれは非常に硬く、ゴム素材の長靴を簡単に貫通する力を持っています。尾びれの付け根あたりには太くて長い毒針があり、刺されると激痛が走ります。またカエシがついていて、一度刺さると毒針が抜きにくい厄介な構造です。
アカエイは常に遊泳していることはなく、砂の中に潜ってじっとしているので、存在に気づかず踏んで刺される事故が多々報告される要注意の生き物です。
クラゲは、釣り上げたときに触手がライン(釣り糸)に絡みつくことがあります。毒の有無に関わらずゼリー状のヌルヌルした物体がライン(釣り糸)に絡んでいたら無理に除去せず、新しいライン(釣り糸)や仕掛けに交換するようにしましょう。
ウェーディングする場所によって、異なる危険性が潜んでいるので、しっかりと対策をした上で釣りを楽しみましょう。
安全に楽しむための準備
ウェーディングは、危険性が伴いますが、準備をしっかり整えれば安全に楽しむことができます。
例えば、先述したアカエイには「ウェーディングスタッフ」「エイガード」といった対策ツールが用意されています。海でのウェーディングをメインに楽しみたいときはウェーダーとあわせてチェックしてみてください。
渓流釣りでは、浮力材の入った釣り用ベストやライフジャケットをセットで使うと安心です。
また最悪の事態が発生したことを想定し、海上保安庁運用指令センターへと繋がる電話番号「118」を登録しておきましょう。118は、「110」や「119」と同じ緊急電話番号に該当するので、スマートフォンのロック画面から通話できます。
何事もなくウェーディングを終了できるのが一番ですが、万一のことを想定したしっかり準備しておきましょう。
おすすめのウェーダー12選
ウェーダーの種類や選び方をもとに、おすすめのウェーダーをご紹介します。気になるモデルがあればチェックしてみてください。
ダイワ(DAIWA) タイトフィットフィッシングウェーダー(先丸)
サイズ:S・M・L・LL・3L
素材:70デニールナイロン
釣具の国内大手メーカーであるダイワのスタイリッシュデザインのウェーダーです。
ハイチェスト型で、渓流から海までさまざまなウェーディングに対応します。
生地には耐久性の高い70デニールナイロンを使用。フットワークに配慮しています。
立体裁断と高いグリップ力を発揮するソールを採用し、魚の移動にあわせてスムーズな水中移動するのに役立ちます。
ブーツはPVC一体型のショートタイプ。耐久性があり紫外線による劣化に強いので、太陽の日照りが強い日も使えます。
ダイワ(DAIWA) スーパーブレスウェーダー
サイズ:S・M・L・LL・3L
素材:ブレスアーマー
機能性に優れた快適な釣りをしたい人におすすめのウェーダー。
不快なムレを低減する4層構造防水透湿素材「ブレスアーマー」など、膝上・膝下・お尻まわりに耐久性と快適性を高める素材を採用しています。
タイトフィットな着用感ですが立体裁断で機動性を向上、ブーツはキュービックセンサーソールで屈曲性とグリップ性に優れています。地面が凸凹しているところや濡れた場所も歩きやすいです。
チェストハイは、胸元に止水ファスナー付きのポケットを搭載。スマートフォンや小物を収納するのに便利です。
マズメ(Mazume) ゲームウェーダー Ver.2 タイドマニア
サイズ:M・L・LL
素材:ナイロン
フィット感に優れたウェーダーが欲しい人におすすめのモデルです。
内側にはメッシュ生地を採用。汗をかいたときのベタつきを軽減し、直射日光があたる広けた場所でのウェーディングを快適に楽しめます。
水流の抵抗を減らすスリムデザインながら、足を曲げたり屈折したときにつっぱらないよう立体裁断になっているのもポイントです。
ブーツはフィット感を高めるため、足首を細く、甲は低めに設計。つま先のコバを斜めにカットして泥から抜きやすくするなど、細かな工夫を凝らしているのもポイントです。
KoiHouse ウェーダー チェストハイウェーダー
サイズ:25cm、26cm、28cm
素材:PVC
海でのウェーディングや、冬場の釣りにおすすめなウェーダーです。
前には防水ポケットを搭載。釣りの小道具からスマホまで収納することができます。
本モデルは裏地がニットの厚め生地で、保温性が良好です。
ウエスト部にベルトを通すことで腰に掛かる水圧を軽減。大きくとった股下、足回りを太めにして水中での動きやすさを高めています。
長さを細かく調節できるショルダーベルトや胸ベルトにより、好みのフィット感に設定できるのも魅力です。
unizom ラジアルソール チェストハイ フィッシングウェーダー
サイズ:25〜26cm、26〜27cm、27〜28cm
素材:ナイロン
Amazonのウェーダーで高評価を獲得しているモデルです。
インナーメッシュを採用しており、長時間の釣りを快適に過ごせます。ナイロンとPVCの組み合わせにより、厚みがありながら軽い仕上がりです。
調整できるサスペンダーや、チャック付きポケットなど、釣りの利便性を高める機能性も搭載しています。
ラジアルブーツは丈夫なPVCで、滑りやすい場所でも安定して歩けます。
シマノ(SIMANO) ハイパーウェーダー
サイズ:M(身長(cm):162~170、胴囲(cm): 76~ 86、股下(cm):~81)
素材:タスラン生地、PVC
タフな環境下でも高い耐久性を誇るタスラン生地を採用したウェーダーです。
内側はメッシュ素材で、汗をかいても快適なドライ感をキープします。ソールのかかと部は2重構造で、衝撃を吸収し、足への負担を軽減します。
ウエストハイなので、普段着用するボトムスのように気軽に履いて、釣りを楽しめます。
リトルプレゼンツ(LITTLE PRESENTS) N3 ウエストハイウェーダー
サイズ:XS・S・M・L・XL・XXL
素材:ナイロン
2004年の発売から、ロングベストセラーを誇るリトルプレゼンツのウェーダーです。
素材には、耐水圧10,000mm以上・透湿力4,000gと謳われる防水透湿素材の「LIPTEX-N3」を採用。渓流釣りを思いっきり楽しめます。
ブランドオリジナルの「カーブド・フロント・シーム」を取り入れ、駐車場から釣りスポットまでの移動中の生地同士の擦れによるダメージを軽減します。
プロックス(PROX) ブリザテックポリカウェダー
サイズ:3S/SS・S・M・L・LL・3L/4L・5L/6L
素材:ポリウレタン
本ウェーダーは、防水透湿機能の「ブリザテックPC加工」を採用しています。
サイズは、3S/SSから5L/6Lまで豊富な7パターンから選べるので、親子でウェーディングを楽しみたい人にもおすすめです。
内側には、クリアケースが入る程度の大きめポケットを備えています。かかる水飛沫からアイテムを守るのにも便利です。
ソールは、フェルトとラジアルの2種類から地面の形状や濡れ具合に応じて選べます。
ブルーストーム(Bluestorm) レイブンパンツカヤックモデル
サイズ:M
素材:コーデュラ500D補強、4レイヤー AQUA MAX
ブルーストーム(Bluestorm) レイブンパンツカヤックモデルは、25,000mmの耐水圧と5,000g/m/24hの透湿性を誇る「SEIREN AQUA MAX」生地、膝とお尻には耐摩耗性に優れたコーデュラ500Dを採用。本格的なウェーディングに臨めます。
デザインは2021年にリニューアルしておりスタイリッシュなシルエットに仕上げています。また、立体裁断で水中移動もしやすいのもポイントです。
シマノ(SHIMANO) ハイパーウェーダー
サイズ:SS・S・M・L・LL・3L
シマノのハイパーウェーダーは、耐久性と履いたときの快適性が特徴のモデルです。
内側のメッシュ素材はさらさらとした肌触りをキープします。採用しているタスラン生地は擦れに強く、特殊PVC素材のブーツはソール部分が2重構造で耐久性を高めています。
ヒップタイプなので、浅瀬での釣りや潮干狩りのウェーダーを探している人にもおすすめです。
プロックス(PROX) 自立ヒップウェダー
サイズ:3S/SS・S・M・L・LL・3L/4L・5L/6L
プロックスのヒップウェーダーです。
生地は張りがあり、冬場に履くロングブーツのように自立するので、使わないときはブーツスペースセーバーやブーツボックスを使って玄関などに収納が可能。
履き口が斜めカットされているのが特徴で、動きやすさを向上させています。
サイズも22cmから最大31.5cm**まで**と幅広く展開しているので、自分のサイズに合う一足を見つけてみてください。
ジェスバサロ(JES-BASARO) エアレガート ヒップウェーダー
サイズ:S・M・L・XL
素材:PVCアクティブナイロン
ジェスバサロのエアレガート ヒップウェーダーは、日本人にあわせた作りが特徴です。
股下はV字カットし、少し広めの立体裁断の作りです。股を大きく動かし易く高低差のある岩場などを歩きやすく、ゴワツキやしゃがんだときの窮屈感を軽減します。
素材には自社開発の薄く頑丈なフィルムの「アクティブナイロン」素材を採用。流れのスピードが早い渓流や、川の深みに入っても動きやすいよう工夫されています。
まとめ
ウェーダーは、快適な釣りをサポートする便利かつ重要なアイテムです。
素材・機能性・サイズのほか釣りスポットの水深や季節など、様々な要素を考慮しながら選択する必要があります。
釣り初心者も手に取りやすい価格帯のウェーダーも展開されているので、自分にぴったりのウェーダーを見つけて快適な釣りライフを送りましょう。